2017年7月26日 更新

バイク用ETC使ってる?自動車用じゃダメなの?

バイク用ETCを車体に取りつけるためには4、5万円ほどの費用を用意しなければなりません。可能ならばバイク用よりも安価で手に入る四輪車用のETC車載器で代用したい!と考える人は少なくないでしょう。しかし結論から言うと、四輪車用のETC車載器をバイクに使い回すことはできません。今回はその詳しい理由をご紹介していきます。

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ETCの利用にはセットアップが必要!

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ETCを利用するためには、車載器の購入、セットアップ、取りつけの3ステップを踏む必要があります。車載器はバイク用品店などで購入することができますが、購入と同時に行われるのが「セットアップ」という作業です。

セットアップとはETCを利用した車両を特定するため、車載器に車やバイクの情報(ナンバーや車種、車検証のデータなど)をインプットしておくものです。高速道路の通行料金は車種に応じて増減するため、登録内容と実際に料金所を通過する車体が一致していなければ、正確な料金を支払うことができません。全てのETC車載器は利用前のセットアップがマストで、他の車体に付け替えるときには改めてセットアップを行う必要があるのです。

四輪車用のETCを二輪車につけると危険?

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高速道路の通行料金を正確に支払うためには、正しい情報を登録した車載器の取りつけが必要であることはご理解いただけたでしょう。しかし、それなら四輪車用のETC車載器をバイクに付け替えて再セットアップをすれば、ETCを問題なく利用できるかと言うとそうではありません。

バイク用のETC車載器は揺れや衝撃、雨などの気象条件に耐えられるよう、丈夫に作られています。一方、四輪車用のETC車載器は雨などが当たらない車内に取りつけることを前提に作られているため、バイクの走行に耐えられるだけの強度が保証されていません。四輪車用の車載器をバイクに取りつけると、走行中に不具合が起きることは十分に考えられます。

料金所を通過する際に車載器と料金所が正常に交信できないと開閉バーが上がらず、車体がバーと接触してしまう危険が高まります。バーが破損すれば弁償しなければなりませんし、後続車両を事故に巻き込むおそれもゼロではありません。バイク専用のETC車載器は高速道路を安全に走行するためにも必要なのです。

車載器の再セットアップはこんなときに必要!

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ETC車載器の再セットアップが必要なのは次のような場合です。
・ナンバープレートを変更したとき
・バイクを買い替えて、古いバイクから新しいバイクに車載器を付け替えるとき
・購入した中古車両にあらかじめ取りつけられていたETC車載器を使うとき

ETCを取りつける車体や持ち主に変更がなくても、引っ越しなどでナンバープレートが変わった場合には再セットアップが必要です。また不正に使用したETCによって事故が起きた場合、ETC車載器を取りつけたお店や、名義人が事故の責任を問われる場合もあります。自分のバイクを知人に譲るときなどは、ETCの再セットアップが必要であることをきちんと説明しましょう。

正規の取扱店舗で然るべき登録を!

バイクでETCを利用するためには、正確な情報がセットアップされたバイク専用のETC車載器が必要です。バイク用ETCを利用するための初期費用はどうしても四輪車より高額になってしまいますが、自分の安全を守るために削ることのできないコストとして理解しましょう。
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※記事内の価格表記は、執筆当時の価格となります事をご了承ください

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