カタログにも掲載されていないヘルメット豆知識2016年度版

商品紹介
ヘルメットの重心位置による乗車姿勢との関連性
2015年10月に当ブログに掲載した「ヘルメットの重心位置による乗車姿勢との関連性」を、2016年夏バージョンにアップデートいたしました。

測定方法は、ヘルメットの中で軽くグーを作り、バランスの取れる位置を探し撮影しております。

10.jpg

まずはArai/SHOEIのハイエンドモデルの新製品「RX-7X」と「X-Fourteen」の比較

5.jpg

1 (2).jpg

どちらも深い前傾姿勢でバランスが取れるような重心位置で作られています。
もちろんベンチレーションもこの角度で一番効果が出るように設計されています。

次はツーリングに特化した2モデル
Araiの新製品「ASTRAL-X」とSHOEIの「GT-Air」を比較してみます。

6.jpg

3 (2).jpg

どちらもアップライトな乗車姿勢を考慮されております。
ASTRAL-XはてっきりRX-7Xと同じ帽体を使っているのかと思いきや、用途によってしっかり設計を変更しているのはさすがです。

両メーカーのミドルクラス「RAPIDE-IR」と「Z-7」の比較です。

7.jpg

2 (2).jpg

どちらも軽い前傾姿勢に合わせて設計されており、高い汎用性を持つことが伝わってきます。

最後はエントリーモデルを2機種
QUANTUM-J」と「QUEST」を比較してみます。

9.jpg

4.jpg

こちらもやや前傾といった感じですね。
どんなバイクでも不満のないポジションが得られると思います。

ご自分の車両の乗車姿勢を考慮してヘルメットを選ぶと、失敗のない選択ができると思います。
以上、ナップス伊勢原店より、カタログにも掲載されていない最新モデルヘルメットの重心位置比較のお話でした。

2015年10月バージョンはこちらから