2019年4月12日 更新

【これを読めば大丈夫!】バイクの車検を受ける時の必要書類まとめ

車検は、安心安全なバイクライフを送るために必ず受けなければなりません。 しかし、バイク歴が浅く初めて車検を受けるという方や、リターンライダーで何年かぶりに車検を受けるという方は、分からないことや忘れてしまっていることも少なくないでしょう。 また、車検を受けるには、いくつかの必要書類を事前に用意しておかなければなりませんが、ディーラー車検を受けるのかユーザー車検を受けるのかで用意する書類が変わってきます。書類を揃えられなければ車検を受けることはできないので、必要な書類をきちんと把握しておきましょう。

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必要な書類は全部で5種類

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車検を受けるには、必要な書類が合わせて5種類あります。ディーラー車検を受ける場合は、いくつかの書類はお店が代わりに用意してくれますが、ユーザー車検を受ける場合は、全て自分で用意する必要があるのでそれぞれ確認しておきましょう。必要書類は以下の5点です。

【自動車検査表】
車検証と言えば聞き馴染みがあるでしょう。これは、該当車両が運輸局の定める保安基準に適合した車両であることを証明する書類のことです。その他に、車両ユーザーの情報、車両ナンバーなども記載されています。

車検証の発行にはいくつかの検査項目があり、その全ての基準を満たした車両でないと車検証を発行してもらうことはできません。車検証は通常、バイクを購入したと同時に購入先から渡される書類なので、既に手元にあるはずです。よく確認しておきましょう。

なお、失くしてしまった場合は再発行しなければなりません。再発行は自分で運輸支局に申請することもできますが、ディーラーに代行してもらうことも可能です。

【軽自動車納税証明書】
きちんと税金を納めているかを確認する書類です。コンビニで払っている場合はその領収書になり、カード払いや銀行振込の場合は車検用の証明書がハガキで届きます。

どちらも手元にない場合は役所に申請すれば発行してもらえますが、税金が滞納していると発行してもらうことができないのできちんと払っておきましょう。

また、発行申請には、電子申請や窓口で直接申請するなど様々な方法があるので、各々の納税している役所で確認してください。

【自賠責保険証明書】
正式名称は「自動車損害賠償責任保険証明書」と言います。通常、車検時に一緒に発行されることになります。自賠責保険とは、車両ユーザー自身が必ず加入しなければならない保険のことで、その保険に加入していることを証明する書類を自賠責保険証明書と言います。

自賠責保険は対人にのみ補償が適用される保険となっており、物損事故や運転者自身の怪我には適用されません。要するに、最低限の保険に入っていない人は車検を受けることができないということです。

こちらの書類も失くしてしまった場合は再発行が必要になります。自賠責保険の再発行は自分で保険会社に連絡して申請することもできますが、多くの人がどこの保険会社のものに加入しているのかを把握していないので、同様の方はバイクの購入先に連絡した方が早いでしょう。

【継続検査申請書】
この書類はOCR用紙となっており、記載内容をスキャナで読み取ったのちにデジタル処理できるようになっています。ディーラー車検を受ける場合はお店に任せておけば、記入欄も全て代筆してもらうことができます。

一方、ユーザー車検を受ける場合は、自分で用紙を手配して、必要記入箇所全てをユーザー自身で記入しなければいけません。

また、用紙はダウンロードすることも可能ですが、インクジェットプリンターで印刷された用紙は後々不都合が生じるので、検査当日に運輸支局で配られる用紙を使うことをおすすめします。

【定期点検整備記録簿】
こちらもディーラー車検ならお店が代わりに用意してくれるので任せておけば大丈夫です。ユーザー車検の場合は自分で用意しましょう。もともとバイクを買った時に積んである場合もあります。

この書類はネットでダウンロードすることもできますし、整備振興会で購入することもできるので簡単に入手できます。ちなみに、24ヶ月点検や12か月点検は法定義務とされてはいますが、こちらの書類に関しては非常に曖昧です。

例えば「後整備」という方法があり、先に車検を受けてから点検をするということにすれば、この書類を準備する必要はありません。その場合は、車検証には「点検整備記録簿なし」と記載されることになりますが、最悪この書類がなくても車検を受けることは可能です。

