2018年6月20日 更新

ライダーにとっての大敵「腰痛」対策をご紹介!

長時間のツーリングや、慣れない車体で走行する時に感じやすい腰の痛み。一時的な疲れならまだしも、疲労の蓄積が慢性的に続くと、ふとした瞬間にぎっくり腰を起こし、日常生活さえままならなくなってしまうこともあります。腰の負担を軽減させるためには、どんな工夫が必要なのでしょうか?

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まずはライディングフォームの改善を

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背骨には本来S字カーブと呼ばれる湾曲があり、このカーブを保つことで体に加わる衝撃を吸収しています。バイクのライディングフォームが悪いと、背骨のカーブが正常に保てず、地面からの衝撃がダイレクトに伝わるので、腰に痛みを感じやすくなるでしょう。

バイクに乗る時に背中を丸めてしまうと、腰にかかる荷重は約3倍にもなります。運転姿勢が猫背気味の人は、腰を立てて軽く胸を張るとSカーブを正常なラインに維持しましょう。しかし腰を立てすぎると、今度は腹筋や背筋で路面からの突き上げや振動を吸収できなくなってしまいます。体への負担を最小限にするためには、尾てい骨の接地感を意識し、自然に体が弓なりになる姿勢を見つけることが大切です。

長時間の走行では休憩時のストレッチを

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同じ姿勢を長く続けると筋肉がこわばり、ライディングフォームが乱れる原因となります。峠を真剣に攻める時以外は、ときどき座る位置を前後で調整し、腰の曲がる角度を変えるのがおすすめです。安全が確認できる状況なら、走っている間に少しステップの上に立って、腰を曲げ伸ばしするのもいいでしょう。

信号待ち等で少し停車する際は、タンクの上に伏せるようにして腰を曲げてゆっくり伸ばす運動を何度か行い、そのついでに腕や肩を回して背骨と周辺筋肉を動かしましょう。ストレッチは疲労や痛みを感じてからではなく、異常を感じる前から予防的に行っておきましょう。

背面プロテクターの装着で筋肉をサポート

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自分の努力で正しいライディングフォームを維持するのが難しい人には、腰をサポートする背面プロテクターの装着をおすすめします。プロテクターで腹部を適度に締め付けると、振動や衝撃で内臓が動かないので疲労を軽減することができます。

腰の痛みに敏感なライダーから人気を集めているのは、腰椎から尾骨までの衝撃を吸収、分散させる薄型のラバーガード搭載のタイプ。お値段も3000円からとそこまで高価ではないので、試しに買って装着してみてはいかがでしょうか?

自分の体と向き合ったあとは、車体のカスタムも検討を

バイクの運転では、ハンドルや座席の位置によっても体にかかる負担が変わります。ライディングフォームの改善や停車時のストレッチを実践しても腰の痛みが続くなら、自分の体格に合わせて車体をカスタムしたほうがいいかもしれません。ハンドルの位置や種類を調整するだけでも運転時の姿勢は変わるので、ぜひバイクショップに相談してみてくださいね。
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