寒い時期だからこそ?! 運行前点検と安全運転!!

バイクで遊ぶ
2007年4月の道路運送車両法改正で、バイクの点検整備の制度も変わりました。
11月~2月ので仕事の内容が変わる 二輪業界。

当店PITも「ガラッ」と仕事内容が変更し 分解項目が多い仕事になります。
でも今年は、まあまあ 暖かい気がしますが・・・・・・・
複合的な修理(事故車)、消耗部品メンテナンス、そして カスタムなど。

今回 ピックアップしたい内容は、事故や思いがけないトラブル!!(・へ・)

二輪業界は、11月~2月までは、ライダーの数も少ないと言われています。(゜o゜)
それでも転倒や事故件数は、例年並みに発生している・・・・・・なぜ?!

経験と推測、各サイトデーターを参考にしてまずは、私が一番感じる寒さによる 体のパフォーマンスが低下。

日照時間が短いので通勤・通学時間の運転に影響しているのでは、ないでしょうか?
(時間帯が7時~10時の午前 16時~20時 そして土日の昼間)

さらには、車両も寒さにより 性能が下がっていることだと。

・・・・・・・一メカニック目線で・・・・・・・・
車両
タイヤ温度が上がらないためのグリップ力の低下
ショックアブソーバーのOIL粘度が適切温度まで上がらないための接地感不良
ゴムパーツの硬化によるブレーキ性能の低下(反応レスポンスなどさまざま)
レバーやベアリング ワイヤー スロットルスリーブ など各部グリスの硬化なども
様々な条件が重なった時、事故やトラブルになるのではないでしょうか?!

では、回避方法は?!
まずは、車両の状態を知る(運行前点検です。)
免許取得の際、テストで必ず出題しているはずの運行前点検義務。
以前は、毎回と表記していた記述がありましたが
現在では、・・・・・・・(JAF抜粋)

2007年4月の道路運送車両法改正で、バイクの点検整備の制度も変わりました。
それまで総排気量125cc超のバイクの使用者は、1日1回の運行前点検を義務付けされていましたが、
現在では使用者自身の判断で適切な時期に日常点検を行うことになっています。
ロングツーリング前や洗車時などに行うと良いでしょう。
日常点検の項目を覚えやすくした

合言葉が『ネン ・ オ ・ シャ ・ チ ・ エ ・ ブ ・ ク ・トウ ・ バ ・シメ』です。

「ネン」は燃料、「オ」はオイル、
「シャ」は車輪(タイヤ)、「チ」はチェーン、
「エ」はエンジン、「ブ」はブレーキ、「ク」はクラッチ、
「トウ」は灯火類、「バ」はバッテリー・ハンドル・バックミラー
「シメ」は各部締め付けです。

毎回出来ないよ 思う方に最低限の

乗車前日常点検をする時間がない場合に、最低限の点検個所を

合言葉にしたのが『ブタと燃料』です。

「ブ」はブレーキ、「タ」はタイヤ
「と」は灯火類、「燃料」はガソリンです。
この4カ所は、不具合があれば事故につながる恐れのある大事なところです。
ブレーキの効きやブレーキフルードの量は適切か、タイヤの空気圧は規定値か、タイヤの溝は十分で損傷はないか、
ウインカーやライトはきちんと点灯するか、ガソリンは走行する距離を考えて十分に入っているか、
自分自身の安全を守るためにも、走行前に確認しておきましょう。


寒い時期の乗り物は、環境的に苛酷だと思いますので、是非車両に愛情と時間を使ってメンテナンスを!!

IMG_9516.PNG
JAFサイトを抜粋いたしました。
事故やトラブルで出動しているからこそ
感じることがあるんだなと( ..)φメモメモ