違反点数がつくとどんな罰則が待っている?

バイクで遊ぶ
バイクを運転する以上、交通ルールを守るのは絶対条件といっても良いですが、万が一違反をしてしまった場合には違反点数がついてしまいます。この違反点数が積み重なっていくと、最悪免許取り消しという事態になってしまうため、ライダーの方は要注意です。では、点数がついてしまう違反行為とは、いったいどのような行為なのでしょうか。

よくある違反行為でつく点数とは

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日ごろ運転をしていくなかで、ついやってしまう違反行為は「速度超過」「信号無視」などではないでしょうか。こうしたルール違反には「違反点数」というものがつきますが、その内容は以下の通りです。

6点以上がつく主な違反行為

・一般道を30 km以上速度超過
・高速道路を40 km以上速度超過

上記に違反した場合、基本的には6点の違反ポイントがつきますが、50 km以上の速度超過をした場合は一気に12点の違反ポイントがついてしまいます。

3点がつく主な違反行為

・高速道路を30 km以上速度超過

2点がつく主な違反行為

・信号無視
・通行禁止違反
・追い越し違反
・20 km以上速度超過

1点がつく主な違反行為

・ノーヘル行為
・20 km未満の速度超過

違反点数が嵩んでいくと…

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前歴(過去の交通違反行為)がまったくない人の場合、違反点数が6点を超えた時点で30日間の免許停止処分がくだされ、15点に達すると免許が取り消しとなってしまいます。しかし、前歴があればあるほど基準も厳しくなっていくため注意しなければいけません。

違反ポイントは受けてから1年で消失しますが、1年以内に再度違反行為をした場合はポイントがどんどん加算されていってしまいます。せっかく取得した免許が取り消しとなってしまわないよう、交通ルールの遵守を心がけていってください。

重大な事故を起こした場合

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上述したようなケースに当てはまらないような、重大な違反を犯してしまった場合には、一発で免許が取り消しになるだけでなく「欠格期間」というものが設けられます。欠格期間は前歴の有無、起こした違反によって長さが異なりますが、この期間中はあらゆる免許を取得することができません。こうした欠格期間が設けられる違反は以下の通りです。

・危険運転致死
・運転傷害等危険運転死傷
・飲酒運転
・麻薬等薬物を摂取した状態での運転
・ひき逃げ

欠格期間という制度はたしかに厳しいものですが、重大な違反を犯してしまった以上受け入れるべき罰則ともいえます。

必ず交通ルールを守って運転しよう

バイクを運転する以上、交通ルールは必ず守らなくてはいけません!理想は、1点の違反ポイントもつかないことです。決して難しいことではないため、しっかりと安全運転を心がけていきましょう。