【商品インプレ】SENA SPIDER ST1(0411291)で初めてのMESH通話！

2023年6月9日更新 2023年6月8日公開商品紹介

SENA MESHに特化したSPIDER ST1

皆さまはインカム通話をする際は、Bluetooth通話でしょうか？
MESH通話を使用してますか？
私は、今までBluetooth通話以外は使用したことがあってもMESHモデルを使用したことがありませんでした。

そんな私のもとにやってきたのが、SENAから新発売された「SPIDER ST1」！
なになに、SENA MESHに特化したモデル？
確かにSENAはMESH対応モデルが多く、この新商品は32,780円(税込)と私も含めてお小遣い制のライダーにはうれしい価格設定になっています。
つながりやすく、切れにくいMESH通信をするぞー！

というわけで、商品の紹介・取付、MESH通話の感想などを今回はインプレしたいと思います！

まずはSENA MESHのことを知ろう！

SENA MESHは、いままでのインカム通信の概念を一新!?

先に発売されている50SのMesh通信技術は、初代Sena Meshに追加した新アルゴリズムにより、堅牢かつ柔軟なインターコム通話に生まれ変わりました。 SENA Mesh機器*同士は、高速でお互いの位置情報をメッシュネットワーク上で確認、ライダー間でメッセージを伝える最適なルートを瞬時に計算します。このシステムにより困難な環境下での通信データ効率が80％向上しました。
この通話品質と堅牢な接続を実現するために、世界中の厳しい環境でテストを繰り返し、Sena Meshが登場しました。
*SENA MESH機器: 50C,50S,50R,30K,SRL-MESH,SRL-EXT,Spider

Sena Meshには「オープンメッシュ」と「グループメッシュ」の２種類の接続方法がございます。

◎オープンメッシュ
オープンメッシュとは公開されたグループインターコム機能です。
9つのチャンネルから自由に選ぶことが可能で、同じオープンメッシュのチャンネルであれば、誰とでも自由に会話ができます。

オープンメッシュ接続
1　ボタンを1回押すだけで、すぐにメッシュインカム通話が開始。

2 業界初の9チャンネルシステム。アマチュア無線や簡易トランシーバーと同様、オープンメッシュで9つのチャンネルを切り替えて簡単に通話が可能。他のグループと会話がかぶりにくくなります。

3 最長8km（1.6 km間隔で最低6人のライダー）の範囲内でほぼ無制限の数のMeshユーザーとつながります。

via https://senabluetooth.jp/spider-st1/

◎グループメッシュ
Meshボタン長押しだけで、仲間だけのプライベートグループを作成、参加できます。
グループを事前に作成すると、開始時、オープンメッシュからグループメッシュに切り替わります。グループメンバーは最大24人です。

グループメッシュ接続
1　最大24人のプライベートグループを作成、オープンメッシュと同じ通話範囲をカバーします。

2　グループ以外の人が通話に割り込むことなくおしゃべりを楽しめます。

3　新規メンバーもグループに簡単に追加できます。

via https://senabluetooth.jp/spider-st1/

スマホとのペアリング＆オーディオマルチタスク技術

SPIDER ST1はBluetooth5.2搭載モデル！
スマホとペアリングして音楽や地図アプリの道案内を聞いたり、電話をかけることができます。
オーディオマルチタスク機能のおかげでMeshグループ通話中も音楽、ナビ案内が通話をさえぎることなく、同時にきこえます。

SENA MOTORCYCLES Appを使えば設定、操作がとても簡単に

SENA Motorcycleアプリにより、全ての設定操作を視覚的に操作できます。
スマホのアプリストアから無料でダウンロード、SPIDER ST1の設定を好みにカスタマイズも可能。
Meshのチャンネル設定、グループ設定もアプリで簡単に設定できます！

via https://senabluetooth.jp/spider-st1/

フルフェイスへの取付！取付は初心者でも安心の工具不要！！

パッケージ

SENAの歴代モデルだと専用のクランプユニットやマイクなどの調整で精密ドライバーなどを使用することが多く、不器用な自分などは正直慣れるまでに時間が掛かったことがありました。
そんなイメージがあったので少し時間が必要かと思いましたが、それは良い意味で裏切られました。

正直に言います。

初めてインカムを取付する方でも比較的安易に取付が可能です。
その理由は工具が不要！
あとは各部コネクターをしっかり取付して配線を綺麗に内装内に収めるだけなので時間もかからずに取付はできます。

クランプユニットは帽体と内装の間にしっかり差し込んで終了

SENAプレミアムHDスピーカーを標準同梱。ヘルメットのイヤーポケット部分に違和感なく収まります。

内装が外れるヘルメットであれば配線は綺麗に内装内に収めることができます。

リーズナブルな価格でMESH通話を楽しめる！新世代スタンダードインカム！

早速取付をして、休日に伊豆までツーリングに行ってきました。
同行者と待ち合わせをする場所までは、スマートフォンで音楽を聴きながら走ります。
SENAプレミアムHDスピーカーを標準同梱しているので、音質もよく不満は一切ありません。

早速オープンメッシュを試します。

1.MESHボタンを1回タップ。
2.近くのMESH機器と自動的につながり、通話を開始します。
以上です(笑)

離れてもまた、合流することで自動的に参加できます。
周りに他のオープンメッシュグループがいる場合、1ch～9chまで変更することができます。
MESHボタンを2回タップしてジョグダイヤルを回してタップするとチャンネルが変更できます。
こちらの変更はSENAのアプリをダウンロードしておきくとスマートフォン上で簡単に変更できます。
メッシュを終了するには、MESHボタンを１回タップすると終了です。

通話の声に関しては、状況や距離にもよるが音質は非常にクリア！
片道、150キロぐらいのツーリングでしたが途中で切れることもなく走行できました。
音量の上げ下げもジョグダイヤルがグローブをしていても操作性は良いです！

その他にもグループを作成してMESH通話を楽しむグループメッシュ機能もあります。
こちらもは最大24人のプライベートグループを作成して通話を楽しめます。
グループ以外の人が通話に割り込むことはありません。

今回は50Sと一緒にMESH通話を楽しみました！

総括ツーリングを終えて

良かった点
・ヘルメットへの取付が工具不要で簡単！
・定価32,780円とリーズナブルで最新技術搭載！
・MESH通話の設定は簡単！
・アプリを使うとさらに簡単！
・音質は非常にクリア、途中で途切れることもありませんでした！
・プレミアムHDスピーカーは迫力のあるサウンド！
・SENA MESHユーザーを使用してる友人が多ければさらにオススメ！

ちょっと残念な点
・Bluetoothインカム通話ができない…。ソロライダーにはスマホにはつながるので問題はないが…。
※SENAのBluetoothインカムについては、「+MESH」を使用することで通話可能。
※他社のBluetoothインカムについては、他社のユニバーサルペアリングで接続が可能ですが通信距離が短くなるなど初心者向けではないかもしれません。

友人にSENA MESHユーザーが多い方、ソロツーリングが多い、リーズナブルな価格でMESH通話を楽しみたいという方にオススメ！
SPIDER ST1でMESH体感してみましょう！