【高速道路デビュー!】高速道路を走るときの注意点とは?

バイクで遊ぶ
季節が秋へと向かっている今の季節、ちょっと遠くへ行くために初めて高速道路に乗ろうとしている人は多いのではないでしょうか。しかし、高速道路に乗る際は普段以上に注意を払う必要があります。万が一高速道路で事故を起こしてしまった場合は、ライダーもバイクも無事では済まないかもしれません。

高速道路の事故は重大事故になりやすい

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歩行者や自転車がいないため高速道路は気が楽、などと考えてはいませんか? 高速道路での死亡事故は警察庁によると毎年200件近く発生しており、決して油断はできません。特にバイクの場合は自動車と比べ事故が起きた際の死亡率が高いため、高速道路に乗る際は細心の注意が必要です。

高速道路に乗る前はバイクの念入りな点検を!

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高速道路での事故を防ごうと思うのであれば、事前にしっかりとバイクの点検をしておく必要があります。チェックしておきたい項目は以下の通りです。

ガソリンの残量

一般の道路よりも長距離になる高速道路を走るのであれば、事前のガソリンチェックは必須。高速道路でガス欠を起こしそうになると、焦りが生じて安全運転に支障をきたす恐れがあります。基本的に高速道路では、約50 kmごとにガソリンスタンドが併設されているサービスエリアが用意されていますが、万が一のことも考えしっかりガソリンを補給してから乗るようにしましょう。

タイヤ

高速道路を走っている途中でパンクしてしまうと、極めて重大な事故が発生する原因になります。そのため、事前のタイヤチェックは必須です。しっかりと事前にタイヤの空気圧点検や異物が刺さっていないかを確認して、大丈夫だと確信してから高速道路に乗るようにしましょう。

積み荷

バイクの荷台に固定していたはずの荷物が振動で緩み落下してしまう、といったケースはしばしば高速道路のトラブルで見られます。積み荷の落下が大きな事故を巻き起こす可能性も十分に考えられるため、積み荷を荷台に乗せるときは普通の紐ではなくゴム状の紐を使って縛り、その上からネットを被せるなど万全の対策を練っていきましょう。

高速道路走行中の注意事項とは?

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バイクで高速道路を走る際は、車間を常に意識してとることを心がけておきましょう。前の車との距離をとっておけば、とっさの事態にもうまく対処ができます。また、常に速度とラインを一定に保つのも、安全運転をおこなううえで重要です。速度を一定に保てば燃費を抑えることもできるため、一石二鳥といえるでしょう。

高速道路で注意しておきたいのが大型トラックです。トラックの真後ろにいると前方の様子がまるで分からず、トラックの真横にいると風圧で押されたり、逆に引き込まれたりしてしまう危険性があります。事故を防ぐためにも、大型トラックには極力近づかない方が利口です。

準備を万全に整え高速道路を走ろう

高速道路を利用したツーリングを計画しているのであれば、事前の準備は不可欠。万全の準備を整えたうえで、安全に細心の注意を払った走りを徹底するようにしてください!