2019年5月30日 更新

バイクの洗車方法まとめ!やり方から注意点・頻度までを徹底解説!

バイクが好きな方であれば、やはりできるだけきれいな状態をキープしたいものです。でも、博物館に飾ったりガレージで保存したりしない限りは、必ず汚れてしまいます。走る距離に関わらず、どれだけ天気が良くても空気中のチリや道路からの砂ぼこりなどが飛散していますから、どうしても汚れてしまいます。 それではバイクの洗車の方法や注意点・頻度を覚えておきましょう。

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まずは水でおおまかに

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バイクの汚れには、泥や砂などが雨などと共にボディにくっついたまま乾燥したものが多くあります。

この状態でいきなりスポンジで洗い始めると、細かな砂がまるで研磨剤のような働きをし、ボディ全体に細かいキズを作ってしまいます。これでは洗車しているのか、わざわざキズをつけているのか分かりません。

それで、まずはたっぷりの水量でボディ全体に水をかけ、おおまかな汚れを落としておくことが大切です。たいていの汚れはタイヤ周りについていますので、まずはタイヤ・ホイール・フェンダーを中心に水をかけ、その後ボディ全体に水をかけていけば、効率よくおおまかな汚れを落とすことができます。

しかし水のかけ方には注意が必要です。バイクはメーターやハンドル周りのスイッチなどに電装品が組み込まれていますから、あまり強い勢いで水をかけてしまうと思わぬトラブルの原因になりますので、水圧はあまりかけないほうが良いでしょう。

またエンジン周りについても、エアクリーナーに水が入ってしまえば、エンジン始動と同時にエンジン内部に水が入り、一発でエンジン内部のパーツが折れて大修理になりますので、特に注意が必要です。マフラーも、排気圧で水が入ってしまっても出てくるとはいえ、むやみやたらに水が入り込まないように注意しましょう。

シャンプーをつかって優しく体洗い

おおまかな汚れが落ちたら、スポンジで洗っていきますが、このときに活用したいのが洗車用シャンプーです。人間の頭髪を洗うときは直接原液を使う方が多いと思いますが、洗車用シャンプーは直接ボディにかけないほうがベターです。

原液の作用で万が一ボディにシミができるのを避けるためです。それでシャンプーを使うときは、バケツに原液を入れておき、そこに水を勢いよく注いでアワアワの洗剤溶液を作ります。

その良く泡立った洗剤溶液をスポンジに取り、泡でボディをなでるように洗っていきます。

ついついスポンジでごしごしとしてしまいたくなりますが、つやつやに塗装されたボディは、スポンジの繊維で強く磨かれると、うっすらとキズがついてしまいます。このキズは光の乱反射を起こし、輝きが徐々に失われる原因になりますので注意が必要です。

もちろん洗車用に作られたシャンプーは、泡だけで十分に汚れが落ちる性能を持っていますので、汚れが取れていないのではないかと言う心配は無用です。

泡でボディを洗い終えたら、間髪をいれず水でよくすすぎます。すすぎが足りないと、シャンプーの成分がボディに残ってしまい、これもシミをつくる原因になりかねないので注意が必要です。

仕上がりを左右する拭き上げ

水を使った洗車が終わった後は、水分を拭き取っていきます。ときどき、水洗いしたらあとは自然乾燥で大丈夫と思っている人がいますが、これはNGです。

確かに気温が高い日は、水洗い後すこし放っておけばすぐに乾燥しますが、ボディに水滴が残っていることに大きな問題があります。

ボディに残った水滴は、レンズの作用をしてしまい、太陽光をピンポイントでボディ表面に照射してしまうことになります。

バイクの塗装は屋外での使用を前提としていますから、太陽光が当たったからと言ってすぐに傷んでしまうことはありませんが、レンズ作用による強い紫外線は、確実に塗装にダメージを与えます。

さらに水道水には不純物が入っていますので、自然乾燥をさせると水分だけがなくなり、不純物だけはボディに残ります。

その結果、ボディに白い水滴のあとが残ってしまい、これを除去するのに手間がかかります。水で洗車した後は必ず拭き上げることが大切です。

拭き上げるときも、タオルでゴシゴシこするのは厳禁です。特に化学繊維でできたタオルは、人間の肌にはやわらかく感じますが、分子レベルで見れば結構固い繊維です。

このタオルでゴシゴシこすると、やはり細かな洗車キズがついてしまいますので、タオルで拭き上げるときは優しく、なでるように作業しましょう。

拭き上げるときのコツとして、パネルの継ぎ目などの奥に入ってしまっている水分を吸い取っておくことです。

ぱっと見た感じでは拭き取れていても、継ぎ目に入り込んだ水分は表面張力でボディのすきまに張り付いているため多少タオルを当てたくらいでは拭き取れません。

それで、タオルの端の部分を広げ、そこをパネルの継ぎ目に沿わせるように当て、数秒間待ちます。

そうすると、毛細管現象でじわじわとボディからタオルに水分が移動してくるのを感じ取れるでしょう。地道な作業ですがこれを怠ると、時間と共にどこからともなく水が垂れてきたり、長い年月が経つうちに継ぎ目にコケが生えてしまって一気にボロい雰囲気が出てきてしまいます。

