2017年6月29日 更新

日本とは違う!?台湾のバイク事情をご紹介!

「バイク大国」との呼び声高い台湾。2012年の調査の結果、国民の1.5人に1台と驚異的な保有台数を誇ることがわかっています。もはやバイクが「国民の足」と言っても過言ではありません。今回はそんな台湾のバイク事情に焦点を当ててみました。

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バイク保有率が世界一の台湾

注:画像はイメージです。

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台湾はバイクの保有率が世界一。冒頭で述べたとおり、2012年時点で人口“1.5人に1台”の保有率となっています。この数字は、「子どもと老人を除くほぼ全ての人がバイクを保有している」ということを表しているとの見方もできるのではないでしょうか。それほどバイクは国民の生活になじみ深いもののようです。

台湾では通勤・通学にもバイクを用いるのが当たり前。そのため、朝晩は通勤ラッシュが起き、道路には無数のバイクがひしめきあっているそうです。車と公共交通機関が移動手段の中心である日本では考えられないような光景が見られるとのこと。

日本とここが違う!台湾のバイク事情

バイク大国・台湾では、バイクの交通対策や駐輪場対策が進んでいます。例えば、台北市では二輪車と四輪車の走行を分離させる通行方法を考案し取り入れています。一部の地域での二輪車専用レーンの導入のほか、信号の手前に二輪車停止ゾーンを設けているとのこと。これは二輪車が四輪車の前方に出て信号待ちできるゾーンで、二輪車を先に走行させて四輪車と分離することで、安全かつ円滑な交通流を確保することができるそうです。

台湾は免許取得費用が安いことでも知られています。日本円にして3,000~4,000円程度と、日本を基準に考えると破格と言える費用です。台湾では自動車免許が日本円にして30,000~40,000円のため、それと比較しても非常に安いと言えるでしょう。

また、至る所にバイクの駐輪場があったり、安価で借りられるレンタルバイクが一般的であったりというのも台湾の特色です。さまざまな観点から、日本に比べてバイク乗りに優しい場所と言えるかもしれません。

台湾で人気のバイクとは

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台湾では非常に多くの人がスクーターを愛用しています。特に125cc、150ccのスクーターが人気とのこと。これは、多くの人が夫婦やカップルなど二人で乗ることがあるためだそうです。

メーカーは台湾ブランドのKYMCO(キムコ)やSYM(サンヤン)と並び、YAMAHAが人気を集めています。これらのブランドが台湾では3大ブランドと呼ばれており、なんと市場の90%近くのシェアを占めるとか。

KYMCOはHondaから技術供与を受けているメーカーで、エンジン性能からボディまで信頼性の高いバイクを作ることで有名です。100~125c前後の原付二種が人気を集めているようです。

SYMもHondaから技術供与を受けていました。SYMのバイクの魅力はなんといっても価格の安さ。日本の同程度の排気量のバイクと比較すると、1~2割安い小売価格で流通しているそうです。

その他には、こちらも台湾ブランドのPGOやTGB、Hartfoldなどが人気のようです。

台湾でバイクを運転するには?

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先述したとおり台湾ではさまざまな場所でレンタルバイクを借りられるため、台湾でバイクを運転してみたい!という方はぜひ借りてみてはいかがでしょうか。台湾では2007年より日本の免許証が使えるようになったため、免許証の原本とその免許証の中国語翻訳文を携帯すれば運転が可能です。

ただし、台湾でバイクを運転する際にはいくつか気をつけたいことがあります。日本では考えられないほど多くのバイクが走っており、交通マナーも良好とはいえないため、高度なテクニックと俊敏性が不可欠です。また、台湾の道路は日本と逆の右側通行で、バイクで交差点を曲がるときには二段階左折しなければなりません。普段とは全く異なる環境での運転となるため、運転に自信がある方であっても十分な注意が必要です。

日本とは全く異なる台湾のバイク事情

お話ししてきたとおり、バイクを取り巻く環境が日本とは全く異なる台湾。交通対策の充実や免許費用の安さ、駐輪場の多さなどは日本もぜひ見習ってほしいものですね。
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