バイクの車検は何ccから?必要書類や費用など車検にまつわる疑問を解説!

2年に一度やってくるバイクの車検。
代行業者にお任せで意外と分からないことが多いトピックかもしれません。
そこで今回はバイク車検のよくある疑問について解説します!
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バイクは排気量何ccから車検が必要?車検の更新期間は?

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排気量が251cc以上のバイクは車検の対象となります。
また、車検の更新期間は初年度登録後は3年、以降は2年ごとに車検を受ける必要がります。

なお、250cc以下のバイクには車検はなく、普通二輪(251cc~400cc)と大型二輪(401cc~)で車検の検査項目に違いはありません。

バイク車検はいつから受けれる?

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バイク車検はいつでも受けることが出来ますが、車検有効期限の1か月以上前に受けると、前倒しした分だけ次回の有効期限が短くなってしまいます。
そのため、特別な事情がない限り車検有効期限が切れる1か月以内に受けるのが普通です。

なお、2025年4月1日から年度末の混雑緩和のため、車検有効期限の2か月前から受けれるように変更となるので覚えておきましょう。

バイク車検に必要な書類とは

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車検を代行してくれるバイクショップやナップスなどの用品店に依頼する場合、オーナーが用意する必要のある書類は下記の3つです。

・自動車検査表(車検証)
・自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責証)
・軽自動車納税証明書

また、陸運局に自分で行って車検を受ける場合(ユーザー車検)は、下記の書類も必要です。

・継続検査申請書
・定期点検整備記録簿(点検整備記録簿)
・新しい自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責証)


ユーザー車検は費用を抑えることができますが、手間や整備のことを考えると、初心者の方はお店に任せたほうが安心です。

バイク車検にかかる費用は?法定費用・整備費・手数料

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車検の費用には税金などを含む『法定費用』と、代行業者に支払う『代行手数料』に分かれます。
このうち法定費用はかならず支払う必要がありますが、自分で車検を通すユーザー車検の場合は『代行手数料』は不要です。

▼法定費用

・重量税
新車登録から12年未満=3,800円
13年超え18年未満=4,600円
18年超=5,000円

・自賠責保険
14,950円(37ヶ月)
8,760円(24ヶ月)

・印紙代
1,700円

▼法定費用合計
初年度登録時=20,450円
継続車検=14,260円~(※重量税により変動)

代行業者にバイク車検を依頼する場合の相場は?

バイクショップや業者に車検を依頼する場合の基本料金は、20,000円~40,000円程度が相場のようです。
上記に加え、点検・整備の際に部品の交換が必要な場合は別途部品代がかかります。

車検を業者に依頼する場合は、法定費用と手数料を合わせ『40,000円~』と考えておきましょう。

バイク車検にかかる日数は?日帰りも可能?

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車検にかかる日数ですが、これは依頼する業者が指定工場認定工場かによって変わります。

陸運局に行くことなく車検を通すことが出来る“指定工場”であれば、即日車検を完了することが出来るため日帰りOKを謳っていることがあります。

かたや法定整備を行った車両を陸運局へ運んで車検を通す“認定工場”では、1日以上の預かりになるケースが多くなります。

また、バイクに深刻な不調があったり違法改造がある場合も、整備に時間がかかり預かりの日数が増えるでしょう。
車検にどれくらい日数がかかるか、代車が借りれるかなど、事前に確認しておくと安心です。

バイク車検でチェックされる項目とは

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車検証記載内容との相違・外観確認

車検証に記載の内容と実車に相違が無いか、外観に不具合が無いかを確認します。
乗車定員や車体のサイズ、ミラーが規定に沿っているか、ハンドルの幅、タイヤの状態なども見られます。

灯火類の検査

ヘッドライトやウインカーなどの灯火類が正常に作動するかを確認します。

排気ガス・騒音検査

排気ガスの検査ではマフラーの排気口に検査装置を付け、CO(一酸化炭素)とHC(炭化水素)の濃度を測定します。
騒音検査ではエンジンの回転数を上げながら、近接排気騒音・定常走行騒音・加速走行騒音の3項目を検査します。

スピードメーターの検査

スピードメーターが正確かを検査します。
ローラー台にバイクのタイヤを乗せローラーの速度が時速40kmの際に、バイクのスピードメーターが何kmを指すかを確認します。
誤差が基準値以内であれば合格になります。

ブレーキの制動力検査

スピードメーター同様にローラー台を使用して検査します。
前後ブレーキが基準の制動力を満たしているか確認します。

ヘッドライトの光軸・光量の検査

ヘッドライトの光軸と光量が適正化を検査します。
検査機の前でバイクに跨りエンジンを始動し、ロービームを点灯させて基準を満たしていれば合格です。

うっかり車検が切れてしまったらどうすればいい?

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うっかり車検を切らしてしまった場合はどうしたらよいでしょうか?

まずは、その状態で絶対に公道を走行しないことです。
車検切れの状態で検挙された場合、下記の罰則となります。

自賠責保険が有効の場合 →
6点減点(最低30日間の運転免許停止)

自賠責保険が無効の場合 → 12点減点(最低90日間の運転免許停止)

車検切れかはナンバー自動読み取り装置で瞬時に判別が可能なので、少しなら大丈夫だろうなどと甘く考えないようにしましょう。

車検切れのバイクは代行業者に頼むか、仮ナンバーを取得しよう。

車検切れのバイクを動かすには3つ方法があります。

①車両を引き上げてくれる車検代行業者を利用する。

②仮ナンバーを取得してから車検を受けに行く。

③バイクをトラックなどに積載し自分で車検を受けに行く。


一番手軽なのは①ですが、引き上げ費用が発生する場合があります。
また、②の仮ナンバーは市町村で貸し出しされるもので、これを装着すれば車検切れでも一時的に公道を走行できます。
③については、バイクを積載できる車両と知識があれば費用も手間も一番かからない方法といえるでしょう。

このように、車検を切らすとお金も手間も余計にかかるので、忘れることのないように気を付けましょう。

バイクの車検はナップスへお任せください!

今回はバイクの車検にまつわる疑問について解説してきましたがいかがだったでしょうか。

車検制度は公道の安全を守るためにライダーに課せられた義務ですから、しっかり守ってバイクライフを楽しみましょう。

ナップスではお客様のご都合に合わせて最適なプランを選べる車検サービスを行っております。
お見積りは無料なうえ、早めのご予約で点検整備費用が割引になる早割なども行っておりますのでぜひご利用ください!

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