夏の紫外線はこんなに有害!防ぐ方法とは?
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夏にツーリングを楽しむうえで、要注意しておかなければいけないのが太陽です。ギラギラと容赦なく照りつける太陽はある意味夏の風物詩といえるかもしれませんが、人体によくない影響も多々確認されています。なかでも見過ごすことができないのが「紫外線」です。それでは、いったい紫外線はどのように危険なのでしょうか。
そもそも紫外線って何?
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紫外線とは太陽から発せられ地球に届く太陽光線のうち、エネルギーが高く波長が短い光のことを指しています。よくUVといわれていますが、これは紫外線を英語で表した際の「Ultra Violet」の略称のことです。紫外線には大きく分けて「UV-A波」「UV-B波」「UV-C波」の3つの種類があります。このなかで地球に届いているのは、A波とB波であり、もっとも強力といわれるC波はオゾン層に阻まれ地上までは届いていません。
紫外線で日焼けしたときに起こる人体への悪影響とは?
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紫外線を長く浴びていると、人体は「日焼け」の症状を起こします。一般的にもよく知られている日焼けですが、実は日焼けには2つの種類があるとご存知でしたでしょうか? 1つ目は「サンバーン」といい、太陽に当たった直後、肌が赤くヒリヒリとした状態になることを指します。このサンバーンの後で、数週間から数カ月に渡って肌が黒くなる状態が「サンタン」です。一般的によくいわれる日焼けとは、このサンタンの状態を指しています。
日焼けと聞くと慣れ親しんだ言葉のため、つい軽視してしまいがちになるかもしれませんが、人体が日焼けすると様々な悪影響を及ぼすのは間違いありません。そのなかから、主だった悪影響を以下に挙げていきます。
日焼けと聞くと慣れ親しんだ言葉のため、つい軽視してしまいがちになるかもしれませんが、人体が日焼けすると様々な悪影響を及ぼすのは間違いありません。そのなかから、主だった悪影響を以下に挙げていきます。
光老化
日焼けした当初はただ肌が一時的に黒くなるだけで、目立った症状は起こらなかったとしても、紫外線のダメージは肌の奥深くまで達しているため、歳を取ってから症状が顕著になっていきます。これが肌の「光老化」です。光老化すると、シミやしわの原因になってしまうだけでなく、最悪の場合皮膚がんになってしまうこともあります。
光線過敏症
紫外線によって起こる病気とされ、これを発症すると日光を浴びることで肌に湿疹が起きたり、炎症を起こしたりなど、様々な皮膚症状に悩まされてしまいます。
目の病気
太陽を直接目で見てはいけないと、幼いころよりいわれてきた人は多いのではないでしょうか。太陽の紫外線は、目に様々な悪影響を及ぼすため、その教えは正しいといえるでしょう。ただ、たとえ太陽を直接見てはいなかったとしても、紫外線は容赦なく目に届くため、角膜炎や白内障といった病気の原因になってしまうことがあります。
紫外線を防ぐためにしておきたい対策
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紫外線の脅威から身を守りつつ、快適にツーリングをするためにはどんなことが必要なのでしょうか。まずしておきたいのが、紫外線の強い時間帯は避けるということです。紫外線は10時から14時までの間で1日の60%の紫外線量降り注ぐとされているため、ツーリングの際はこの時間を避けるようにしていきましょう。
また、ライダーであれば、紫外線に関係なく肌を露出しない服装をすることは基本かもしれませんが、それに加えて少しでも紫外線から身を守るため、UVカット機能のあるヘルメットを着用するようにしていきましょう。
また、ライダーであれば、紫外線に関係なく肌を露出しない服装をすることは基本かもしれませんが、それに加えて少しでも紫外線から身を守るため、UVカット機能のあるヘルメットを着用するようにしていきましょう。
ツーリングの際は万全の紫外線対策を!
暑い夏は、海や山へのツーリングを楽しみたいところ。万全の紫外線対策をしたうえで、太陽の下を思いっきり走っていってください!