2017年8月8日 更新

夏のツーリング!バイクトラブルにご用心!

真っ青な空のもと、心地よい風を浴びながらバイクを走らせる夏のツーリングはとても楽しいものです。しかし、夏のツーリングだからこそ気をつけなければならないこともあります。この夏も快適にツーリングを楽しむために、よくあるトラブルと取るべき対策について知っておきましょう。

737 view

バイクの熱中症!?オーバーヒート

 (9627)

人間が暑いところに長時間いると熱中症を起こすように、バイクも暑さによって不調に陥ることがあります。そんな不調の一つがオーバーヒートです。

オーバーヒートとは、水冷、空冷エンジン等での冷却が追い付かず、エンジンが適温を上回っている状態のこと。オーバーヒートが起こると、エンジンからガリガリと音が鳴るようになり、回転が安定しなくなります。そのまま放置するとアイドリングが保てなくなり、最終的にはエンジンが停止してしまって非常に危険です。

オーバーヒートを防ぐためには、こまめに休憩をはさんでエンジンの温度を下げるのが効果的です。また、エンジンの回転数を上げすぎないことも重要です。

もしオーバーヒートしてしまったら、安全な場所に停車してエンジンを切り、日陰など涼しいところであおいでエンジンを冷やしましょう。ただし、水をかけるなど急激に温度を変化させるのは厳禁です。故障している可能性もあるので、その後はバイクショップで点検をしてもらいましょう。

バッテリー上がりには夏も要注意!

 (9630)

冬場にバッテリーのトラブルが多く発生することはよく知られていますが、実は気温が高い夏も油断はできません。バッテリーは低温だけでなく高温にも弱いうえ、夏休みの渋滞に巻き込まれたときのノロノロ運転はバッテリーに大きな負荷をかけてしまいます。

そのため、ツーリングの際は季節を問わず、バッテリーが上がったときのために携帯型バッテリーブースターを持って行くのがおすすめです。携帯用のブースターには小型なものもあり、スマホの補助充電にも使えるものもあります。また、そもそもバッテリー上がりが起こらないようにするためにバイク用の自動充電器を持って行くのもいいでしょう。

ただし、バッテリーの寿命は約2年と言われています。バッテリーが劣化している場合はバッテリー上がりが引き起こされるだけでなく、電圧が不安定になり搭載機器の不調を招く恐れもあるので、延命措置を行うより新しいものに交換してしまった方が賢明です。

知らぬ間に低温ヤケドになっている可能性も?

 (9633)

バイクに乗っていると、エンジンからの熱気で知らず知らずのうちに低温ヤケドをしてしまう場合があります。特に暑い夏はバイクも熱を持ちやすいので要注意です。低温ヤケドになると皮膚が赤くなる、ヒリヒリするといった症状が現れ、ひどい場合は強い痛みを感じたり水ぶくれができてしまうことも。

バイクに乗る際に特に気をつけたいのは、エンジンからの熱気を直に浴びる下半身。低温ヤケドを防止するためには、メッシュ素材やレザー生地などのパンツに速乾性インナーを重ね履きし、空気の層を作って断熱性を高めるのがおすすめです。涼しいとは言えませんが、高熱にさらされるのを回避できるうえ、速乾性のインナーが汗を吸ってくれるのでベタつきません。

もし低温ヤケドになってしまった場合は、速やかに病院で診てもらいましょう。低温ヤケドは普通のヤケドより痛みを感じにくい場合もあるので見過ごしがちですが、実は内部では大きなダメージを負っているケースもあります。

十分注意して楽しいツーリングを!

暑さゆえにバイクもライダーも気をつけなければいけないことはたくさんありますが、それでもやはり夏のツーリングには夏にしか味わえない爽快さがあります。起こり得るトラブルを事前に把握し、万全の対策を取ったうえで、今年の夏もツーリングを思いきり楽しみましょう。
11 件

※記事内の価格表記は、執筆当時の価格となります事をご了承ください

関連する記事 こんな記事も人気です♪

【バイク好き必見映画】マックイーンの走りに注目!『大脱走』の魅力をご紹介

【バイク好き必見映画】マックイーンの走りに注目!『大脱走』の魅力をご紹介

バイクが活躍する映画は数多く存在しますが、その中でも外せないのが1963年にアメリカで公開された不朽の名作『大脱走』でしょう。バイク好きなら知っている方も多いであろうこの映画の魅力について、詳しくご紹介していきます。
Naps-ONマガジン | 817 view
知っておくと便利!バイク業界への就職を成功させるポイント

知っておくと便利!バイク業界への就職を成功させるポイント

バイク好きが高じて、「バイクに囲まれて仕事をしたい」「バイクに関する知識を活かしたい」といった思いを抱き、バイク業界で働きたいと考える方もいるでしょう。しかし、バイク業界で働くにはただ「バイクが好き」という気持ちをもっているだけでは不十分。業界への理解や、一歩踏み込んだ問題意識、バイクに直接関係することに留まらない多種多様な知識・経験が必要です。そこで今回は、バイク業界への就職を成功させるポイントについて解説します。
Naps-ONマガジン | 914 view
事故のリスク上昇!バイクを運転するときは死角に注意

事故のリスク上昇!バイクを運転するときは死角に注意

自動車の横を走行中に、「もしかしてこっちが見えていないのかな?」とドキッとした経験は、ライダーならほとんどの方があるのではないでしょうか。教習所で習った通り、自動車を運転していると、視界にまったく入らない「死角」が生まれます。ライダーが自動車の死角を走行していると、最悪の場合、事故に巻き込まれてしまうことも。今回は死角となりやすい位置と、死角に入るのを避ける方法をご紹介します。
Naps-ONマガジン | 900 view
【初心者必見】エンジンを止める前の「空ぶかし」って必要?

【初心者必見】エンジンを止める前の「空ぶかし」って必要?

ベテランライダーの所作から、バイク乗りの極意を学ぼうとしている初心者の皆さん!ほかのライダーのクセを見つけては「シブい!」と感銘を受けている方もいるのではないでしょうか?しかし、バイクを走らせるうえで必要のない挙動をルーティンにしているベテランライダーもちらほら。実はエンジンを止める前の「空ぶかし」も “無駄ルーティン”のひとつなんです!
Naps-ONマガジン | 3,842 view
目が原因で起こる現象を把握し、事故を未然に防ごう!

目が原因で起こる現象を把握し、事故を未然に防ごう!

長い時間運転をしていると、目の渇きや疲れのせいで危険を見落としやすくなりますよね。目が疲れていなくても、トンネルに入った瞬間や出た直後は周囲の明るさが急に変わることで前方を走る車が見えなくなってしまうことも。運転時に起こりがちな目の錯覚を知り、危険を早めに察知しましょう!
Naps-ONマガジン | 659 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

Naps-ONマガジン Naps-ONマガジン