バイクの維持費はどのぐらい?バイクにかかる維持費のまとめ
バイクに乗っている、もしくは乗ってみたいと考えている場合、気になるのはバイクの維持費ではないでしょうか。バイクに乗るのは楽しいものですが、バイクを維持するにはお金がかかります。
「バイクを購入する前に維持費について知っておきたい」「今乗っているバイクの維持費が知りたい」そんな方々のために、バイクの維持費についてまとめました。バイクの維持費を知り、楽しいバイク生活に役立てましょう。
「バイクを購入する前に維持費について知っておきたい」「今乗っているバイクの維持費が知りたい」そんな方々のために、バイクの維持費についてまとめました。バイクの維持費を知り、楽しいバイク生活に役立てましょう。
バイクの維持費は大きく分けて2つ
バイクには大きく分けて、「バイクに乗らなくても必要となる維持費」と「バイクの乗り方次第で変化する維持費」の2つの維持費がかかります。
特に、乗らなくても必要となる維持費については、しっかりと理解しておかなければなりません。というのは、この維持費の支払いを忘れたり滞ったりした場合、罰せられる可能性も出てくるからです。
ではまず、バイクに乗らなくても必要となる維持費について詳しく見ていきましょう。
特に、乗らなくても必要となる維持費については、しっかりと理解しておかなければなりません。というのは、この維持費の支払いを忘れたり滞ったりした場合、罰せられる可能性も出てくるからです。
ではまず、バイクに乗らなくても必要となる維持費について詳しく見ていきましょう。
バイクに乗らなくても必要となる維持費とは
バイクに乗らなくても必要となる維持費とは、「バイクを所持している限り必ず必要となる費用」と言い換えることができます。そしてそれに該当するのは、次の5つです。
・軽自動車税
・自動車重量税
・自賠責保険や任意保険
・車検費用
・駐車場代など
これらの費用のほとんどは、バイクの排気量によって違ってきます。そのため、自分が乗っているバイクや、購入を検討しているバイクの排気量をきちんと確認しておくのが大事です。
・軽自動車税
・自動車重量税
・自賠責保険や任意保険
・車検費用
・駐車場代など
これらの費用のほとんどは、バイクの排気量によって違ってきます。そのため、自分が乗っているバイクや、購入を検討しているバイクの排気量をきちんと確認しておくのが大事です。
軽自動車税
軽自動車と同じように、バイクにも毎年軽自動車税がかかります。税金の対象となるのは、4月1日時点でのバイクの所有者です。
そのため4月2以降にバイクを購入した場合や、3月31日までにバイクの登録を抹消した場合には、この税金はかかりません。
4月1日時点での所有者が、1年分の税金を全額納めなければならない、というわけです。軽自動車税はバイクの排気量によって金額が違います。具体的な1年間の税額は次の通りです。
・50cc以下のバイクは2,000円
・50cc超~90cc以下のバイクは2,000円
・90cc超~125cc以下のバイクは2,400円
・125cc超~250cc以下のバイクは3,600円
・250ccを超えるバイクは6,000円
納期は原則5月中となっているので、忘れずに納付しましょう。
そのため4月2以降にバイクを購入した場合や、3月31日までにバイクの登録を抹消した場合には、この税金はかかりません。
4月1日時点での所有者が、1年分の税金を全額納めなければならない、というわけです。軽自動車税はバイクの排気量によって金額が違います。具体的な1年間の税額は次の通りです。
・50cc以下のバイクは2,000円
・50cc超~90cc以下のバイクは2,000円
・90cc超~125cc以下のバイクは2,400円
・125cc超~250cc以下のバイクは3,600円
・250ccを超えるバイクは6,000円
納期は原則5月中となっているので、忘れずに納付しましょう。
自動車重量税
自動車重量税は、バイクの購入時や車検時にかかる税金です。軽自動車税とは違い、全部のバイクに毎年発生するわけではありません。金額に関しては軽自動車税同様、排気量によって金額が違ってきます。
ただし少しややこしい部分があるので、しっかりと確認しておきましょう。125cc以下のバイクには、自動車重量税はかかりません。
125cc超~250cc以下のバイクの場合は、新車の購入時にのみ4,900円かかります。250ccを超えるバイクは「二輪の小型自動車」扱いとなり、税金は次のように細かく設定されています。
