「フリクションロス」の少ないパーツの導入が効果的。ケミカルもヨシ!

バイクで遊ぶ
なんと言おうとも「やっぱりスルスル走る軽量スポーツってサイコーだよね!」
ここ最近は天候に恵まれず、休日もロクに走りに行けなくって悶々としているブログ担当Bですコンニチワー・・

そんな天気ですが遂にワタクシの愛車のNSR250Rが復活。
地獄の底から這い上がったような見た目に当店の新人スタッフが面白いくらいにドン引き・・・

細かい箇所の修理がまだまだ必要ですが、やっぱり「2stサイコー!」ですね!! ねっ!?
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んもぅNSRはサイコーっスよぉ!!(映画CM風)

さて、そんなサイコーな2stのNSR250Rは、ハードなカスタムを行うオーナー様も多く、パワーを上げる手法も確立されております。
しかし、昨今のNSR業界では「チューンよりも維持」といった保全的な趣のオーナー様が増えているようにも思います。
保全維持しながらでもサーキット走行を楽しみたい、エッジの効いたNSRを楽しみたい・・といった場合には耐久性が下がるチューンナップよりも、メンテナンスも含めて「フリクションロス」少ないパーツの導入が効果的です。

少し前の記事でも取り上げた「RK GC520MRU」「RK WG520TRU」(公道使用不可)等を使用すると、間違いなく「速くなった!」と体感することが出来ます。

そして重要なのがチェーンのメンテナンス!
良いチェーンでも掃除をサボれば、良いも悪いもヘッタクレもありません。

面倒な掃除は今話題の「KETTENMAX チェーンクリーニングキット」税込価格¥4,212-を使っていただくと大変に便利!
なんで今まで存在しなかったのか・・と過去の苦労が偲ばれる、メンテナンスグッズ界の革命児・・?

汚れをモリモリ落とした後には給油です。大切なことなのでもう一度「清掃の後には給油」です。
スプロケットの磨耗はチェーンに付着した汚れもひとつの原因です。
清掃を怠るとガンガン磨耗しちゃいますよー!
チェーンオイルはお好みと用途に合わせたモノを使って頂くのがベストですが・・ワタクシのオススメはコレです。
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「WAKO'S チェーンルブ A310」
税込価格¥1,728-

リンクへの浸透力や汚れの吸着にも強く、それでいて飛散も少なめな、鉄板の売れ筋チェーンオイルです。
コンパクトなスプレー式なので持ち運びも便利!
自転車への使用を考慮した低フリクションなオイルは「フリクションロス」低減にピッタリですね!!

そして最近話題のコレも試してみましたよ!
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「スズキ機工 LSベルハンマーエアゾール」
820-2293 420mlエアゾール缶
税込価格¥3,920-

テレビでも取り上げられ、品切れ続出だった「奇跡の潤滑剤」こと、LSベルハンマー。
配合されている極圧剤が「極圧状態で金属と反応」し「スケートリンクのような状態」に表面を変化させる事で夢のような「フリクションロス」低減を実現!

一般的な極圧潤滑は二硫化モリブデンやシリコン、フッ素等を金属同士の隙間に転がす事で潤滑をしている事が多いのですが、LSベルハンマーは金属表面を改質し、金属自体を潤滑剤の様にする上に通常の潤滑油が加わり、高い潤滑性能を獲得しているのです。
専用品のチェーンオイルではありませんが、ガシガシ力の掛かるチェーンの潤滑は性能を測るには絶好の箇所なのではないでしょうか!?
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ほーれほーれ(ブッシュー

という訳で、LSベルハンマーをチェーンに塗布してからまだ4日目。
通常のチェーンオイルと比較してどうなの? と問われても何とも申し上げられません。何時も通りにNSR250Rは軽やかに走ります。
強いて申し上げれば「やっぱりスルスル走る軽量スポーツってサイコーだよね!」としか・・

ですが、長期使用した際やサーキット走行等の過酷な状況下で、一般的な潤滑油と比べて大きな差が出るに違いありませんッ!!
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期待しちゃうぜベルハンマーッ!!

なお、通常の潤滑剤としての使用も可能なので
こういった箇所への潤滑にもお使い頂けます!
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キックペダルやサイドスタンドの動きが悪いと、エンジン始動や発進の際に「超残念」な気分になりますからね!

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ミッションオイルや、エンジンオイルに混入させると、クラッチがダダ滑りします。
絶対に行わないで下さいねッ!!
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この「スズキ機工 LSベルハンマー エアゾール」は、メンテナンスの際に愛車の質感を高めてくれる良き相棒になること請け合い!
抵抗を減らしたいNSR250Rオーナーの皆様も、きちっと愛車を整備したい皆様も、コレは要チェックですぞー!!


以前のお話ですが・・・
頑張って抵抗を減らしたNSR250R(リミッターカットと外装以外はほぼ純正のMC21)は、シャーシダイナモ上で60馬力越えの出力を記録した事がありました。
同時に計測したNF5シリンダーのNSRは70馬力弱・・・

ほら、アナタもフリクションロスをガッツリ低減してみたくなったでしょー!?(ニヤリ