シェイクダウンテスト

今期JP250クラスに参戦するにあたって車両をCBR250Rから2016年モデルのYZF-R25に入れ替えました。
先週納車されて、夜な夜なサーキットを走れるようにモディファイ。

足回り、マフラー、燃調などは手付かずですが、なんとかスポーツ走行ができるまでの仕様になりました。

走行0.7km!!
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輝く純正マフラー!
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外装とハンドルバー、ステップ周りのみモディファイ。
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まず1本目はエンジンのナラシの意味もこめて、7000回転縛りで走行。

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そして2本目は11000回転までリミットを上げてテスト。

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ライダーのファーストインプレッションは…

「う~ん…まずはCBRに比べて全然曲がらないです…あとブレーキもCBRに比べて弱い…ステップもCBRに比べて滑る…CBRに比べてポジションもいまいち…CBRに比べてCBRに比べて…」

怜はマシンのセットアップにとてもうるさいライダーです。
レース前にファイナルを変更してまた戻したり、サスセットを変更してまた元に戻したりw

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2年間かけて熟成したCBR250Rと、今日シェイクダウンしたR25を比べたらアカンですね。
怜はぜったい彼女に元カノの話してイヤがられるタイプと読んでいますw

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足回りはパーツの手配も済んでおり、ザックリとしたセットの方向性は見えてきました。
マフラーも手配済みなのでなんとかなりそう。
あと心配事はインジェクションのマップ作成ですね…



一方、昨年怜が使用していた2015年型CBR250Rのカップ戦仕様をそのまま受け継いだ智博の走りは絶好調!
調整段階のライバルを従え、すでに決勝モードの走りを見せております。

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車両のセットアップにうるさい怜と違って、智博はとっても寛容w
セットアップの相談をするとだいたい「エヘヘ このままでいいよ」で終わります。

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前年のマシンと足回りのセットが全然違うのに、普通に乗りこなしておりますw
本人も前年のマシンに比べて「断然速い!」と太鼓判。

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怜の乗り方に合せて作った足を自分の走りにアジャストできれば、更なるパフォーマンスアップが期待できます。

3月12日の筑波選手権開幕まで1ヶ月を切りました。
これからマシンの熟成を進めると共にライダーもマシンに慣れ、開幕には万全の体制でスタートできるように準備いたします。

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Special thanks photo by @dam_no_hito