2019年6月10日 更新

ブレーキランプが点きっぱなし? 点かない? ブレーキランプ故障の原因と対処方法

バイクに乗っていると色々な不具合に悩まされることがあります。昨日まで快調に走ってくれていたのに、エンジンが始動しなくなった、ギアが入らない、灯火類が点灯しないなどバイクには不具合がつきものといえるほどです。 中でも灯火類の不具合は走ることができる分だけエンジンなどの不具合より深刻に受け止められない傾向がありますが、ブレーキランプが点灯しないなどは追突される場合もあり、大変危険です。

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ブレーキランプの不具合理由その1

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ブレーキランプが点灯しない、または点灯しっぱなしであるのどちらかによって当然対処の仕方が異なります。昨日まで正常に点灯していたものが、いきなり点灯しなくなった場合の原因は90%バルブ切れですから、バルブを新品に交換すれば問題は解決します。

より専門的な対処が必要なのは点灯しっぱなしになっている場合です。この場合はまずリアブレーキランプのスイッチ周りを確認するところから原因の切り分けを行っていきます。

リアブレーキスイッチ付近に汚れなどがたまって接触不良になっていることもあるので、ブレーキスイッチに繋がっている配線を外します。
この状態でフロントブレーキレバーを握ってブレーキランプが点灯すれば、原因はリアにあります。

カプラーを掃除して付け直し、一度ブレーキペダルを踏んでみます。これでブレーキランプが点灯すれば解決ですが、それでもダメな場合はブレーキペダルとスイッチに伸びるシャフトをつないでいるスプリングを調整します。

点灯し続けているということはスイッチが繋がりっぱなしになっているということなので、スプリングが伸び切っている可能性があります。

伸びたスプリングを元に戻すか、新品に交換します。スプリングを元に戻すことが困難な場合は、スイッチ側にあるナットを回してスイッチとシャフトの間隔を調整します。

この場合は右に回して間隔を狭めていきます。リアに問題がある場合はこれで大抵は解決します。

ブレーキランプの不具合理由その2

これでも問題が解決しない場合は、フロントブレーキに原因があります。フロントブレーキはレバーを握ったときだけ回路に電流が流れてブレーキランプが点灯する仕組みになっています。

リアのカプラーを外してブレーキレバーを握り、ブレーキランプが点灯しなければ原因はフロントブレーキです。この場合は自分で修理することが困難な場合が多いので修理に出すほうが無難です。

なおフロントブレーキのカプラーも外し、リアブレーキのカプラーも外した状態でも消えない場合は、そもそもブレーキランプが点灯していない可能性があります。

点灯しているのはブレーキランプだと思っていたら実はテールランプだったということです。

この場合はバルブ切れの可能性が高いので、バルブを新品に交換します。取り扱い説明書やメーカーホームページなどにバルブのサイズやワット数などの記載がありますから、それを確認して適合する商品を購入します。場合によってはバイク名で適合するものが売っていることもあります。

また取り付け自体は簡単ですが、取り付け後カバーをかぶせる時に強くネジを締め付けすぎると、カバーが割れたり、バルブが干渉してバルブを破損してしまいます。
締め付け時に気をつけるべきポイントです。

ブレーキランプの不具合理由その3

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リレーやスイッチにも問題がなく、バルブも新品に取り替えたにもかかわらずブレーキランプが点灯しない場合は、バッテリーの問題かもしれません。

テスターなどでバッテリーの充電量と発電能力を確認します。どうしてもバッテリーは徐々に弱っていくものです。

通常は走っていると再発電され充電量もある程度回復するようになっていますが、それでも寿命というものがあります。

中古でバイクを購入した場合、バッテリーもそのまま中古というパターンも多いですから、場合によってはバッテリーの再充電もしくは交換が必要になります。

市販品は初めから充電されていますので、交換するだけですが、再充電を行う場合は専門店で行ってもらうことになります。交換も含めて自分のスキルでは自信がないという場合はバイクを購入した店舗に相談して作業を依頼します。

バッテリーもチェックして問題がなければ、いよいよケーブルの確認になります。

ブレーキランプの不具合理由その4

最後はフロントブレーキケーブルの断線を疑います。フロントブレーキレバーがつながっているケーブルハウスを外し、断線している箇所があるかテスターを当てながら確認していきますが、取り外して新品を取り付けるという作業とは異なり、地道で面倒な作業となります。

なおケーブルを外す際には配線の色と元々付いていた場所を写真に撮ってから作業すると、迷ったときに安心です。

無理に外して元に戻せないというリスクを回避するためにも、ここまできたら修理工場へ持っていくことをおすすめします。

自分でできることとできないことを判断して作業する

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灯火類の故障は駆動系とは異なり、重篤な症状ではありませんが、正常に動作していないと事故の危険につながります。

決して侮ることなく、不具合があったら早めに修理します。

ただし自分の知識とスキルをよく見極めて、自分では無理だと思ったら修理工場に持っていくことも一つの選択肢です。工賃や部品代もさほど高くありません。
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※記事内の価格表記は、執筆当時の価格となります事をご了承ください

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