ユーザー自身の判断に委ねられる側面が大きく、ユーザー車検を受ける方は少し戸惑うかもしれません。

よくある失敗例

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特に、ユーザー車検を受ける場合の話ですが、車検ではよくある失敗例が存在します。それらを事前に知っておけば、実際に車検を受ける際にとても役に立つと思います。いくつか挙げてみましょう。

【自賠責保険証明書での失敗】
ユーザー車検を受ける場合は、自賠責保険証明書の有効期間に注意しなければなりません。車検証は、自賠責保険の有効期間が車検期間より1日でも長くなっていなければ交付を受けることができないのですが、自賠責保険はお昼の12時で切れる仕組みになっています。

このことで、たった半日自賠責保険が切れてしまったがために車検を受けることができなかったというケースが少なくありません。運輸支局の検査はクリアできているのに、このような不備があると結局二度手間になってしまい、非常に面倒です。

まず、車検を受ける際は「現在の自賠責保険」と「現在の自賠責保険が切れた後の新しい自賠責保険」両方の証明書を用意して、車検期間を自賠責保険期間が完全にカバーできている状態にしておきましょう。

他にも、記載内容に間違いがないかよく確認しておく必要があります。なお、ディーラー車検の場合、新しい方の自賠責保険証はお店が用意してくれます。

【軽自動車納税証明書での失敗】
まず一つが有効期限が切れているものを持っていくという失敗です。これはよく確認しておけば防ぐことができますが、コンビニ払いの領収書を持って行ったら店員が領収日付印の欄にハンコを押し忘れていて、ハンコが押されていない領収書は証明書として認められないので出直すことになったという事例もあります。

これが理由で出直さなければならないのは非常に辛いので、事前によく確認しておく必要があります。そして、万が一ハンコが押されていなかった場合は、面倒ですが役所で発行し直さなければなりません。

【番外編】実際の検査での失敗例

これは書類には関係ないことですが、せっかく書類が揃っていても車体の事前確認を怠ったのが原因で車検に通らないこともあります。よくある失敗例を挙げておくので、目を通しておきましょう。

まず、電装類です。電装類は自分でも簡単に確認できるのでやっておいて損はありません。

まず、ヘッドライトの光量、ハイビーム、ロービームの切り替えはもちろん、ブレーキランプやテールランプ、ウィンカーがそれぞれ正常に点いているかを忘れずに確認しておきましょう。中でも、ウィンカーには細かい基準が定められていて、7㎠の前面投影面積が必要とされていたり、点滅間隔が1分間に60~120回でなくてはいけなかったりします。

前面投影面積が小さすぎて車検が通らないのは、ウィンカーをカスタムしているバイクによくあることなので気をつけてください。

続いて、よく引っかかるのが騒音です。これはとても基準が曖昧で、同じ音量でも合格したり落とされたり結果が分かれるケースがあります。

例えば、大手カスタムパーツブランドの車検対応マフラーでも長年使っていたりすると質が落ちてしまい、場合によっては車検に通らないこともあるので注意が必要です。自分でどうにかできる問題ではないように感じるかもしれませんが、車検を受ける際はマフラー音の確認も忘れずにしておきましょう。

必要書類は余裕を持って事前に揃えておこう

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車検に必要な書類は、すぐに用意できるものもあれば時間がかかるものもあります。ディーラー車検の場合はお店にある程度任せられますが、ユーザー車検の場合は全て自分で揃える必要があるため、時間に余裕を持って用意することをおすすめします。

車検当日になって書類が足りないことが判明したり、記載ミスを見つけたりして検査を持ち越ししてしまうのもよくある失敗例の一つです。

そうなるとまた忙しい合間を縫って車検のスケジュールを組み直さなければなりません。そういうことが起こらないよう、先に書類を揃えてから車検のスケジュールを組むなど、慌てることがないようにしておくことが大事です。

最後にもう一度必要書類をまとめておくので、確認しておきましょう。

・自動車検査表
・軽自動車納税証明書
・自賠責保険証明書(ユーザー車検の場合は新しいものも準備)
・継続検査申請書(ユーザー車検のみ)
・定期点検整備記録簿(ユーザー車検のみ)

ディーラー車検の場合は「自動車検査表」「軽自動車納税証明書」「自賠責保険証明書」だけ揃えれば、残りの書類はお店が代わりに揃えてくれます。

一方、ユーザー車検の場合は全て自分で揃える必要がありますが、自賠責保険証明書は新旧両方必要なので注意が必要です。新しい期間のものも忘れずに用意しておきましょう。
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