4型シグナスXカスタムレポート 第9章 ロングホイールベース編
商品紹介
お待たせ致しましたm(__)m
4型シグナスXカスタムレポート第9章
ロングホイールベース編!!
気になってた方も多いかと思いますがデータが取れましたので、
遂に公開です(^O^)/
まいどお馴染J様の車両になります☆
ではでは、早速ご紹介していきます。
今回の商品はADIOの160mmロングホイールベースKITです!!
いつも通り外装を外してエンジンを切り離す準備をします。
サスペンションも外します。
エンジンハンガーを取り外します。
ADIOのKITを車体側に取り付けます。
そしてドッキング!!
簡単そうに書いていますが意外と大変です(笑)
そして問題が出ました…。
Rディスク220mmローターにブレンボカニキャリパーなのですが、
エンジン角度が上に向いてしまう為にサスペンションとキャリパーの距離が近くなり当たってしまいました。
解決策としてはサスペンションのコの字エンドが極端に長い物を使用するか、
レイダウンKITでサスペンションの取り付け位置を後方にずらすしかありません。
アッパーブラケットがもう少し長ければ良かったかもしれないですね。
んで、結局こうなりました(>_<)
以前の型のシグナスXでも経験した事がありますが、ロンホイ+レイダウンはエンジンが凄く動きます。
それは後半にお話しします。
そしてホースの長さも今回は足りないので交換します。
配線も束ねて少しフレーム側に引き込みます。
メットインに挟まれないように固定していきます。
スロットルボディーが当たるのでメットインも加工します。
実際はこれよりも加工が必要です。
次にイグニッションコイル移設を行います。
アースコードが届きません(汗)
フロアボードを外します。
ここのクリップを外します。
ここの絶縁テープを剥いで長さを確保します。
そして絶縁テープを巻きます。
お決まりの燃料ポンプはココです!!
しかし!!
担当メカニックはステーの強度が気になって使用しませんでした。
結局こうなりました。
プラグコードを長くしました。
火炎伝播速度が落ちるとか、通電力が落ちるとか、抵抗が増えるとか
ご意見を頂きそうですが、リスクを減らした方向性の考えでこうなりました。
実際少し長くなったからと言って体感出来る程、違いが出るかと言われても解りません。
ロングホイールベースを取り付けたことによる重量増しの方が影響が大きいと思います。
そしてスロットルケーブルを交換します。
そのまま着いていた様に組み直すだけです。
しかし、ケーブルが少し突っ張る感じがあります。
なのでクランプ部分は外してケーブルをフリーにしてあげます。
するとケーブルの動きが少し良くなります。
エンジン廻りのホースや配線がエンジンが動いた時に干渉しないかチェックします。
内圧コントロールバルブを付けている方は特に燃料ホースに注意して下さい。
次にアッパーブラケット補強に入ります。
もともとKITにスタビライザーみたいな商品が同封されています。
しかし、もっと補強しないと実際エンジンはヨレヨレです。
スタビライザー増設です(^_-)-☆
キジマ製フェンダーレスだとスタビライザーに干渉してしまう為、
ADIO製フェンダーレスに変更しました。
しかし、KN企画テールロアカーボンカバーに当たってしまう為、
モールを取り付けて削れないように処置をしてあります。
そして今回の力作はダブルスタビライザーです(^u^)
メットインを加工します。
取り付け部の純正ボルト回り止めの形状に合うように
カラーを削り製作しました。
カラーを製作しないと装着出来ませんので注意して下さい。
ついでにガソリンデコレーションリングもカーボンに☆
完成しましたヽ(^o^)丿
before
after
before
after
各ショット(^u^)
今回は以上になります。
ロングホイールベースKITは大掛かりな作業の為、
お預かりで作業をお受けしております。
カスタム状況により今回の様に弊害が起きたりします。
ノーマルであっても色々と考える所はあります。
ロングホイールベースKIT本体価格+工賃=完成 と言うわけにはいきません。
今回は特殊な作業も行いましたが、最低でも総額で10万円前後は掛かってしまう可能性があります。
当店以外でもしかっり組めば最低ラインでそのぐらいは費用が必要になるかと思います。
参考にして頂ければと思いますm(__)m
そして!!
7月9日のイベントで今回のカスタム車両の展示も行います。
乗ったり触ったりは出来ませんが、
眺めるのは無料です(^_-)-☆
皆様のご来店心よりお待ちしております。