盗難から愛車を守れ!傾向と対策編

特集
「せっかく自分好みにカスタムをした愛車が盗まれた!」なんて事態は考えたくもないもの。
とはいえ、盗難被害で涙を流すライダーが後を絶たないのも悲しい現実……。

そこで今回は窃盗犯から愛車を守るために、バイク盗難の現状と対策を分かりやすく解説します!

【令和5年度版】データで見るバイク盗難の現状

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警察庁発表 令和元年~令和4年(2019~2022年) 二輪盗難統計

令和二輪盗難統計 2019年 2020年 2021年 2022年
盗難件数 11255 9018 7569 7914
検挙件数 2422 1489 1289 1458
検挙率 21% 16% 17% 18%
検挙件数前年比 -2237 -1449 345
※警察庁犯罪統計資料参照

 上記の表は警察庁発表の令和元年~令和4年のバイク盗難に関する統計です。

 2019年には1万台を超えていた盗難件数は、2021年から2022年にかけて、7千件台にまで減少しています。
しかしながら、検挙率も下がっており、コロナ禍が落ち着くと外国人窃盗団の犯罪も増加することが予想されるため、依然として油断はできません。
やはり、大切な愛車を守るにはライダー各自がしっかり盗難対策をするのが大事です!

要チェック!もしかしたら盗難の前兆かも…?

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窃盗犯の下見やサインは見逃し厳禁!

 バイク窃盗犯は事前に「価値のあるバイク」か「盗みやすいか」など、下見を必ずといってよいほど行っています。

 駐輪場でウロウロしてバイクを覗きこんだり、自宅の車庫を覗いている場合は下見の可能性が大。
下見の際にバイクカバーをめくったり、刃物で破ることもあるため、バイクカバーに不審な形跡がないか日々チェックしておくと良いでしょう。
知らぬ間に貼られる「バイク買い取りのチラシ」も要注意!
 窃盗犯はチラシがどれくらいそのままかを確認し「持ち主がどれくらいの頻度でバイクを見ているか」「持ち主の生活リズム」などをチェックしています。
勝手に貼られたチラシなどは、すぐに処分するようにしましょう。

 チラシの他にもミラーを回したり、テープを貼るなどのパターンもあるので注意が必要です。

防犯ロック三種の神器を活用して愛車を盗難から守ろう!

 自分で出来る盗難対策に、防犯ロックは必須。
 基本のチェーンロックに加え、ブレーキレバーを固定できるレバーロック、ブレーキディスクに装着するディスクロックを組み合わせれば、チェーン単体よりも強固に愛車を守れます。
各種ロックは下記のリンクよりチェックしてください。

自衛は万全それでも……万が一に備えるなら盗難保険に加入しよう!

 もちろんバイクの盗難は防げるにこしたことはありませんが、もしもの時のためにバイク盗難保険に入っておくのも一つの手段といえます。盗難保険はメーカー取り扱い店でも加入できますが、正規取り扱い店で購入したそのメーカーのバイクしか加入ができません。

 もし中古や正規取り扱い店以外で購入した場合は、バイクメーカー以外の盗難保険に入ることになります。その中でオススメなのがJBR Motorcycle株式会社が提供する「Zutto Ride Club(ずっとライドクラブ)」です。

 JBRは国内バイクメーカーのオフィシャルパートナー企業であり、各国内メーカーで提供している盗難保険はJBRの盗難保険を引き受け元として提供しています。またバイク本体だけでなくパーツの盗難や鍵穴へのいたずらなどにも対応してくれるため、「メーカーの保険には入れないけど、盗難保険に入りたい」という方はこちらを検討してみてはいかがでしょうか。
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