バイク塗装で失敗しないためには……
バイクで遊ぶ
どんなにきれいなバイクでも、長い時間使っていればカウルに傷がついたり色あせてしまったりするもの。愛車をいつまでもきれいな状態にしておくためには、塗装が必須です。ただ、業者に塗装をお願いすると高い費用がかかってしまうため、できることなら自分で塗装しておきたいところ。そこで、今回は自分で塗装を行う際のポイントについてご紹介します。
塗料を選ぶときの注意点
via www.photo-ac.com
バイクの塗装をする際は、まず塗料選びをしっかり行う必要があります。塗料にはアクリルシリコンやアクリルラッカーなどさまざまなものがありますが、おすすめはウレタン塗料です。ウレタン塗料は塗料の中でも硬度が高く、耐ガソリン性、耐光性にも非常に優れています。カラーバリエーションが少ないなどの難点もありますが、塗料に悩んだ際はウレタン塗料を選んでおけば間違いはないでしょう。
塗料を選ぶ際は、「プラサフ(プライマー・サフェーサー)」「カラー」「コーティング(カラー)」の3種類があるのだと理解しておく必要があります。三つはそれぞれ役割が異なっており、下地に使用するのがプラサフ、その上に使用するのがカラー、最後の仕上げに使用するのがコーティングです。バイクの塗料を選ぶ際は、これら3種類をすべてそろえておく必要があります。
塗料を選ぶ際は、「プラサフ(プライマー・サフェーサー)」「カラー」「コーティング(カラー)」の3種類があるのだと理解しておく必要があります。三つはそれぞれ役割が異なっており、下地に使用するのがプラサフ、その上に使用するのがカラー、最後の仕上げに使用するのがコーティングです。バイクの塗料を選ぶ際は、これら3種類をすべてそろえておく必要があります。
塗装で重要な「下地作り」
塗装をするうえで非常に重要となるのが「下地作り」です。たとえ完璧な塗料の塗り方ができたとしても、下地がうまくできていなければ塗装失敗となってしまう可能性があります。しっかりとした下地を作るために、以下の手順に沿っていきましょう。
・現在の塗装をしっかり落とす
古い塗装をしっかり落とすことが、きれいな塗装への一歩です。ただ、塗装を剝がすために薬剤を使用するとカウルが溶ける可能性があるため、使用はしないようにしましょう。
・ポリパテを使用し傷を修復
カウルに傷がある場合は、パテを使って埋めていきます。まずは修復部分の油分をシリコンオフなどで取り除いてからパテを使用しましょう。パテを使うときは水研ぎではなく空研ぎにするのがポイントです。
・脱脂
カウル全体についている油分をシリコンオフなどで除きます。
・下塗り
上記で紹介したプラサフを塗っていきます。何回かに分けてスプレーを吹き付け、油分ではじかれている部分がないか確認しましょう。また、傷やデコボコがないかをしっかり確認し、あればパテを塗ったあとで再度プラサフを吹き付けていきます。
・足付け
耐水ペーパーで水研ぎをします。このとき使用する耐水ペーパーは800番がおすすめです。
・脱脂
最初の脱脂同様、カウル全体についている油分をシリコンオフなどで除きます。
以上の手順をしっかりこなすことで、下地作りは完成です。
・現在の塗装をしっかり落とす
古い塗装をしっかり落とすことが、きれいな塗装への一歩です。ただ、塗装を剝がすために薬剤を使用するとカウルが溶ける可能性があるため、使用はしないようにしましょう。
・ポリパテを使用し傷を修復
カウルに傷がある場合は、パテを使って埋めていきます。まずは修復部分の油分をシリコンオフなどで取り除いてからパテを使用しましょう。パテを使うときは水研ぎではなく空研ぎにするのがポイントです。
・脱脂
カウル全体についている油分をシリコンオフなどで除きます。
・下塗り
上記で紹介したプラサフを塗っていきます。何回かに分けてスプレーを吹き付け、油分ではじかれている部分がないか確認しましょう。また、傷やデコボコがないかをしっかり確認し、あればパテを塗ったあとで再度プラサフを吹き付けていきます。
・足付け
耐水ペーパーで水研ぎをします。このとき使用する耐水ペーパーは800番がおすすめです。
・脱脂
最初の脱脂同様、カウル全体についている油分をシリコンオフなどで除きます。
以上の手順をしっかりこなすことで、下地作りは完成です。
本塗りのコツとは?
下地作りを終えたら、いよいよ本塗りです。本塗りの際は、いっぺんにすべて塗ってしまおうとするのではなく、複数回に分けて塗料を吹き付けいくのがポイント。ムラなく均一に吹き付けていくことを心がけてください。
満足のいく塗装ができたら耐水ペーパー(1000番)で水研ぎをしたあと、脱脂します。脱脂を終えたら、最後はコーティングです。コーティングスプレーを吹き付ける際も、複数回に分け、均一になるようにしていきましょう
満足のいく塗装ができたら耐水ペーパー(1000番)で水研ぎをしたあと、脱脂します。脱脂を終えたら、最後はコーティングです。コーティングスプレーを吹き付ける際も、複数回に分け、均一になるようにしていきましょう
完璧な塗装をして、いつまでも愛車をピカピカに!
しっかりとした塗装を行えば、愛車は新品のときのような見た目を取り戻すはず。いつまでもピカピカな愛車を走らせていくため、今回ご紹介した塗装方法をぜひ参考にしていってください!