・登録後12年までが年1,900円
・登録後13~17年の場合は年2,300円
・登録後18年以上のものは年2,500円
125cc以下のバイクには税金がかかりませんし、125cc超~250ccのバイクは新車購入時にだけ税金がかかるのに対し、250ccを超えるバイクには毎年税金が発生するので注意が必要です。
ただし、毎年支払うというわけではありません。この税金は新車の購入時や毎回の車検時に、次の車検までの年数分をまとめて納付するかたちとなっています。
つまり新車の購入時なら3年分を、車検時には2年分をまとめて支払うということになります。
ただし少しややこしい部分があるので、しっかりと確認しておきましょう。125cc以下のバイクには、自動車重量税はかかりません。
125cc超~250cc以下のバイクの場合は、新車の購入時にのみ4,900円かかります。250ccを超えるバイクは「二輪の小型自動車」扱いとなり、税金は次のように細かく設定されています。
・登録後12年までが年1,900円
・登録後13~17年の場合は年2,300円
・登録後18年以上のものは年2,500円
125cc以下のバイクには税金がかかりませんし、125cc超~250ccのバイクは新車購入時にだけ税金がかかるのに対し、250ccを超えるバイクには毎年税金が発生するので注意が必要です。
ただし、毎年支払うというわけではありません。この税金は新車の購入時や毎回の車検時に、次の車検までの年数分をまとめて納付するかたちとなっています。
つまり新車の購入時なら3年分を、車検時には2年分をまとめて支払うということになります。
自賠責保険や任意保険
バイクにも四輪自動車と同様に、自賠責保険と任意保険の2つの自動車保険があります。自賠責保険は強制保険なので、必ず加入しなければなりません。
対する任意保険は文字通り任意の保険ですが、バイクに安心して乗るためには欠かせない保険なので、忘れずに加入しておきましょう。ではまず自賠責保険ですが、保険料は国が決定したものなので、保険会社による違いはありません。
バイクの排気量に応じて、次のように定められています。
125cc以下のバイクの保険料(令和2年3月31日までに契約した場合)
・1年契約で7,500円
・2年契約で9,950円
・3年契約で12,340円
・4年契約で14,690円
・5年契約で16,990円
このように、自賠責保険は契約年数で保険料が違います。
契約期間が長くなるごとにトータルでの保険料がだいぶ安くなるので、できるだけ長い契約にするのが賢明です。
たとえばバイクに5年乗ることにした場合、1年契約を5回繰り返すと37,500円となりますが、5年契約だと16,990円ですみます。つまり、トータルで20,510円安くなるというわけです。
また、自賠責保険の保険料は令和2年の4月1日から次のように変わります。
125cc以下のバイクの場合(令和2年4月1日以降に契約した場合)
・1年契約で7,060円
・2年契約で8,950円
・3年契約で10,790円
・4年契約で12,600円
・5年契約で14,380円
3月31日までの契約と比較すると、だいぶ保険料が安くなることが分かります。また、4月以降の契約の場合はバイクに5年乗ると仮定して、1年契約を5回繰り返すと35,300円となるので、5年契約の方が20,920円お得です。
125cc超〜250cc以下のバイクの自賠責保険料は次の通りです。
125cc超〜250cc以下のバイクの保険料(令和2年3月31日までに契約した場合)
・1年契約で8,650円
・2年契約で12,220円
・3年契約で15,720円
125cc超〜250cc以下のバイクの保険料(令和2年4月1日以降に契約した場合)
・1年契約で7,670円
・2年契約で10,160円
・3年契約で12,600円
250ccを超えるバイクの自賠責保険料は車検が関係してくるため、250ccまでのバイクとは契約期間に違いがあるので注意が必要です。具体的な保険料は次のようになっています。
250ccを超えるバイクの保険料(令和2年3月31日までに契約した場合)
・12か月契約で8,290円
・13か月契約で8,560円
・24か月契約で11,520円
・25か月契約で11,780円
・36か月契約で14,690円
・37か月契約で14,950円
250ccを超えるバイクの保険料(令和2年4月1日以降に契約した場合)
・12か月契約で7,420円
