何が違うの?パーツクリーナー

バイクで遊ぶ
整備をするなら必須となるのがパーツクリーナー。
とは言え実は種類の多いパーツクリーナー。今回はその違いを解説します。

そもそも何に使うものなの?

車両の整備やちょっとしたメンテナンスに欠かせないのが油汚れの洗浄です。
各部の汚れをそのままにしておくと、車両本来のパフォーマンスを発揮できないどころか、トラブルに繋がってしまう恐れもあります。
パーツクリーナーは一般的な家庭用洗剤よりも効率的に油汚れの洗浄ができます

各カー用品店、バイク用品店やホームセンターなどで入手可能です。

速乾って?遅乾って?

「速乾」、「遅乾」は文字通り乾くまでの早さを表しています。

速乾:サッと吹いてサッと拭いたい時にオススメ!
乾きが早く、次の作業へすぐ入れます。
ちょっとした油汚れや、各パーツを脱脂したい時にも。
比較的安価なものが多いです。

遅乾:ガッツリ落としたい時にオススメ!
乾くまでに時間がかかるので、漬け置きのような使い方もできます。
頑固な油汚れや固着したグリス等を落としたい時に。
比較的高価なものが多いです。

それぞれの間を取った"中乾タイプ"と言うのもあります。

LUSTY ブレーキ&パーツクリーナー 840ml

ラバー・プラスチック部品にも使用可能!
隙間に対して溶液とガス圧のダブルで汚れを落とすことができます。

値段の違いは?

一口にパーツクリーナーと言っても、一本数百円のものから数千円のものもあります。
値段の違いは洗浄剤にあります

高価なパーツクリーナーは洗浄剤そのものの内容量が多く、同じサイズでも安価なものと比較して長く使えます!

KURE 高浸透パーツクリーナー 420ml

すぐれた浸透力と抜群の分解力で、速乾性パーツクリーナーでは落とせない頑固な油汚れをしっかり除去!

何にでも使っていいの?

何でもOKではないです。

パーツクリーナーには溶剤が含まれています。
そのため、汚れと一緒に塗装まで落としてしまう事もあります。(塗装ホイールなど特に注意!)
また、ゴムやプラスチックOKなものもあればNGなものもあります。
使用可能箇所をきちんと確認の上使用しましょう!

MOTOREX パワーブレーキクリーン 97852

すぐに乾かないのでブレーキダスト、ピッチ、タール、グリス等のガンコな汚れを落すことができます!
車体はもちろんブレーキディスク、キャリパーへも安心して使用できます。