バイクをカスタムしたい!でもそのカスタムは申請が必要かも?

バイクで遊ぶ
せっかく自分の愛車を手に入れたら「かっこよくしたい!」と思う方も多いかと思います。ならばカスタムを!と言いたいところですが、ちょっと待って下さい!カスタム次第では申請が必要な場合があるんです。そこで今回はカスタムの際に知っておきたい注意ポイントをご紹介していきます。

カスタム前に知っておきたい「指定部品」とは

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バイクをカスタムするにあたってまず知っておきたいのが「指定部品」です。カスタムの際この指定部品であれば基準を満たしている限り届け出をする必要がなく、車検も通ることができます。バイク関連の指定部品は大きく分けて以下の4つに分けられます。

車体まわり

カウル類、ウインド・シールド、ラック類、ガード類、ステップ、その他…など。

走行に関連する部品

タイヤ、ホイール、コイル・スプリング、マフラー、排気管、ショック・アブソーバーなど。

原動機、廃棄系統

リモコン、エンジンスターター、エキゾースト、、パイプ・チップ、エクステンションなど。

その他の部品

ナンバー取り付けステー、任意灯火器類など。

これら指定部品にあたらない部品は「指定外部品」に分類されます。

部品の取り付け方法で3種類に分類される!

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カスタムパーツを取り付ける際も、その取り付け方法によって法律的に3種類に分類されます。カスタムする部品と同様に、取り付け方によっても届け出や申請が必要になってくることがあるためしっかりと知っておきましょう。取り付け方法の分類は以下の3つです。

簡易的な取付方法

マジックテープ、粘着テープ、吸盤などで固定するような取り付け方法。

固定的取付方法

ボルトやナット、接着剤、組み込みなど工具で簡単に取り外しが可能な取り付ける方法。

恒久的取付方法

溶接やリベットなど容易な取り外しが不可能で、取り外しの際には特殊な工具が必要であったり他の部分を損傷させてしまう可能性がある取り付け方法。

大きさや重量にも範囲がある!

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バイクのカスタムで取り付ける部品には、ノーマルの状態から大きさや重量が一定範囲を超えた場合届け出や申請しなければならない場合があります。

・長さ ±3cm
・幅  ±2cm
・高さ ±4cm
・重量 ±50kg

「指定部品or指定外部品」「取り付け方法」「一定範囲」で申請の有無が決まる!

バイクをカスタムしようと思った時、「どこからカスタムしよう!」「どんなパーツにしよう!」など色々考えるかと思います。しかしまずはカスタムに関する基本的なところを抑えておくことが必要です。カスタムをしてから「申請が必要だった!」とならないように、今回ご紹介したカスタムの3項目を覚えておきましょう!