活躍中のスタッフ紹介 「建物を貸す側から借りる側へ。出店することへの情熱が以前と比べものにならないくらい大きくなった。」

特集
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 小売業界になくてはならない多店舗展開。それは、中長期的に会社が収益をあげていくための投資活動であると考えています。店舗開発課では、出店計画の策定から物件探し、市場調査、店舗コンセプトの決定そして店舗デザイナーや施工業者との打ち合わせなど新店舗オープンまでの工程のトータルプロデュースを行っています。
 安保徹也(アンボテツヤ)は、以前は物件を貸す側として仕事をしていましたが、貸す側から店を出す側になりたいと思い、2021年春にナップスへ入社しました。入社の決め手は面接時に弊社の代表取締役から言われた言葉―「現職(前職)も良い会社だと思うからゆっくり迷って決めてください」―。人を大切にしてくれる代表取締役の人柄に惹かれて入社を決めました。現在は出店企画の立ち上げからオープンまで一貫して携わっています。競合店や客層などの市場調査 店舗デザイナーや施工会社との打ち合わせなども担当しています。
<オートバイ遍歴>
ドラッグスター400クラシック

何れは小回りが利くモンキー125を購入したいです。ローダウンする事で
カートレースゲームの気分を味わいたいと思っています。
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2023年3月にオープンしたナップスららぽーと立川立飛店 店内にて撮影。
 安保が考える店舗開発の仕事について語ってもらいました。

店舗開発の仕事の醍醐味

―店舗開発業務のやりがいとは何ですか?
新しく店舗を作ることにより、働く人が増え、街に灯りを作り、趣味と生活に活気と潤いを与えることができます。そして、その場所を目指してくる人がたくさんいるーこれこそが店舗開発の仕事の醍醐味であると感じます。また、オープンした店舗に立ち寄った際、スタッフやお客様の笑顔を見ることも楽しみの一つになっています。
―店舗開発業務に必要とされる事は?
仕事のスピード感です。
「物件は生き物」なので、フットワークの軽い人が店舗開発の業務に向いていると思います。横浜から八王子まで「今から新規物件を見に行くよ」などはよくあることです。また、プロジェクトの川上から川下まで全ての工程を管理するため、ゴールに向かって道筋を決めて自発的に動く力も必要です。あとはオーナー、不動産会社などプロジェクトに関わるすべての人と人間関係を構築できる事も必要なスキルです。
―自身の業務でのこだわりは何ですか?
物件情報の収集をはじめ現地調査、売上予測、オーナーとの契約条件交渉などの出店戦略から始まり、店舗を立ち上げてからの物件の評価の仕方まで、携わる仕事は多岐にわたります。一番大変なのは物件候補予定地の情報を集めることです。システムを導入して、商圏等を調べていますが、データを理解するだけではなく、その土地の音や匂い等の肌感覚を意識して現地調査を行っております。出店したら終わりではなく、(オープンしてからの)3か年で当初の目標売上想定額の100%にもっていきます。
―手がけた仕事について教えてください。
2022年12月にオープンしたナップス東名川崎インター店を担当しました。物件獲得にあたり複数の競合がいましたが、バイクに乗っている人だけではなくバイクに乗っていない人も意識したプレゼン資料を作成し、不動産会社の担当者に「この資料をオーナーに渡してください!」と掛け合ったことは今でもよく覚えています。
―所属している店舗開発課をひと言で表すと…
“各開発者の集合体”。
現在の店舗開発課は、コンビニ、アパレル、不動産、ホテルなどの様々な業界で店舗開発を経験してきたメンバーで構成されており、其々が違ったスタイルで自分の力を発揮しております。
―仕事をする上で特に心がけていることは何ですか?
一歩ずつでも確実にシェア拡大を行うことです。やりがいと表裏一体ですが結果がすべてだと考えています。スピード感が大切です。「物件は生き物」として、スピード感をもって動くように気をつけています。また、良いことがあった日も悔しいことがあった日も、周りの仲間とたくさん会話をするようにしています。普段からコミュニケーションを取ることで、(相手に)自分の変化に気付いてもらえたり、自分も相手のささいな変化に気付けたりすることがあります。そうすることで助け合うことが自然にできるようになります。普段から近い位置にいるからこそささいなことでも気付くことのできる、ただの同僚ではない心の近さを大切にしたいと思っています。

一つ年をとるごとに1物件出店していく

―会社としてのナップスの魅力は何ですか?
とにかく風通しの良い職場です。
これまでいくつかの企業を経験しましたが、良い意味で上下関係の煩わしさがなく、各個人の発想が自由に発信できます。「立場に関係なく、やりたい事が実現できる環境」であることが最大の魅力です。
―仕事での今後の目標は何ですか?
バイク用品店だけに留まらないスタイルの店舗を拡大していきたいと思います。いずれは世界中から『バイクといえばナップス』と言われるようになれたら良いと考えています。それを実現する為にはチームや自身が中枢となり、『彼に任せたらワクワクするな』と思われる存在となれるように努めています。具体的な目標としては、「一つ年をとるごとに1物件出店」を目指しております。
―仕事への思い
日々同じ信念を持つ仲間に出会えるのが楽しみです。
仲間たちと『もっとライダーのバイクライフが潤うにはどうしたらいいか』をいつも話し合っています。全てのライダーの傍らにナップスがあってほしいと願いながら、実現に向けて業務に取り組んでおります。
―休日はどのように過ごしていますか
家族でお寺巡りをよくします。喧騒から離れた空気に触れるだけで幸せな気分になります。
他には子供(2歳の男の子)の好きなアニメのごっこ遊びをするのが今の流行です。
―オートバイ業界での仕事に興味がある方へのメッセージ
私自身、30代後半でナップスへ転職しましたが、職歴の長い方や上司の分け隔ての無い人柄に驚きました。
私自身はバイクの知識は十分でなかったものの、入社歴に関係なく対等に接してくださり、また、これまでの経験を尊重していただけました。業務においても既にいくつもの新規提案が通りました。今後、同じように前向きに取り組める新しい仲間が増える事を待ち望んでいます。