<イベント> 青木宣篤さんによるサーキット走行HOW TOトークショー開催レポート!

バイクで遊ぶ
How Toトークショーに出席いただいた青木宣篤さん、...

How Toトークショーに出席いただいた青木宣篤さん、竹川由華さん

NAPSでは9月23日(土曜日)に、千葉県・袖ケ浦フォレストレースウェイで、久しぶりのサーキット走行会「NAPS MOTO FUN RIDE in 袖ヶ浦フォレストレースウェイ」を開催します。
これは、コロナ禍で中断していたための、約6年ぶりに開催するサーキット走行会で、いつもどおりにサーキットライセンス不要、入門/初級/中級の3クラスに分けての走行となるイベントで、従来は特に入門や初級クラスに参加希望が多い走行会です。

NAPSが考えるのは、サーキットでスピードやタイムを競うのではなく、対向車や飛び出し歩行者のいない、安全なコースを気持ちよく走ろう、というもの。特に「はじめてサーキットを走る」とか「久しぶりに走りたいな」というお客様が多く参加してくれることを狙っているイベントなのです。

「サーキットは走ってみたいけど、何を用意したらいいんだろう?」
そういう声も多く寄せられるため、7月29日(土曜日)には、「NAPS MOTO FUN RIDE」でもゲストを務めていただく青木宣篤さんを講師に「How Toトークショー」を行ないました。サーキットを走るにはどんな服装で、どんな装備が必要か、車両のメンテナンスはどうしたらいいのかを、ビギナー目線に合わせて語っていただいた、いわば「走らないライディングレッスン」です。トークパートナーは、BDSバイクセンサーイメージガールの竹川由華さん。実は竹川さんも、この「NAPS MOTO FUN RIDE」でサーキットデビューを果たすのです。
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青木さん――由華さんは初サーキットということですけど、なにか心配事はある?
竹川さん「そうですね、まずはツナギとヘルメットとか、そういった装備から用意しないと、と思ってます」
青木さん――まずは装具だよね。ツナギとフルフェイスヘルメットはもちろん、ブーツ&グローブは必要で、街乗りのショートグローブやライディングシューズじゃなく、ロング丈のグローブ&ブーツは必要だよね。
竹川さん「それはNAPSさんが用意してくれるレンタルでグローブ以外を揃えようと思ってます♪」

青木さん――バイクはなにに乗ってるんだっけ?
竹川さん「ホンダCBR250RRです。これも、なにか準備することとか用意するものはありますか?」
青木さん――CBRなら平気だね。サーキット走行は、基本的になんでもOKなんだけれど、今回の「NAPS MOTO FUN RIDE」では200cc以上のナンバー付き市販モデルが条件。スクーターや純粋なレーサーはまた別の機会にね。
竹川さん「バイクはなにか準備した方がいいんでしょうか」
青木さん――普通の一般的な整備をしておけば大丈夫かな。せっかくサーキットを走るんだから、タイヤの溝がきちんと残っているかとか、しばらくオイル交換していないな、と思うなら済ませておくといいよね。サーキット走行会あるあるで「なんでこんな時に」って意外なトラブルが起こることが多いからね。
竹川さん「それもNAPSさんで確認してもらうようにします(笑)。あとは、サーキットを上手に走れるかっていう心配があるんですけど……。」
青木さん――それはね、心配しなくていい。当日、みっちり楽しさを教えてあげようと思ってるから。速く走りたい、っていうライディングレッスンは別の機会にね。今回はあくまでも『サーキットを走るのって気持ちイイ』って思ってもらいたいイベントだから
竹川さん「カーブでグワーッとバイク傾けたり、膝をついたり??」
青木さん――そんなことしなくていいよ(笑)。サーキットっていうのは、すごく道幅がひろくて対向車も飛び出す歩行者もいない最高に安全な場所だから、ツーリングに来るつもりで来てくれればいいんだ

そんなやりとりのあと、サーキットに必要な装備や用品の説明に、RSタイチさん、アルパインスターズ/岡田商事さん、モチュールジャパンさん、ブリヂストンモータースポーツさんの担当者さんにもおいでいただき、集まっていただいたお客様に、青木さんと一緒にいろいろな紹介や説明をしてもらいました。
RSタイチ 角田さん

RSタイチ 角田さん

■RSタイチ
「タイチさんのツナギとグローブは、僕はもう、この20~30年、ずっと使わせていただいています。その間、数えきれないほど転び、そのたびに何度も体を守ってもらっています。転ぶたびに、どこがどういう風にダメージを受けるかというデータにして蓄積してもらって、今では動きを妨げない、プロテクション性の高いレーシングスーツ依&グローブになっていると思います。僕がレースを始めた頃、もう40年以上も前ですが、その頃の製品とはまさに雲泥の差です。我ながら、よくあんな装備で走っていたもんだ(笑)」(青木さん・以下同)
岡田商事/アルパインスターズ 菊地さん

岡田商事/アルパインスターズ 菊地さん

■アルパインスターズさん
「世界のレースでだんだん必須装備になっているエアバッグも、僕はタイチさんのツナギの中に、アルパインスターズさんの物をインサートして使っています。バイクとコードで連結して、バイクから体が離れたら転倒、と認識して開くエアバッグもありますが、アルパインスターズさんの製品は、加速度センサーを使用して、ライダーの動きが瞬間的にどう動いたかをセンサーしてエアバッグが作動、その転倒独特の動きは、世界中のいろんなライダーの転倒をデータにしたものです。今ではサーキットでは起こりえない、市街地独特の低速度の転倒や、接触されての転倒など、街乗りモードの作動をするエアバッグもあります」
モチュールジャパン 福山さん

モチュールジャパン 福山さん

■モチュールジャパンさん
「サーキット走行前には、エンジンオイルもフレッシュにしておきたいですね。サーキットでは、街乗りをしている時とは比べ物にならないほどエンジンに負荷がかかりますから、気持ちよく走るため、思わぬエンジントラブルを防ぐためにもぜひ。僕は街乗りでスズキGSX1300Rハヤブサに乗っていて、サーキットのレッスンや走行会では主にBMWのS1000RRを使用していますが、オイルはずっとモチュール300Vです。もちろんトラブルが起こったことなどありませんし、今ではエンジンオイルは、エンジンのケアをするだけでなく、数値的にもパワーアップすることがあるほどですから」
ブリヂストンモータースポーツ 久我さん

ブリヂストンモータースポーツ 久我さん

■ブリヂストンモーターサイクルタイヤさん
「ブリヂストンタイヤには大きく分けてツーリング/スポーツ/サーキット向きタイヤがありますが、実は走行会レベルではツーリングタイヤだってぜんぜん問題なく走れます。ストリートと、たまにサーキットを走る、というならば、スポーツタイヤのバトラックスS22がおすすめで、サーキット走行会で注意してもらいたいのは、やはりフレッシュタイヤで参加してもらった方がゼッタイに楽しい、ってことです」
青木宣篤さん
「実は僕もずっとS22をサポートしてもらっています。おそらくブリヂストンタイヤの社員やテストの方も含めて、日本でいちばんS22を履いている男だと思います。」
午前、午後のトークステージで、それぞれ30名ほどのお客...

午前、午後のトークステージで、それぞれ30名ほどのお客様においでいただきました

竹川さんのようなサーキット初心者にも、きっと「楽しい!」と思ってもらえるような「NAPS MOTO FUN RIDE」は9月23日(土曜日)に開催。走行会ゲストは青木宣篤さんに原田哲也さん、竹川由華さんで、申し込みは本日8月1日(火曜日)12:00です。ぜひぜひご参加ください!
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