2019年6月4日 更新

あなたは大丈夫?サイズや面積など、バイクウインカーの車検基準

排気量が251CC以上のバイクは、4輪自動車と同様に車検を受ける必要があります。方法としては、整備業者に任せる、自分で持ち込んで車検を受ける(ユーザー車検)、検査を業者に代行してもらう(車検代行)の3つがあります。 このうち、整備業者に任せる以外の選択では、自分でバイクのパーツが保安基準を満たしているか確認する必要があります。車検代行は最低限の整備(光軸調整など)はしてくれますが、基本的に検査を受けるのを代行してくれるサービスなので、不備があれば車検落ちで持って帰るか、整備をしてもらって受け直すかを依頼者が選択しなければなりません。 この記事ではバイクウインカーの車検基準について説明します。

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車検とは

正式には自動車検査登録制度といって、自動車(軽自動車及び排気量251CC以上のバイクを含む)が国の定める保安基準を満たしているかを、一定期間ごとに国土交通省が検査を行ない、同時に自動車の所有権を公証するための登録も行なう制度です。

検査を通らない自動車は公道を走行することはできません。通称は車検と呼ばれています。車検には新規検査・継続検査・構造等変更検査の3種類があります。

新規検査は購入時に車を売った販売店が行なうのが一般的です。構造等変更検査は車の諸元に変更があった場合、つまり車体やエンジンに変更を加えたときに必要な検査なので、レースをする人やバイクの改造を行なう人に必要な検査です。

したがって、一般の所有者が行なう車検はほとんどが継続審査です。継続審査は使用中の車の車検証の有効期限を延長して、継続して車を使用するために行ないます。

バイクの車検の受け方

先に書いた通り、バイク車検は所有者からするといくつかの方法がありますが、最終的には陸運局の車検場で検査を受けるか、国土交通省の指定を受けた自動車整備工場で検査を受けます。

整備業者に任せるときは基本的に後者で、検査場を持っていない業者は陸運局に持ち込みます。ユーザー車検、車検代行をするときは前者になります。

整備工場に任せるときは、分解整備をして車検に通る状態に整備してくれるので、所有者が保安基準を詳細に知る必要はありません。ユーザー車検、車検代行をする場合は、車検に通るよう整備するのは所有者の責任になります。

したがって、車検の審査内容と合格するための保安基準を知っている必要があります。

ユーザー車検の受け方も簡単に説明しておきます。まず車検は全国どこの車検場でも受けられます。

自分の住所がある地域に限定されているということはありません。しかし、車検は1回で通るとは限りません。1日に時間が許す限り何度受けてもかまわないので、朝早くから短時間で行ける地元の車検場で受ける方がよいでしょう。

まず、車検の事前予約を電話かインターネットで行ないます。車検満了日の1ヶ月前から、余裕を見て1週間前までに予約を取りましょう。

ただし、車検が受けられるのは平日のみなので、社会人は会社を休む必要があります。事前に用意しておく書類は現在加入している自賠責保険証明書、車検が切れる年の納税証明書(軽自動車税納税証明書)、車検証、定期点検整備記録簿です。納税証明書を紛失した場合は市役所で再発行できます。

当日は印鑑と予約時に発行される予約票、検査費用を持参します。工具やバインダーもあれば便利です。

また、車検場の近くに民間の予備検査場があり検査の準備ができます。ヘッドライトの光軸調整は直前に行なった方がよいので、この費用も忘れないようにしましょう。

車検場の近くに民間の自動車協会があるので、その中の検査関係の窓口でバイクのユーザー車検を受けたい旨を伝えれば、どうすればよいか指示してくれます。後は指示に従いましょう。

車検代行の場合、事前の整備と必要書類の準備を行なって、業者に連絡して依頼すれば法定費用+手数料で車検を代行してくれます。平日に休みがとれない人は整備業者に依頼するより安く済むので検討してみてはいかがでしょうか?

バイクウインカーの保安基準と検査の仕方

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まずウインカーの保安基準ですが、国土交通省のWebサイトに保安基準のページがあり、その中の保安基準第41条「方向指示器」の細目を見るとウインカーの保安基準が定められています。まとめると以下の通りです。

・発行色は橙色のみ、光源のワット数は10W以上60W以下、照明部の面積は7平方cm以上、発光面中心より内側45度、外側80度から視認可能であること
・毎分60回~120回で一定の周期であること
・フロントウインカーの最内縁が240mm以上離れていること
・リアウインカーの発光面の中心が150mm以上離れていること
・車両中心面に対して対称の位置に取り付けられていること
・照明部の中心は地上2.3m以下となるように取り付けられていること

このようになっています。

もちろん、ひび割れやレンズ面に汚れがあってはいけません。最近はLEDを光源にしたウインカーもありますが、Eマークがついているものは照明部の面積が7平方cm以上なくても通ります。

以前は駄目だったのですが、2015年の細目の変更により、第75条の2第1項の規定に基づき装置の指定を受けた方向指示器にあたるようになったので適合になっています。

この基準は発光量が不足すると問題があるということで設けられたものですので、LEDのように小さくても十分な明るさがあるものは認める方向になったのでしょう。逆に購入時につけられていたウインカーは、保安基準の変更によって適合しなくなっても当時の基準に適応しているのであれば通ります。

審査の受け方ですが、車検場は一本道のラインなっていて、必要な検査を検査員の指示の元に実施して問題がなければ進んでいきます。

ウインカーは検査員による目視検査です。前述した保安規定に違反していないことをチェックした上で、実際に点灯するよう指示されます。点滅速度や発光色などはここでチェックされます。検査員が問題なしと認めてくれれば、ウインカーの検査は完了です。残りの検査を受けましょう。

バイクの車検をどうすべきか?

バイクの車検の受け方は3種類ありますが、日頃からバイクいじりが好きでメカに強いという人以外は、整備工場にお願いしましょう。

安くつくからとユーザー車検にチャレンジしてもよいですが、普段からきちんとメンテナンスしていないバイクは、車検本番で不具合が出る可能性も高いです。

車検はその日の内なら何度でも受け直せますが、普段メンテナンスしていない人がいきなり不具合に対応するのは難しいでしょう。こういう場合は車検代行でも同じですので、整備業者におまかせした方がコストはかかりますが安心です。

日頃バイクの面倒を見ていて、自分のバイクの状態なら車検は通ると自信がある人は、ユーザー車検や車検代行でコストを抑えることを考えてもよいでしょう。平日が休めない人は車検代行を頼み、時間に余裕が作れる人はユーザー車検にチャレンジしましょう。

車検場は入ったことがない人の方が多いでしょうから、面白い体験になるかもしれません。一度受けて検査に通れば、以降はユーザー車検や車検代行にすればよいでしょう。

その際に、最新の保安基準に目を通すことを忘れないようにしましょう。前回にはなかった条件が入っている場合が起こりえます。

とくにバイクをカスタムするのが趣味の人は、そのまま通るのか確認した方がよいです。LEDの例のように新しく認められるものもありますが、基準が厳しくなって適合しなくなるパーツも出てきます。

メーカー標準装備のパーツなら「当時はこれが適合していました」で通りますが、カスタムパーツはつけたときに適合していても、検査時点での基準に適合していなければ通りません。このような点には細心の注意を払いましょう。
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