オートバイ総合卸問屋の山城が販売しているidealヒートグローブを今回は紹介します！
今年は秋を飛ばしていきなり冬が来たイメージですが、冬でも通勤や通学にオートバイを使用しているライダーには辛い季節ですね。
インプレした日は今季1番と言われる寒さで、最高気温は9°でした！
絶好の電熱グローブテスト日和です。。

電熱グローブの良い点を先にお伝えしてしまうと、指先が暖かいという点です。
グリップヒーターだと掌は暖かいのですが、指先まで暖かいかと言われると微妙です。
この辺は好みもあるかもしれませんが、信号待ちなどでグリップから手を離しても暖かいという点がグリップヒーターと比較した際の最大の利点だと思ってます。
指先を使ってレバーやアクセル操作を行うオートバイの場合、指先が暖かいだけで快適なんです！

idealのヒートグローブは大きく分けて、2種類のタイプに分かれます。
スタンダードタイプのロング丈とショート丈タイプです。
デザインと袖丈の長さが異なりますが、電熱の性能は同じと思ってください。では何がが異なるのか、それは内蔵バッテリー容量です。
スタンダードタイプのバッテリー容量は、3,000mAhですがショート丈は2,200mAhと異なります。
時間にすると3,000mAhは、最長5時間30分です。一方、2,200mAhは最長4時間となります。
※バッテリーは気温やライディング環境などにより、バッテリー駆動時間は異なります。また、個体差があるため左右のバッテリーが異なる場合がございます。

ロングツーリングや、通勤のみなど利用頻度によっても選ぶ基準が変わりそうですね。

今回はスタンダードモデルのID-203 HEAT3を使用しました。充電器でしっかり満充電にして準備はオッケーです。

idealの良いなぁと感じている点として、電池残量がすぐに確認できる点や3段階の温度調整機能の使い易さだと思ってます。

今回使用するID-203 HEAT3は電源を入れなくても中綿には薄く、軽く、温かい高機能素材"3M™シンサレート™"を使用しているため通常のウインターグローブとしても使用できます。
また、防風・防水・透湿機能も付いています。

冒頭にも書きましたが、テストは今季1番の寒さの日でした。最高気温は９°とツーリング日和ではありませんが、テスト日和です。

時刻は15時。これから寒くなる時間です。
右手はハイパワー、左手はエコノミーモードでテスト走行開始です。
※今回はテストのため、ハイパワーモードを使用。低温やけどの可能性もありますので使用には充分注意をしてください。

個人的には操作性の確認のために、フルフェイスヘルメットのシールドを2度から3度上げ下げします。
ウインターグローブの場合、この動作がやりにくいと辛い基準にしてますが、idealは問題ありませんでした。
走行開始して5分もするとハイパワーの右手は指先まで暖かく、左手のエコノミーモードも暖かいですが、右手に比べるとじんわりと言う感じ。30分ほど走ってから左手をノーマルモードに変更。このモードが個人的にはベストに感じました。
右手のハイパワーはあえて、そのままにしました。
理由としては電池がどれほど減るか確認したかったからです。

1時間10分ほど約25キロ走行と短いテストでしたが、指先から掌、甲の部分が暖かく快適に走行できました。電池の残量は右手が5段階中、2個減りました。ハイパワーで最大2時間30分なので目安通りでしょう。左手はノーマルとエコノミーモードだったので１つメモリが減っただけでした。

使用した長所
・信号待ちでも電源が入っていれば暖かい！
・電池残量がすぐわかる！
・電源を入れなくても暖かく、防水機能まで
・オプションの「ヒートグローブ専用ケーブル」を使うとオートバイのバッテリーから電池残量を気にせず使用できます。

短所
・バッテリーの充電時間が長い。
※3,000mAhが2個で約5時間、2,200mAhが2個で約4時間が目安になっております。

あれ、短所があんまり思い浮かばない。
それだけ冬のライダーにはオススメできるということです。
本格的に寒くなると完売なんてこともあるので、ぜひ検討している方はお早めに！