もうすぐ春!知っておきたいバイクで行ける桜スポット【東海編】

バイクで遊ぶ
暖かい春を目前に控え、そろそろ桜の蕾も膨らみ始める頃。春が来たという実感を得るためにも、桜が開花したら1度はお花見をしておきたいところですよね。しかし、桜の開花期間は短く、ボーっとしているとあっという間に散ってしまいます。そこで事前に桜スポットを確認し、開花とともに桜見物ができるように準備しておきましょう!

東海随一といわれる夜桜の風景が圧巻の「岡崎公園」/愛知県岡崎市

 (11275)

岡崎駅からバイクで15分、名古屋からは1時間程度の距離にある桜の名所が「岡崎公園」です。あの江戸幕府創始者、徳川家康が生を受けた岡崎城を中心とするこの公園には、約800本のソメイヨシノが植えられており、一斉に咲き誇る姿はまさに圧巻の一言。見渡す限りピンク一色の風景が広がり、風が吹けばたちどころに桜吹雪が発生します。

岡崎公園の桜最大の特徴は、東海随一との呼び声高い夜桜です。開花期間中は岡崎公園だけでなく周辺の伊賀川堤、乙川堤の桜も夜間にライトアップされ、日中とは一味違った桜の魅力をたっぷり堪能できます。また、開花期間は約150もの屋台が出店するので、1日中楽しめるスポットであるのは間違いありません!

ちょっとより道/八丁味噌の郷

岡崎城から八丁(870 m)離れていることから名づけられた八丁村。この村は八丁味噌の郷と呼ばれ、歴史ある八丁味噌の製造を行っている場所なのです。味噌の製造過程が見たいのであれば見学も可能なので、ぜひ一度立ち寄ってみてください。

富士山と桜をいっぺんに楽しめる「日本平」/静岡県静岡市

 (11280)

静岡県静岡市にある「日本平」。この地はかつて日本観光地100選で1位を獲得するなど、日本有数の観光地として知られています。その魅力は、やはり日本最大の山である富士山の美しい姿を間近で見られることでしょう。また、眼下には雄大に広がる駿河湾が広がり、1つの場所で山と海両方の景色を楽しめるのです。そして、これからの季節はさらに魅力が加わります。

日本平パークウェイから山頂までバイクを走らせていくと、色鮮やかな桜がお出迎え。また、ロープウェイに乗れば、桜色の山々や、青い駿河湾を一望することができ、その景色はまさに絶景です。

ちょっとより道/三保の松原

平成25年に富士山世界文化遺産の構成資産に登録された三保の松原は、日本を代表する景勝地です。約7kmの海岸には3万本ともいわれる松が立ち並び、富士山や駿河湾と共に見事な景観を作り上げています。

赤い橋とピンクの桜が美しい「宮川中橋」/岐阜県高山市

 (11285)

「飛騨・美濃さくら33選」に選ばれるなど、桜の名所として知られるのが岐阜県高山市にある「宮川中橋」です。高山駅からバイクですぐに行けるこのスポットの特徴は、なんといっても赤い中橋。ピンクの桜と赤い橋が織りなすなんとも雅な風景は、見ておいて損はありません。

夜はライトアップされ、昼間とはまた違った幻想的な表情を見せてくれるのも特徴の1つ。高山市は江戸時代以来の城下町が保全されている街として知られているため、桜の風流さを見ながら江戸時代にタイムスリップしたような感覚を味わえるはずです。

ちょっとより道/飛騨の里

飛騨の里は宮川中橋からバイクで15分程度の距離にあり、飛騨の代表的な民家が建ち並ぶスポットとして知られています。日本古来の農山村風景を楽しめ、農山村ならではの生活用具が展示されているため、日本の民俗に興味があるのならぜひより道をしてみましょう!

他にも桜の名所はもりだくさん!

ご紹介した以外にも、東海地方には桜の名所がたくさんあります。開花の前にどこが良いか下調べをしておき、お花見のため万全の準備をしておきましょう!