【初心者必見】アメリカンタイプのバイクに乗る際の注意点

バイクで遊ぶ
ハーレーダビッドソンやボスホスといった、アメリカンタイプのバイクに憧れるライダーは決して少なくないはず。しかし、アメリカンタイプのバイクは日本のものと勝手が異なる点が多く、注意しなければならないポイントが多いのも事実です。今のうちに注意点について、ここで覚えておきましょう。

重量もアメリカン!とにかく重い

 (12773)

アメリカのバイクは世界一大きいとされるボスホスを筆頭に、日本製のバイクと比べ巨大なものが多くあります。もちろん、それに従い重さもかなりのもの。たとえば、アメリカの超有名なバイク、ハーレーダビッドソンはほとんどのモデルが300キログラムを超えています。日本の基本的なバイクの重さが200キログラム前後であることを考えると、その重さが分かるでしょう。

そのため、誤ってバイクの下敷きになろうものなら、高確率で骨折などの重傷を負ってしまうのは間違いありません。もしもバイクが倒れそうになったときは、バイクを庇わず逃げる必要があるでしょう。また、走行中も常にバランスを心がけた運転をする必要があります。

低速走行が危険

 (12774)

アメリカンバイクの持つ特徴として「低速に弱い」というものがあります。これには、前輪が他の国のバイクと比べ前に突き出していることから、小刻みなハンドルさばきがしにくいという構造上の理由があるのです。

日本のバイクなどで低速走行をしている際、バランスを崩しそうになったら細かなハンドリングによって持ち直すことができます。しかし、アメリカンバイクで低速走行をしていてバランスを崩したとき、上記のような立て直し方はできない場合があると覚えておかなければいけません。

アメリカンバイクで低速走行中、転倒しそうになった場合は、アクセルを開くなどして動力をつなげ、トラクションを確保することでバランスを立て直すことができるケースがあります。

“揺れ”に要注意

 (12777)

アメリカンバイクを運転するときは“揺れ”に注意する必要があります。理由として、アメリカンバイクは日本のバイクに比べ、基本的にサスペンションが柔らかいという特徴があるためです。特にカーブの多い道などを走っていると、前後上下に大きく揺れるケースがあるため、あらかじめ理解しておかないとパニックになってしまう恐れがあります。

対処法として、リアブレーキをフロントブレーキより一瞬早く使うという技術がありますが、初心者のときには中々難しいため、とにかく慎重に運転する必要があるといえるでしょう。

慣れないうちは慎重な運転を心がけよう!

 (12840)

ご紹介した以外にも、アメリカンバイクには二―グリップが難しいなど、さまざまな困った特徴があります。しかし、それを理解していても圧倒的なフォルムなどを見ていると、やはり乗りたくなってしまうのがアメリカンバイクの魅力。事故を起こさないため、慣れないうちは慎重な運転を心がけるようにしてください。