・13か月契約で7,610円
・24か月契約で9,680円
・25か月契約で9,870円
・36か月契約で11,900円
・37か月契約で12,080円
このように250ccを超えるバイクには、4年契約と5年契約がありません。また、250ccを超えるバイクの場合は、車検費用に自賠責保険の保険料が含まれます。250cc以下のバイクの自賠責は、期限ごとに自分で申し込まなければなりません。
次にバイクの任意保険ですが、任意保険とは、自賠責ではカバーしきれない範囲の補償をしてくれる自動車保険です。バイクの事故により発生した、自分への補償や相手方への補償を行ってくれるので必ず入っておきたい保険だと言えます。
任意保険の保険料は自賠責とは違い、保険会社で異なります。実際の保険料に関しては、各保険会社に問い合わせをする必要があります。補償内容や保険料などをよく比較・検討し、自分に合った任意保険に加入するようにしましょう。
対する任意保険は文字通り任意の保険ですが、バイクに安心して乗るためには欠かせない保険なので、忘れずに加入しておきましょう。ではまず自賠責保険ですが、保険料は国が決定したものなので、保険会社による違いはありません。
バイクの排気量に応じて、次のように定められています。
125cc以下のバイクの保険料(令和2年3月31日までに契約した場合)
・1年契約で7,500円
・2年契約で9,950円
・3年契約で12,340円
・4年契約で14,690円
・5年契約で16,990円
このように、自賠責保険は契約年数で保険料が違います。
契約期間が長くなるごとにトータルでの保険料がだいぶ安くなるので、できるだけ長い契約にするのが賢明です。
たとえばバイクに5年乗ることにした場合、1年契約を5回繰り返すと37,500円となりますが、5年契約だと16,990円ですみます。つまり、トータルで20,510円安くなるというわけです。
また、自賠責保険の保険料は令和2年の4月1日から次のように変わります。
125cc以下のバイクの場合(令和2年4月1日以降に契約した場合)
・1年契約で7,060円
・2年契約で8,950円
・3年契約で10,790円
・4年契約で12,600円
・5年契約で14,380円
3月31日までの契約と比較すると、だいぶ保険料が安くなることが分かります。また、4月以降の契約の場合はバイクに5年乗ると仮定して、1年契約を5回繰り返すと35,300円となるので、5年契約の方が20,920円お得です。
125cc超〜250cc以下のバイクの自賠責保険料は次の通りです。
125cc超〜250cc以下のバイクの保険料(令和2年3月31日までに契約した場合)
・1年契約で8,650円
・2年契約で12,220円
・3年契約で15,720円
125cc超〜250cc以下のバイクの保険料(令和2年4月1日以降に契約した場合)
・1年契約で7,670円
・2年契約で10,160円
・3年契約で12,600円
250ccを超えるバイクの自賠責保険料は車検が関係してくるため、250ccまでのバイクとは契約期間に違いがあるので注意が必要です。具体的な保険料は次のようになっています。
250ccを超えるバイクの保険料(令和2年3月31日までに契約した場合)
・12か月契約で8,290円
・13か月契約で8,560円
・24か月契約で11,520円
・25か月契約で11,780円
・36か月契約で14,690円
・37か月契約で14,950円
250ccを超えるバイクの保険料(令和2年4月1日以降に契約した場合)
・12か月契約で7,420円
・13か月契約で7,610円
・24か月契約で9,680円
・25か月契約で9,870円
・36か月契約で11,900円
・37か月契約で12,080円
このように250ccを超えるバイクには、4年契約と5年契約がありません。また、250ccを超えるバイクの場合は、車検費用に自賠責保険の保険料が含まれます。250cc以下のバイクの自賠責は、期限ごとに自分で申し込まなければなりません。
次にバイクの任意保険ですが、任意保険とは、自賠責ではカバーしきれない範囲の補償をしてくれる自動車保険です。バイクの事故により発生した、自分への補償や相手方への補償を行ってくれるので必ず入っておきたい保険だと言えます。
任意保険の保険料は自賠責とは違い、保険会社で異なります。実際の保険料に関しては、各保険会社に問い合わせをする必要があります。補償内容や保険料などをよく比較・検討し、自分に合った任意保険に加入するようにしましょう。
