カードにカレー!楽しみ盛りだくさんのダム巡りツーリング!【中部編】

バイクで遊ぶ
皆さんはダムに行ったことありますか?近年、ダムを訪れる「ダムマニア」が増えてきています!ダムの情報が書かれた「ダムカード」を集めたり、付近の施設でそのダムの特徴を盛り込んだ「ダムカレー」を食べたりと、意外にもダムは楽しめる要素が多いんです。また、ダムは山の中にあることが多く付近にワインディングロードが多いことから、ツーリングでダムを巡る方も少なくありません。今回は、ダム巡りツーリングにピッタリの、中部地方のダムをご紹介していきます。

雄大な富士を望む!上日川ダム 山梨県甲州市

※画像はダム湖の大菩薩湖と富士山

※画像はダム湖の大菩薩湖と富士山

山梨県甲州市にある上日川ダムは、1999年に完成した東京電力の発電用ダムです。標高1,486m地点に建設されており、日本のダムの中で3番目に標高が高いところにあるダムとして知られています。ダム湖の向こうに大菩薩の山々を、振り返れば雄大な富士山を望むことができる、ダムの天端からの絶景は必見です。また、近くの上日川峠から少し歩いたところにある大菩薩湖展望広場からは、ダム湖である大菩薩湖と富士山を一望することができます。余裕があればそちらにも足をのばしてみるのも良いかもしれません。

ダムカード配布場所

やまと天目山温泉
配布時間:10:00~19:00(水曜日、年末年始は定休日)
問い合わせ先:0553-48-2000
ホームページ:http://www.daibosatsu-kankou.com/facility/yamato_tenmoku_hotspring.php

※ダムとダムカード配布場所は離れた場所にあるため注意が必要です。ダムカードを受け取るためには、写真などダムに行ったことを証明する必要があります。

摩訶不思議なグリーンベルト!大石ダム 新潟県岩船郡

※写真はイメージです

※写真はイメージです

新潟県岩船郡にある大石ダムは、1978年に完成した治水と水力発電を目的とした特定多目的ダムです。大石ダムでは6月16日から9月30日までの期間、洪水に備えてダム湖であるおおいし湖の推移を約30cm下げます。その際、ダムの両岸に出現した地面に徐々に植物が生え、ダム湖にグリーンベルトが出現するのです。これは全国的にも珍しい現象であり、注目を集めています。水位が下がっている期間に訪れるのであれば、ぜひこの光景は見ておきたいところでしょう。

ダムカード配布場所

大石ダムインフォメーションハウス及び大石ダム管理支所
配布時間:9:00~17:00 (土・日・祝日を含む)
問い合わせ先:0254-64-2251
ホームページ:http://www.hrr.mlit.go.jp/uetsu/index.html

※冬期間(12月~4月第一週まで)は大石ダムインフォメーションハウス閉館のため管理支所にて配布されます。

高さ日本一!黒部ダム 富山県中新川群

 (12519)

富山県中新川郡にある黒部ダムは、1963年に完成した水力発電専用ダムです。日本を代表するダムともいわれ、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。当時、人が足を踏み入れることが困難であった黒部峡谷でのダム建設は過酷さを極め、完成までに171名の殉職者を出したとされています。黒部ダムは堤高186m、堤頂長492m、貯水量は2億㎥と非常に大きく、堤高は日本一の高さを誇っています。黒部ダムのダムカレーは、付近にあるレストハウスの他にも様々な店舗でそれぞれ特徴のあるダムカレーをいただくことができます。

黒部ダム公式サイト 黒部ダムカレー紹介
http://www.kurobe-dam.com/damcurry/

ダムカード配布場所

黒部ダムレストハウス1階売店
配布時間:7:30~16:50(土・日・祝日を含む。4月中旬頃~11月下旬。)
問い合わせ先:0261-22-0804
ホームページ:http://www.kurobe-dam.com/event_info/1608.html

配布時間:8:30~18:00(土・日・祝日を含む。4月中旬頃~11月下旬。)
問い合わせ先:0261-22-0804
ホームページ:http://www.kurobe-dam.com/event_info/1608.html

※上記の配布時間は時期によって変動するため、ホームページなどで事前に確認しておきましょう。ダムカードを受け取るためには、関電トンネルトロリーバス乗車券(立山黒部アルペンルート乗車券でも可)の提示が必要です。

一度やればハマるかも!?ダム巡りツーリング!

観光はもちろん、ダムカードやダムカレーなどダムには楽しむポイントがたくさんあります。今回ご紹介したダム以外にも、日本全国には完成・施工中合わせて約3000ものダムがあるといわれており、それだけの楽しみがまだまだあるはず。まずはツーリングついでにメジャーなダムを巡って、ダムの楽しさを感じてみてはいかがでしょうか!