関東の紅葉ツーリングスポット10選|秋の絶景を楽しむバイク旅【1都6県】

澄んだ空気と紅葉の絶景が広がる秋は、1年の中でも特別なツーリングシーズンですよね。
本記事では、関東エリアで楽しめるおすすめの紅葉ツーリングスポットを10か所厳選。アクセスのしやすさ、道の楽しさ、景観の美しさを基準にセレクトしました。
秋のバイク旅の目的地選びにぜひ役立ててください!

奥多摩周遊道路(東京都)

 (33422)

東京都内で本格的な紅葉とワインディングを楽しめる名所が「奥多摩周遊道路」。檜原村から奥多摩湖へ抜ける全長約30kmのルートは、秋になると両脇の木々が赤や黄に染まり、まるで紅葉のトンネルのような景観に。
標高差もあるため、10月下旬〜11月中旬にかけて徐々に色づきが進み、長い期間楽しめるのも魅力。奥多摩湖畔では休憩や写真撮影に最適なスポットも豊富。都心からのアクセスも良く、日帰りツーリングにもぴったりのコースです。

日光いろは坂(栃木県)

 (33423)

栃木県を代表する紅葉スポット、日光いろは坂。急勾配と連続するカーブがバイク乗りを楽しませるこの道は、秋になると周囲が鮮やかな紅葉に彩られ、ダイナミックな絶景が広がります。
特に第二いろは坂を下るとき、眼下に見える男体山と紅葉のコントラストは圧巻。例年、10月中旬から11月上旬が見頃。華厳の滝や中禅寺湖も近く、ツーリングと観光をセットで楽しめるのも嬉しいポイントです。

奥日光・戦場ヶ原(栃木県)

 (33424)

日光の奥に広がる戦場ヶ原エリアは、高原ならではの広大な景色と紅葉を楽しめるエリア。秋になるとカラマツやナナカマドが黄金色に輝き、湿原を彩る風景はまるで絵画のよう。
標高が高いため紅葉の見頃はやや早めで、10月上旬〜中旬がベストシーズン。いろは坂の先に位置するため、日光ツーリングの延長として立ち寄るのに最適。秋の静寂と自然を味わいたいライダーにおすすめです。

那須高原(栃木県)

 (33425)

那須岳の山麓に広がる那須高原は、秋になるとカエデやブナが色鮮やかに染まり、パノラマの紅葉が楽しめるエリア。特に那須岳へ向かう「那須甲子道路」はツーリングに最適で、ワインディングと紅葉の両方を堪能できます。
周辺には温泉地も点在しており、ツーリング後の疲れを癒すのにも最適。例年、10月中旬〜下旬が紅葉のピーク。グルメや観光も楽しめる、総合力の高いスポットです。

房総スカイライン〜養老渓谷(千葉県)

 (33436)

関東南部で紅葉とツーリングを楽しむなら、房総半島の「房総スカイライン〜養老渓谷」ルートは外せません。館山自動車道からアクセスしやすく、走りやすいアップダウンと緩やかなワインディングが続く快走路です。
紅葉の名所である養老渓谷では、モミジやイチョウが渓谷沿いを彩り、特に「粟又の滝」周辺は絶景ポイントとして有名。紅葉の見頃は11月中旬〜下旬と比較的遅めなので、シーズン終盤まで楽しめるのも魅力です。
また、近くには日帰り温泉やグルメスポットも豊富で、ツーリングと観光・癒しをセットで楽しめるのもこのルートの強み。都心からのアクセスも良好な、紅葉ツーリングコースです。

箱根ターンパイク(神奈川県)

 (33427)

神奈川県にある箱根ターンパイク(アネスト岩田ターンパイク)は、標高差を活かした紅葉のグラデーションが楽しめる名所。秋になると道沿いの木々が赤や橙に染まり、クネクネとしたワインディングロードを走り抜ける快感は格別です。
紅葉は例年11月上旬から下旬にかけてが見頃で、頂上の大観山展望台からは富士山と紅葉を一望できる絶景が広がります。首都圏からのアクセスも良く、半日〜日帰りツーリングにおすすめの定番ルートです。

奥秩父・雁坂みち(埼玉県〜山梨県)

 (33428)

埼玉県と山梨県を結ぶ国道140号「雁坂みち」は、関東でも屈指の秘境感が味わえる紅葉ルート。特に「彩甲斐街道」として知られる区間は、渓谷沿いにカエデやモミジが広がり、秋には深紅のトンネルの中を走るような体験ができます。
途中の「滝沢ダム」「道の駅 大滝温泉」での休憩もおすすめ。紅葉の見頃は10月下旬から11月上旬で、時期をずらしても標高差のおかげで楽しめるのが魅力。交通量も比較的少なく、のびのびと紅葉ツーリングを満喫したい人に最適です。

花貫渓谷(茨城県)

 (33444)

茨城県北部の高萩市に位置する「花貫渓谷」は、渓流と紅葉が織りなす絶景が楽しめる人気スポット。特に有名なのが、長さ60mの汐見滝吊り橋から眺める紅葉の景色で、渓谷全体を染めるモミジやカエデの鮮やかな赤が一望できます。下を流れる花貫川と相まって、秋ならではのダイナミックな自然美を堪能できるのが魅力です。
紅葉の見頃は例年11月中旬で、関東の中でも比較的遅めのシーズンにピークを迎えるため、ツーリングの計画に組み込みやすい点もメリット。アクセスは常磐自動車道の高萩ICから約30分と比較的良好で、国道349号や周辺の県道も走りやすいルートが多く、快適なツーリングが楽しめます。

碓氷峠・めがね橋(群馬県)

 (33441)

群馬県と長野県の県境に位置する碓氷峠は、かつて鉄道とともに栄えた歴史ある峠道。紅葉シーズンには、かつての鉄道遺構と山並みが調和し、ノスタルジックかつ雄大な景観を味わえるツーリングルートとして人気です。
特に注目すべきは、赤レンガ造りの「めがね橋(碓氷第三橋梁)」。周囲のモミジやナラが赤や黄色に染まる中、アーチ橋とのコントラストが生み出す風景は、まるで絵画のような美しさ。
国道18号線(旧道)はタイトなカーブが連続するテクニカルな道ですが、走りごたえと絶景を同時に楽しめます。紅葉の見頃は例年10月下旬から11月中旬。歴史と自然を感じる秋のツーリングにぴったりの場所です。

館山自動車道〜もみじロード(千葉県)

 (33430)

関東南部で紅葉を楽しむなら、千葉県の「もみじロード」が外せません。館山自動車道の富津中央ICからアクセスでき、延長約10kmの道路沿いに約1,000本のモミジが連なる景観はまさに“紅葉の回廊”。
起伏も少なく初心者でも安心して走れるルートで、11月中旬〜下旬が紅葉の見頃。近隣には海鮮グルメや温泉施設も豊富なので、グルメ&紅葉ツーリングとしても大満足間違いなしです。

まとめ|秋の関東を、バイクで走り抜けよう

関東には、紅葉を楽しみながらツーリングできるスポットが数多く点在しています。
今回紹介した10か所は、初心者からベテランまで幅広いライダーが満足できる場所ばかり。ワインディングの快走路、渓谷沿いの秘境ルート、温泉やグルメを楽しめるエリアもあり、秋のツーリングが一層豊かな時間になることでしょう。
紅葉の見頃はエリアによって異なるため、事前の情報収集をしっかり行い、装備や寒さ対策も万全にお出かけください!