バイクを高く売るためにはどうしたらいい?

バイクで遊ぶ
乗らなくなったバイクを手放すとき、そのバイクを誰にいくらで売るかは重要な問題です。まったく同じバイクでも「どうせ捨てるつもりだったから、値段がつけばいくらでも売る」と考えるのか「まだまだ乗れるからこの値段以下では売らない!」と考えるかで買取価格は大きく変わるもの。今回はバイクを少しでも高い値段で売るためにできることについて考えていきましょう。

購入希望者と直接やり取りできるオークションを利用する

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最低の価格を自分で設定できるオークションなら、人気のある車種や走行距離が短いものほど高く売ることができます。マニア受けするカスタムが施されている車体などは、自分が希望する価格以上の値がつくかもしれません。自分で車体を整備し、オークションのシステムを使いこなす自信があるのであれば、中古バイク販売業者に売るよりもオークションを利用したほうがいいでしょう。

しかし、オークションは売却後の車体トラブルや金銭のやり取りなどで、購入者とトラブルになってしまうリスクがあります。お小遣い稼ぎのつもりで売ったバイクが訴訟問題に発展したら元も子もありませんので、面倒に巻き込まれたくないという方は業者に買い取ってもらうのが無難です。

見積もりは複数の中古バイク販売業者に依頼する

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売りたいバイクは複数の業者に査定を依頼し、査定額を比較しましょう。無料の出張査定を依頼すれば、業者が家まで来てくれるので面倒もありません。査定額に自分が納得できない場合は、提示された査定額で即決せずに「他の業者に見てもらってから決める」といえば査定額の比較検討ができます。

しかし、出張査定のために人件費や交通費をかけている業者としては、なんとしてもその日に契約をとりたいところ。業者から「この値段で即決できませんか?」と提案されることもあるでしょう。そんな時は「何万円以下では売れない」と強気で自分の考えを押し通してください。そうすれば業者にその値段で買い取ってもらえる可能性もありますし、最悪でも、納得できない値段で愛車を手放すことだけは避けることができます。

購入希望者が増える時期に売る

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中古のバイクの需要が高まる時期は、春休みやGWなどの行楽シーズンを控えた3月や4月ごろと言われています。売れる見込みがある時期は、業者も買い取りに積極的になるので、冬が終わって気温が上がり始めるころに売却を検討しましょう。

逆に、購入希望者が少ない冬場は査定額も低くなりがちです。それ以外の季節は、いつ売ってもそれほど査定額は変わりませんが、車体が古くなると査定額も下がってしまうので、もう乗る予定がないのであれば早めに売った方がいいかもしれませんね。

最低限の整備をしてから査定に出すこと!

バイクに限らず、中古品を高い値段で売るためには、傷や汚れのない新品の状態まで商品を整備してから交渉を始めるのが鉄則です。ただ、中古バイクの場合、正規品からは程遠いカスタムが評価されることもあるので、車種やカスタムの価値を正しく判断するようにしましょう。