バイクの取り締まりが厳しい昨今、絶対NGな改造とは?

バイクで遊ぶ
長年バイクに乗っていると「そろそろこのバイク改造したいな」という改造欲にかられる人もいるはず。実際に街中で、人の目を引くようなバイクが走っている光景を見たことがあるという人もいるでしょう。しかし、知識のないままバイク改造することは危険です。中には法律上、やってはいけない改造も存在します。今回はその代表的なNG改造をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

マフラーの音量に気を付けて!

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改造したい部分にマフラーを挙げる人がいるでしょう。マフラーから出る排気音も注意しなければ違法になってしまいます。法律上、バイクの騒音規制値は94デシベル以下と定められています。94デシベルと聞いてもピンとこない人も多いと思いますが、電車のガード下や5メートルほど先の犬の鳴き声で90~100デシベルという感覚です。ガード下の音は割と存在感がある方なので、それと比較して、普通の状態では法定基準を超えない事が分かるかと思います。しかし、インナーバッフルが装着されていない場合は94デシベル以下に抑えることができなくなり、整備不良となるため注意が必要です。

サイドナンバーの縦置きはNG

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サイドナンバーはナンバープレートをリアフェンダーの左右どちらかに取り付ける、カスタムアイテムのことを指します。一般的に横置きのナンバープレートを縦置きに取り付けるカスタムをする人が多いようですが、日本においてはナンバープレートの縦置きは違法です。また、湾曲させて取り付けることもNG。警察に見つかった場合は違反金6,000円を支払わなければいけません。結果的に横置きのナンバープレートしか取り付けられないため、サイドナンバーは改造しない方がいいと言えるでしょう。

ライト類のNGは?

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また、カスタム度が高いものの一つに灯火類も挙げられています。ウインカーやブレーキランプをLEDにカスタムしたり、カラーの変更やウインカーの点滅速度をカスタムしたりという人が多いようです。いずれもカッコよくできたり目立ったりしますが、灯火類のカスタムは整備不良灯等違反とみなされ、違反切符を切られてしまう可能性があるため注意しましょう。

年々厳しくなっているバイクの取り締まり

バイクの改造に関して、年々法の目が厳しくなっているのが現状です。改造する前に、法に触れていないか、違反にならないかなどを調べることは基本です。指定部品以外を使ってしまうと、せっかくのバイクが押収されかねません。法に触れないように注意しつつオリジナル感を出すことで、自分だけのバイクを楽しんでくださいね。