2018年11月22日 更新

【初心者必見】エンジンを止める前の「空ぶかし」って必要?

ベテランライダーの所作から、バイク乗りの極意を学ぼうとしている初心者の皆さん!ほかのライダーのクセを見つけては「シブい!」と感銘を受けている方もいるのではないでしょうか?しかし、バイクを走らせるうえで必要のない挙動をルーティンにしているベテランライダーもちらほら。実はエンジンを止める前の「空ぶかし」も “無駄ルーティン”のひとつなんです!

3,122 view

エンジンを止める前の空ぶかしは何のため?

 (13241)

エンジンを止める前にアクセルを吹かす「空ぶかし」。70年代後半までに製造されたバイクでは、今よりエンジンの着火性能が弱かったため、空ぶかしをしないとエンジン内のスパークプラグがカーボンやガソリン、エンジンオイルで汚れてしまうことがありました。

このように、スパークプラグに汚れが付着し、エンジン点火のきっかけとなるスパークの勢いが弱まる状態を「プラグがかぶる」といいます。プラグがかぶると、プラグを取り外して拭いたり、水分が自然に乾くのを待ったりしなければならず、始動に時間がかかります。よって、昔はエンジンを止める前に空ぶかしをして、プラグに付着した燃料を燃やし切るという習慣があったのです。

現代のバイクに空ぶかしは不要!

 (13244)

現在のバイクは着火性能の高いスパークプラグが搭載されているうえ、仮にカーボンが付着してもプラグが高温となって焼き切ってくれる自浄作用があります。そのため、今のバイクではアイドリング状態からすぐにエンジンを止めたことが原因で、プラグがかぶることはほとんどありません。1980年代以降に作られたバイクでは、空ぶかしをしても何の意味もないのです。

ベテランライダーのなかには、昔の名残で未だに空ぶかしをしている人もいますが、若いライダーがそれを真似する必要はありません。むしろ、空ぶかしはガソリンの無駄遣いであり、環境にも悪影響を与えます。住宅地では騒音問題に発展するおそれもあるので、エンジンを切る前に空ぶかしをする習慣はすぐにも改めましょう。

スパークプラグの交換時期は?

 (13247)

スパークプラグの性能は昔よりも向上していますが、消耗品であるため定期的な交換が不可欠です。プラグの寿命は種類によって違いがありますが、3,000km~5,000kmの走行で1度交換すれば、プラグのトラブルを回避できるでしょう。

スパークプラグが劣化するとエンジンの始動が悪くなるだけでなく、運転中に突然エンジンが止まってしまうなど事故の原因にもなりかねません。危険を事前に防ぐために、スパークプラグの状態は定期的に点検しましょう。

基本に忠実な走りがスマート!

教習所で習った通りの挙動は「初心者感丸出しでダサい」なんて思う必要はありません。周りのライダーの“無駄ルーティン”を真似することなく、自分らしい走りを追求していきましょう!
11 件

※記事内の価格表記は、執筆当時の価格となります事をご了承ください

関連する記事 こんな記事も人気です♪

【バイク好き必見映画】マックイーンの走りに注目!『大脱走』の魅力をご紹介

【バイク好き必見映画】マックイーンの走りに注目!『大脱走』の魅力をご紹介

バイクが活躍する映画は数多く存在しますが、その中でも外せないのが1963年にアメリカで公開された不朽の名作『大脱走』でしょう。バイク好きなら知っている方も多いであろうこの映画の魅力について、詳しくご紹介していきます。
知っておくと便利!バイク業界への就職を成功させるポイント

知っておくと便利!バイク業界への就職を成功させるポイント

バイク好きが高じて、「バイクに囲まれて仕事をしたい」「バイクに関する知識を活かしたい」といった思いを抱き、バイク業界で働きたいと考える方もいるでしょう。しかし、バイク業界で働くにはただ「バイクが好き」という気持ちをもっているだけでは不十分。業界への理解や、一歩踏み込んだ問題意識、バイクに直接関係することに留まらない多種多様な知識・経験が必要です。そこで今回は、バイク業界への就職を成功させるポイントについて解説します。
事故のリスク上昇!バイクを運転するときは死角に注意

事故のリスク上昇!バイクを運転するときは死角に注意

自動車の横を走行中に、「もしかしてこっちが見えていないのかな?」とドキッとした経験は、ライダーならほとんどの方があるのではないでしょうか。教習所で習った通り、自動車を運転していると、視界にまったく入らない「死角」が生まれます。ライダーが自動車の死角を走行していると、最悪の場合、事故に巻き込まれてしまうことも。今回は死角となりやすい位置と、死角に入るのを避ける方法をご紹介します。
目が原因で起こる現象を把握し、事故を未然に防ごう!

目が原因で起こる現象を把握し、事故を未然に防ごう!

長い時間運転をしていると、目の渇きや疲れのせいで危険を見落としやすくなりますよね。目が疲れていなくても、トンネルに入った瞬間や出た直後は周囲の明るさが急に変わることで前方を走る車が見えなくなってしまうことも。運転時に起こりがちな目の錯覚を知り、危険を早めに察知しましょう!
市販バイクの300Km/hを超える最速車両をご紹介!

市販バイクの300Km/hを超える最速車両をご紹介!

人によってバイクに求める能力はさまざまではありますが、誰であれ気になるのがスピードではないでしょうか。実際に公道で最高速度を出すことは難しくても、スピードあるバイクにはロマンがあります。では、現在市販されている中で、300Km/hを超える最速車両はどのようなバイクなのでしょうか。
Nap's-ONマガジン | 5,257 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

Nap's-ONマガジン Nap's-ONマガジン