思いがけない時に自分を守る、エアバッグについて

いざという時に助けられた、平嶋夏海のエアバッグ エピソードをご紹介します。
ナップスオン マガジンをご覧の皆さんこんにちは!
平嶋夏海です!
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今回はエアバッグについてお話しします。

私がエアバッグを初めて着用したのは3年ほど前です。
それまでは、公道走行の時もサーキット走行の時も使用したことはありませんでした。
エアバッグを着たいとも特に思っていなかったし、着たいと思うきっかけも特にありませんでした。
公道で転んでしまうのも、いわゆる「立ちゴケ」しかしたことがなくて、事故というのはどこか他人事のように感じていました。

けれど、なぜエアバッグを着るようになったのか。
それはかなり受け身な理由なのでお恥ずかしいのですが、理由が2点あります。
私が毎年参加している「ツインリンクもてぎ」で行われているレースで、エアバッグの着用が必須になったから。
そして、私がいつも着ているライディングウエアメーカーのDAINESE / ダイネーゼさんから、エアバッグ付きのレーシングスーツを作りませんか……とお声をかけていただいたということからです。
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レーシングスーツをエアバッグ付きのものにしてから、しばらくはレースでも練習でも転倒はなく、そんな大転倒なんてことはないかなと思っていたんです。
エアバッグが作動することなんてないだろうな~なんて思っていたら……あったんです!

サーキット走行の練習中、雨上がりでまだタイヤも温まっておらず、走り始めて数周の時。
スピードもそこまで出してないし大丈夫だろう……と気が抜けていたのだと思います。
気がついた時には転倒していて、

「あれ? なんだか体が動かしにくいな」

と思ったら、エアバックが作動していてレーシングスーツの中で膨らんでいました。
そのせいで腕が動かしにくくなっていました。

「ああ、こういうことなんだな。」
とその時思いました。

こうしてエアバッグをいつも着用していたから、すっかりその存在が薄くなってしまった頃に……という。
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今では公道走行の時も着られるエアバッグも持っています。
きっと公道走行時もいつか同じ事を思うんだろうなと考えています。

やっぱり公道を走っている時ってどうしてもオシャレしたいし、シルエットが着膨れするのは嫌だと思うけど、命に替えられるものはないですよね。

特に夏の時期は気温も高く湿気もあって、高速道路は風を浴びられるからまだしも、下道の信号待ちなんてめちゃくちゃ辛いですよね。
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私も何年も前の話なんですが、ある真夏の撮影で三時間以上室内に入ることができず、走っては外ロケ・走っては外ロケの連続で、走行中に熱中症で一瞬ブラックアウトしてしまいました。
転倒はしなかったものの危険を感じて、一時間ほどクーラーの効いた車内で休憩させてもらい撮影を中断させてしまいました。

自分ではずっと外にいたものの水分は取っていたし大丈夫だと思っていたけれど、全く大丈夫じゃなかったんです。
撮影を順調に進めようと我慢した結果、余計に撮影を長引かせてしまった経験があります。

真夏のツーリングは水分を取るのはもちろん、きちんと体温を下げないといけなかったんだと思いました。
何もなかったからよかったものの、もしも何かあった時のためにあの時もエアバックを着ておきたかったな……と、今になっては思います。
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さて、ナップスでは複数のエアバッグベストを販売しています。
特約店でしか販売できない、alpinestars / アルパインスターズの「TECH AIR®5」はナップス店舗で販売中です。

また、ナップスウェブショップでも購入できるのが hit air / ヒットエアーの「MLV-P エアーバッグベスト」です。

どちらもオススメのエアバッグなので、ぜひご覧になってくださいね!
エアバッグが作動するような事故は必ずしも自分が原因のことばかりではなく、避けようのない事故もあります。
どうか自分のためにも、自分の周りの大切な人のためにもエアバッグを着用してください。


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