何ccから必要?だいたいいくらかかる?バイク車検の基礎知識

バイクで遊ぶ
バイクに乗り始めるならぜひ知っておきたいのが、バイクの「車検」について。車の車検については知っていても、バイクの車検に関してはあまりよく知らないという方もいるのではないでしょうか。今回は、そもそも何ccから必要になるのか、おおよその費用、期間、方法などの基本的な情報についてまとめてみました。

何ccのバイクから車検が必要?

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車検が必要となるのは「小型二輪自動車」であり、これは「排気量が250ccを超えるもの」とされています。一方、「軽二輪自動車」と呼ばれる「排気量が250ccまでのもの」は車検が不要です。

車種名に「250」とついているバイクは250ccより排気量が多い?と思われがちですが、実はそのようなバイクの排気量は250cc以下。そのため、車検は不要です。

車検に必要なものは?

バイク車検はナップス各店やバイク屋に直接申し込みます。
申し込みの際は、以下のものを用意しましょう。

・車検証
・自賠責証明書(継続車検の場合)
・納税証明書(支払い済・領収印が押されているもの)
・排ガス成績表(対象車両のみ)

かかる期間は何日くらい?

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多くのバイク屋では、車検に出されたバイクを自店で整備した後、陸運支局に持ち込んで最終検査を受けています。陸運支局の検査自体は数時間で終わるものですが、平日しか行っていないため土日を挟むと遅くなります。また、当然ながら混雑しているバイク屋ではそれだけ整備に着手するのが遅くなります。

以上のことから、だいたい申し込みから4~5営業日前後はかかると考えておきましょう。

費用はどのくらいかかる?

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400cc以上のバイクは2年に1度車検が必要になります。費用はだいたい安くてもトータルで40,000円~50,000円ほどかかります。内訳は税金や自賠責保険などの法定費用(固定費:20,340円)と、バイクの整備費用です。

バイクの整備費用は20,000円~30,000円が一般的ですが、依頼するバイク屋によって異なります。整備の内容としては法定24カ月点検が多く、タイヤやバッテリーの交換などがあればそこにさらに金額が上乗せされます。

なお、バイクの車検代は見積もりを出してもらうことができます。そのため、勝手に部品交換などをされて料金が跳ね上がってしまった……などという事態は通常は起こりません。イレギュラーな部品交換があれば、電話などで必ず了承を取ってから行います。

400cc以上のバイクに乗るなら忘れずに車検を!

2年に1回とはいえ毎回40,000円~50,000円以上の負担はかなり大きいため、ついつい後回しにしているうちに車検切れになってしまうこともあるかも知れません。しかし、車検切れのバイクで公道を走ることは道路交通法違反で罰金の対象となるうえ、車検切れの場合は自賠責保険料も上がります。十分注意し、2年に1度のバイク車検を忘れないようにしましょう。