2018年7月3日 更新

バイクに乗っていて頭痛がすると感じたら……

「バイクに乗っているとなぜか頭が痛くなる」――このような体験をしているライダーも少なくないでしょう。長時間の走行で日射病になったのかな、と疑う人もいるかもしれません。しかし、その原因は意外なところにありました。今回は、バイクに乗っているときに生じる頭痛の原因や、その改善方法についてご紹介します。

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バイクに乗っていて頭痛がする原因

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ツーリング中に頭が痛くなる原因として、首への負担が挙げられます。頭痛のほとんどは、首筋にある「三叉神経」と「大後頭神経」に関連しており、首の筋肉が凝り固まって神経を圧迫することで頭痛が起こります。

首が凝ってしまう傾向にある人は、重いヘルメットを長時間かぶるライダーや、デスクワークが多い人、と言われています。パソコンを見るときに頭を少し下げる体勢が続くことで、首に負荷がかかり凝ってしまうのです。ライダーは、ヘルメットの重さによって首に負担がかかることで、首が凝って神経が圧迫されます。

ヘルメットと頭痛の関係

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ライダーが「頭が痛い」と感じる原因は、主にヘルメットにあります。バイク用ヘルメットは一般的に1~2kg。これは500mlのペットボトル1~3本分が頭の上に乗っているようなものです。その「おもり」を頭に乗せたまま長時間走行することで、次第に首の神経が圧迫され、頭痛へと変化していきます。

また、ヘルメットは頭部を常に圧迫しているような状態が続きます。そのため、頭部の筋肉が硬くなりしめつけられることで頭痛が起こってしまうのです。ヘルメットによって頭痛が生じる原因は以下の通り。
1.首まわりの神経が圧迫され、血流が悪くなること
2.ヘルメットによって頭部が圧迫され、筋肉が硬くなってしまうこと

頭痛を軽減させる方法

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頭痛がするとはいえ、身の安全上ライダーのヘルメット着用は必須です。「なるべく頭痛になる頻度を減らす」「頭痛の症状を和らげる」ためにも、頭痛の改善方法や対策方法を把握しておきましょう。

対策方法1.
一番大切と言っても過言ではない、ヘルメットのサイズ。「なんとなく大きい気がするけど、使い続けている」という場合、首でバランスを取ろうとして余計に筋肉を使ってしまうため、頭痛が頻繁に起こりがちに。まずは、頭の大きさにフィットするヘルメットを着用するようにしましょう。

対策方法2.
人間の体は、同じ場所に負担がかかり続けることが苦手。そのため、こまめにヘルメットを外すことを心がけましょう。時々ヘルメットを外し、肩回しをするだけで頭痛の頻度も減少するはずです。

対策方法3.
首の凝りによって頭痛が生じてしまうため、首まわりは柔らかくしておくことが重要です。ポイントは、ぬるま湯につかること。ぬるま湯に入ることで、こわばっていた筋肉がほぐれて血流が良くなり、首の凝りが改善されていきます。

ツーリング中の頭痛にさようなら!

今回はツーリング中の頭痛の原因や、対策方法をご紹介しました。ヘルメットの重さによって生じる首凝りからの頭痛や、頭部の筋肉が硬くなってしまうことによって生じてしまうケースなど、頭痛には意外な原因が。そうならないためにも、ヘルメットのサイズを見直す、ぬるま湯につかる、肩回しをするなど、できることから取り組んでみてください。
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