2017年1月6日 更新

冬のバイクツーリング!失敗しないアウターの選び方

冬はライダーにとって、とてもツライ時期です。冬の間だけは、バイクには乗らないというライダーもいるくらいです。それでもバイクに乗る場合には、防寒対策は欠かせません。そこで、防寒対策としてバイクジャケットの性能と選び方をご紹介致します。

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走行時の体感温度は、冷凍庫並み!?

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バイクに乗ったことがある人にしか、わからない感覚ですが、バイクに乗って走行しているときには、歩いている時とは比べ物にならないほどの冷気がライダーを襲っているのです。
秋冬の夜間ともなれば、ただでさえ昼間とは比べ物にならないくらいに外気が冷え込みます。バイクでの走行中には、走行スピードの影響も受けるので、より一層冷たい空気を受けることになるのです。これがいわゆる“体感温度”というやつです。
体感温度という言葉は聞いたことがある。という方が多いと思いますが、実は体感温度を計算するための公式が世の中には存在します。

◆体感温度公式◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
体感温度=37– { (37 – t) / (0.68 – 0.0014*h + 1/A)} – 0.29 * t * (1 – h/100)

ただし t: 温度(℃)
h: 湿度(%)
v: 風速(m/s)
A: 1.76 + 1.4*(v**0.75)
《引用元》http://www.hko.gov.hk/publica/reprint/r444.pdf (ミスナール改良計算式(香港天文台))
※ミスナールの計算式は科学的に求める方法であって、その式内に入ってる変動係数のみが考慮されています。明らかにいつもより体温が高かったり真夏の太陽の輻射熱は変動係数外。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この公式を元に考えると、もし気温5℃、湿度20%の高速道路を100キロで走ったら、
体感温度は、マイナス9.5℃ということになります。これは業務用の冷蔵庫の中と同じくらいの寒さです。
運転に悪影響を与えるほどの寒さとなれば、事故につながる可能性もあるので、防寒対策をしっかり行いましょう。

バイクジャケットの優れた特徴とは

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冬のバイクジャケットを選ぶ際に、重要な条件をいくつかご紹介します。

1つめは、なんといっても『保温力』です。最近のジャケットは機能性がかなり向上していて暖かいものが多いですが、中でもインナーとアウターのジャケットを重ね着するタイプがオススメです。というのも、アウターとインナーの間に空気の層ができるので、1枚タイプのものと比べて格段に保温力が高くなります。
さらに、保温力を高めるために、首周りの隙間が無い物がオススメです。首周りが緩いと隙間から冷気が入り込んでしまうので、保温力が弱くなってしまいます。

2つめは、『放湿性』です。インナーに関しては、湿気を逃がす構造になっており不快な蒸れを防いでくれます。また、空気を逃がすベンチレーションが付いていて、走行中の風圧でジャケットがめくれ上がるのを防いでくれるのです。

3つめは、『耐候性』です。これは、雨や風の進入を防ぐ性質のことです。ジャケット自体が耐候性のある生地で作られていれば、ジャケットの上からレインウェアを着る必要がありません。そのため、着ぶくれするデメリットから開放してくれます。

4つめは『安全性』です。走行中に転倒した際の安全面を考慮して、衝撃吸収パットを配置するなどの工夫がされているものが良いです。最近ではパット自体も衝撃試験で安全性が確認されたものを装着しています。

5つめは『視認性』です。元々は夜間走行中の事故を防ぐ目的ですが、最近では街を歩いているときにも、オシャレに見えるようにデザインされたものもあります。

6つ目は『サポート性能』です。これは着心地はもちろんのこと、運転中でもライダーが動きやすいように配慮されているかが重要です。
特にオススメなのが、立体裁断といってライダーがハンドルに手をかけた姿勢を想定して作ってあるジャケットです。お店で試着してみると良いですよ。

ジャケットを試着するときに確認すべきポイントは?

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バイクジャケットを選ぶ時に、デザイン性ばかりを重視してしまうと、走行中に後悔することになります。それこそ冬の体感温度はマイナスなのですから。
首元が緩かったり、手首が緩いジャケットだと、一瞬で体温を奪われます。実際に試着するときは、首元がしっかり閉まり、手首がすぼまっているかを確認しましょう。手首の部分がベルトで閉められるものがあればベストです。
そして、生地はゴアテックスで作られたものがオススメです。これは、防水性・防風性ともに非常に優れています。ただし性能が良い分、お値段は少しお高めです。

サイズを選ぶときは、下に多少着込むことを想定して、なおかつ運転に支障が出ないくらいのものが良いでしょう。通販の方が安く購入できますが、実際にお店に行き試着することをオススメします。

まとめ

冬にバイクに乗る人は、防寒対策を怠ると死活問題です。冬にバイクで走行した場合の体感温度は、氷点下まで落ち込みます。
そのため、デザイン性ばかりで選ぶのではなく、外気の進入をしっかりと防いでくれるジャケットを購入しましょう。ちょうどいいサイズを選ぶためにも、購入前に必ず試着することがオススメです。
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※記事内の価格表記は、執筆当時の価格となります事をご了承ください

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