バイク整備部活動報告 【クーラントチェンジャーを使います。】LLC交換

PIT関連
冷却水、クーラント(LLC)交換をしましたョ!
今回の作業の見どころがこの装置!!
クーラントチェンジャー(真空引き)
ナップス練馬店のヤマGUCCIです。

バイク整備部の活動報告です。
冷却水、クーラント(LLC)交換をしましたョ!
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NINJA250は右側のカウルをごっそりと外しますと、
リザーブタンク、ラジエーターキャップが露わになります。
【新しいクーラントを入れる側となります。】

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左側のサイドスタンド付近にドレンボルト(抜く所)があります。

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姉さんが何かをしてますね~。

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勢いよく出るんです。

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ラジエーターキャップを締めたり緩めたりするとかなり抜ける勢いが変化します。
エンジンオイルとは違ってシャバシャバなので、水道のごとくクーラントが出ます。



今回の作業の見どころがこの装置!!
クーラントチェンジャー(真空引き) 
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ドレンボルトをしめたら、ラジエータキャップのとこに装置のホースを接続します。

そして、車体の冷却ライン(クーラントが入っていた内部)を真空にします。
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クーラント漏れがある車両だと、漏れの箇所から空気が入り真空にできません。
年式が古く、ゴムやホースの交換をしてない車両の場合も同様でクーラントチェンジャーが使えません。
NINJY250は真空をたもってましたので冷却系に漏れは無い様です。
メーターの針が左に振り切れた状態を保ってます。


『ホースに注目』
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真空になった証として、ラジエーターにつながるホースがペコッと潰れてます。


『いよいよ、入れます』
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装置の弁を切り替えるとクーラントが車体にドンドン流れ込んで行きます。
この装置を使えば、クーラント交換時のエア抜きが不要なんです。

リザーブタンクに新クーラントを適量補充してクーラント交換は完了です。




もし、クーラントチェンジャー(装置)を使わない場合は・・・
ラジエーターキャップの部分がらジョッキで注いでサーモが開いてラジエーターにクーラントが回るまでエア抜き作業が必要です。
結構時間がかかりますョ。
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こんな感じ、イメージ写真です。



クーラントは2~3年毎をメドに交換がオススメです。
冷却効果というよりは、クーラント成分の【防錆性能】【防腐性能】【凍結防止性能】などが劣化してきます。
全てが劣化する訳ではなさそうですが・・・LLC(ロングライフクーラント)の一般的な交換時期の目安です。

ロングライフクーラントは、
交換しても、特殊な性能なクーラント以外は変化を感じないかもしれませんが変化を感じる様でしたら・・・
ちょっとマズイ状態かもしれませんね。


ちなみに、姉さんのNINJA250は5年程無交換でした(涙)


もっと『冷却効果が高性能なクーラント』もあります。

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