車検費用
バイクの車検は、250ccを超えるバイクにのみ必要となります。250cc以下のバイクには車検がないので、この費用はかかりません。バイクの車検費用は整備工場や車検を請け負う店によって違いますが、主に発生する費用は次の4つです。
・法定整備基本料金
・法定費用
・整備費用
・交換した部品代
また、これ以外に代行手数料がかかることもあります。法定費用の中には、ここまで見てきた自動車重量税や自賠責保険の保険料が含まれます。
法定費用はどこで車検を受けても変わりません。その他の費用はバイクの状態や業者の料金設定によって大きく異なります。トータルの車検費用の大まかな目安としては5万円から10万円ぐらいですが、10万円以上になることもあり得ます。
・法定整備基本料金
・法定費用
・整備費用
・交換した部品代
また、これ以外に代行手数料がかかることもあります。法定費用の中には、ここまで見てきた自動車重量税や自賠責保険の保険料が含まれます。
法定費用はどこで車検を受けても変わりません。その他の費用はバイクの状態や業者の料金設定によって大きく異なります。トータルの車検費用の大まかな目安としては5万円から10万円ぐらいですが、10万円以上になることもあり得ます。
駐車場代
自宅にバイクを置くスペースがあるのなら別ですが、そうでないのなら駐車場代も必要になってきます。駐車場代は住んでいる地域や管理会社によって大きく違うので、利用したいパーキングの駐車場代を調べておきましょう。
バイクの乗り方次第で変化する維持費とは
ここまではバイクに乗らなくても発生する費用について見てきましたが、バイクには乗り方次第で金額が変化する維持費というものもあります。その主なものは次の3つです。
・ガソリン代
・消耗品代
・修理費用
バイクの運転には燃料となるガソリンが必要です。バイクは四輪自動車等と比較すると燃費がよく、125cc以下のバイクだとリッターあたり50km以上走るものも存在します。
400ccを超えるバイクの燃費はリッターあたり30kmぐらいですが、それでも四輪自動車よりはガソリン代がかかりません。とはいえ、走るほど燃料代がかさむのは同じです。
また、走る道路によっては通行料金がかかることもあります。
バイクの主な消耗品としては、各種オイルやタイヤ、チェーンや電球などが挙げられます。これらは乗り方次第で費用を抑えることが可能です。これはバイクの修理費も同様で、無茶な運転をせずに安全運転を心がけていれば、ある程度は抑えられます。
ただしオイル等の交換は必要になりますし、予期せぬ故障や異常が発生する場合もあるので、あらかじめ予算を残しておくのは大事です。
・ガソリン代
・消耗品代
・修理費用
バイクの運転には燃料となるガソリンが必要です。バイクは四輪自動車等と比較すると燃費がよく、125cc以下のバイクだとリッターあたり50km以上走るものも存在します。
400ccを超えるバイクの燃費はリッターあたり30kmぐらいですが、それでも四輪自動車よりはガソリン代がかかりません。とはいえ、走るほど燃料代がかさむのは同じです。
また、走る道路によっては通行料金がかかることもあります。
バイクの主な消耗品としては、各種オイルやタイヤ、チェーンや電球などが挙げられます。これらは乗り方次第で費用を抑えることが可能です。これはバイクの修理費も同様で、無茶な運転をせずに安全運転を心がけていれば、ある程度は抑えられます。
ただしオイル等の交換は必要になりますし、予期せぬ故障や異常が発生する場合もあるので、あらかじめ予算を残しておくのは大事です。
バイクを長く楽しむために維持費に関心を持とう
ツーリングで、もしくは通勤や通学で、バイクを利用している人びとは多いものです。また、これからバイクに乗ってみたい、そう考えている方もいることでしょう。
バイクは便利ですし、走るのは楽しいもの。とはいえ、バイクはただでは乗れません。年間、少なくない費用がかかることもあります。バイクを少しでも長く乗るためには、維持費について関心を持つのが大事です。
維持費について再確認し、楽しいバイク生活を送りましょう。
バイクは便利ですし、走るのは楽しいもの。とはいえ、バイクはただでは乗れません。年間、少なくない費用がかかることもあります。バイクを少しでも長く乗るためには、維持費について関心を持つのが大事です。
維持費について再確認し、楽しいバイク生活を送りましょう。