【初心者必見】「バイク」と「スクーター」の違いって何?

バイクで遊ぶ
免許を取得したら、いよいよ愛車を購入する段階です。しかし、いよいよバイクを買おうとしたタイミングでバイクとスクーターの違いが分からず、どれを買えば良いか分からなくなってしまう方がいるかもしれません。では、バイクとスクーターにはそもそも違いはあるのか、それぞれの特徴も含めてご紹介していきます。

バイクとスクーターに違いはある?

 (13048)

言葉の本来の意味でいうのであれば、「バイク」と「スクーター」に違いはありません。なぜなら、バイクとは自動二輪車全般を指す言葉であり、スクーターはその自動二輪車の一種だからです。そのため、スクーターはバイクの一部、という認識が本来であれば正しいといえるでしょう。

しかし、日本においてバイクと聞くと、本来の意味ではなく「オートバイ」を連想する人が多いのではないでしょうか。オートバイとスクーターではそれぞれ明確に特徴が異なるため、購入の際は注意をしなければいけません。

オートバイの特徴

 (13051)

オートバイの特徴はまたがって乗るものであり、エンジンの位置は着座より前にあるという点です。そのため、オートバイを選ぶ際には、自身の身長とバイクのサイズによく注意をしておかないと、またがったときに足がつかなくなる可能性があります。

また、オートバイは基本的に変則機構がマニュアルトランスミッションです。シフト操作などはすべて手動でする必要があるため、慣れないうちは戸惑いがあるかもしれません。ただ、一度慣れてしまえば、自分で愛車を操ることができる楽しみに変化していくことでしょう。

スクーターの特徴

 (13054)

スクーターは座って乗るのが特徴であり、エンジンは着座位置の後方にあるのが一般的です。そのため、オートバイと違い、身長と車体のサイズなどを気にする必要は基本的になく、初心者向けのバイクといえるでしょう。

スクーターは変則機構がオートマチックトランスミッションであり、自分でシフト操作をする必要はありません。そのため手元の操作に気を取られることなく、運転に集中ができます。また、スクーターは収納スペースを車体に備えているのも大きな魅力です。何かを運びたいときなどは、オートバイより重宝することになるでしょう。

格好いいのはオートバイ、便利なのはスクーター

ご紹介したように、オートバイとスクーターにはさまざまな違いがありますが、分かりやすい特徴を大ざっぱにいえば「格好いいのがオートバイ」「便利なのがスクーター」となるでしょう。オートバイは全体的にシャープなフォルムで見栄えが良く、多くのライダーから憧れるのが特徴であり、スクーターは操作性や収納性に重きを置いています。どちらを選ぶかは一人ひとりがバイクに求めるものによって異なるため、購入の際は慎重に選んでいきましょう。