タオルを選ぶ際には、綿などの自然素材の柔らかいタオルでも大丈夫ですが、できれば高給水タイプの人工セーム革を使うことをおすすめします。

これは通常のタオルの数倍の吸水性を持っており、こまめにタオルを絞らなくても良い上に、タオルのように細かな繊維が抜け落ちてボディに残ってしまうこともありませんので、すっきりとした仕上がりが期待できます。

コーティング剤で汚れ落とし&光沢長持ち

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拭き上げが終わったら、是非コーティング剤を施工したいものです。従来のワックスでももちろん良いのですが、ワックスは塗りこみ後に乾燥させ、その後磨き上げるのに時間と体力を消耗します。

ワックスが狭いすき間に入り込むと取り除きにくく、また効果の持続期間もさほど長くありません。

毎週ワックスをかけたい方であれば、ワックス特有の極上のツヤを楽しめますが、忙しい方はそんなに時間を取っていられない方も多いでしょう。そういう方におすすめなのが手軽にきれいさを味わえるコーティング剤です。

コーティング剤にもいろいろありますが、一例として和光ケミカルが販売しているバリアスコートという商品は、塗装保護と、ちょっとした汚れ落としと、ツヤだしが一気にできるので、こういった機能を併せ持ったコーティング剤を選べば手軽と言えるでしょう。

シャンプーでは落ちきらなかった雨だれや、クツがボディにこすれて付いた汚れなどは、このコーティング剤で取り除くことができます。

コーティング剤の中にはツヤより塗装保護性能を重視するタイプもありますが、やはりツヤは洗車後の満足感を最高に高めてくれるものですから、ツヤだし機能も外せません。

コーティング剤は少量でも大変よく伸びますので、少量を取り、まんべんなく塗り広げ、その後乾いたタオルで軽く磨けば完成です。

洗車頻度は適度がベスト

きれい好きで、そこそこ時間があればいつでも洗車したいと思う方もいるでしょう。対照的に、バイクに乗るのは好きだけど、洗車はめんどくさいし、時間もそんなにないという方もいるでしょう。

ではどれくらいの洗車頻度が良いのでしょうか。多ければ多いほどいいのかと言うと、それは違います。

意外に思われるかもしれませんが、実は洗車という作業は、キズと言う観点から考えればあまり良いことではないのです。

キズをつけないためには指一本触れないのが一番なのです。どれだけ丁寧に泡でスポンジをすべらせても、ふわふわのタオルでなでるように拭き上げても、目に見えないレベルも含めてどうしても洗車キズは付いてしまいます。

もちろん指一本触れないことなど不可能ですし、洗車キズが怖いからといって全く洗車しないのはもっとよくありません。酸性雨に打たれたボディを放置すれば塗装が傷みます。

虫はねや鳥フンなどを放置するとシミが残ってしまい、最悪研磨しないといけなくなってしまいます。砂の付いたボディと洋服がこすれれば、細かいキズがついてしまいます。

それで、洗車は多すぎず、少なすぎず適度に実施するのがベストなのです。

適度というとどれくらいが適度なのか、判断に困るかもしれません。もちろん汚れがひどいときには躊躇なく洗車するべきです。

でもそんなに汚れていないと思うとき、ほとんどバイクに乗っていないときはどれくらいの洗車頻度を目安にすれば良いでしょうか。

その答えが洗車の仕上げに用いたコーティング剤にあります。コーティング剤には効果の持続目安がうたわれていますが、その目安に関わりなく、だいたい1ヶ月ほどするとツヤやツルツル感が落ちてきます。ですから1ヶ月を目安に洗車していけば、いつもボディを良い状態に保つことができるでしょう。

洗車をマスターして愛車への愛着を深めよう

バイクを洗車するにあたり、単に洗うだけではなく、いろんな注意する点やコツなどがあります。でも一度覚えてしまえば、あとはどんどんとボディがきれいになっていく様子を見て、洗車の楽しさも分かってくることでしょう。

仕上がった後の満足感や、バイクを見るたび輝くツヤを見るのもたまりません。是非洗車をマスターして、愛車への愛着を深めてください。
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