出かけようあの場所へ……アニメの聖地巡りツーリング!【東北・北海道編】

バイクで遊ぶ
特定の宗教や信仰する方たちにとって非常に重要な場所となるのが「聖地」です。そこに参拝するということは特別な意味があるもの。せっかくなら、皆さんも聖地巡礼をしてみませんか?ただし、ここでいう聖地とは宗教・信仰に関係する場所ではなく、アニメの舞台となった地のこと!そこで、今回は東北・北海道圏内にある「巡りたいアニメの聖地」をご紹介していきます。

あのジブリ作品のモチーフともいわれる!銀山温泉(山形県)

※画像は能登谷旅館

※画像は能登谷旅館

まるで大正時代にタイムスリップしたかのような、ガス灯の灯る木造多層の宿が並ぶ街並みが魅力的な山形県の銀山温泉。こちらはジブリ映画「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルになったともいわれている場所です。

千と千尋の神隠しの舞台といえば、以前「この夏、バイクで聖地巡礼の旅に出よう」の記事で四万十温泉「積善館」ご紹介しました。実は、千と千尋の神隠しの舞台には特定のモデルがないとされています。そのため、様々な温泉地に同じような雰囲気を持つスポットがあり、銀山温泉や四万十温泉を含むいくつかの温泉地で千と千尋の神隠しの世界を感じることができるんです!

銀山温泉の中でも特に注目したいのは、国の重要文化財にも指定されている「能登谷旅館」。木造三階建ての古風で立派な建物に入口正面に架かった赤い橋など雰囲気も抜群!聖地巡礼×温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか。

【駐輪スペース情報】
宿泊する場合は、宿泊先の旅館の指示にしたがって駐車場を利用しましょう。基本的に旅館の駐車場は宿泊客のみ利用可能であるため、日帰りツーリングの際は要注意です。

農業高校ライフの舞台!札幌&帯広(北海道)

※画像は帯広競馬場(ばんえい十勝)のばんえい競馬

※画像は帯広競馬場(ばんえい十勝)のばんえい競馬

北海道の農業高校を舞台に、キャラクターの成長や青春が描かれる「銀の匙」。キャッチコピーは「汗と涙と家畜の酪農青春グラフィティ」。2011年から連載が開始され、2013年・2014年にはテレビアニメが放送されたり、2014年には実写映画が公開されたりするなど、非常に人気のある作品です!

そんな銀の匙の舞台の大部分を占めているのが、北海道の札幌&帯広。札幌駅・さっぽろテレビ塔展望台・帯広神社・帯広競馬場などが聖地とされています。帯広競馬場では作中でも描かれた「ばんえい競馬」も見ることができるので、せっかくであればレースのある日に立ち寄っておきたいところ!

しかし、銀の匙のアニメ制作側は、防疫などの観点から聖地巡礼を推奨していません。そのため、聖地巡礼の際は節度ある行動を心がけるようにしましょう。

【駐輪スペース情報】
札幌駅周辺には多くの有料駐車場があります。

兵士とアイヌの少女エンターテイメントの舞台!小樽&札幌&旭川&網走(北海道)

※画像は網走刑務所

※画像は網走刑務所

明治時代末期の北海道を舞台に、元陸軍兵の杉元佐一とアイヌの少女アシㇼパが協力しながら巨額の埋蔵金を追う歴史エンターテイメント作品「ゴールデンカムイ」。累計発行部数は800万部を越えており、2018年10月からアニメの第二期が放送されるなど、今大人気の作品です。そのストーリーはもちろん、丹念な時代考証に基づいた世界観にも注目が集まっています!

そんなゴールデンカムイの舞台は、小樽&札幌&旭川&網走などと北海道の中でもかなり広範囲!聖地を全て回ろうと思ったら、広い北海道をぐるりと一周することになるかもしれません……。また、本作の舞台が明治時代末期ということもあり、景色が変わっている場所がほとんどです。

しかし、開拓の村・北海道植物園・小樽鰊番屋・網走監獄・白老ポロトコタンなどゆかりの地はたくさんあります。特に開拓の村はゴールデンカムイの聖地が詰まっている場所なので、聖地巡礼をするのであればこちらは絶対に訪れておきましょう。

【駐輪スペース情報】
札幌駅周辺の有料駐車場をはじめ、開拓の村や網走監獄などは専用駐車場の利用が可能です。

あの物語の舞台を訪れてみよう!

自分の好きな作品に登場していた風景を実際に見れば、きっとテンションも上がるはずです。いろいろな聖地を訪れてみれば、きっといい思い出として残ることでしょう。ただし、聖地へ行って楽しむこともよいですが、周りの迷惑にならないように注意が必要です。