バイクをクルマに積みたい! Part1

バイクで遊ぶ
これからバイクをクルマに積んで、サーキット走行やモトクロスにチャレンジされる方へ参考になればと思います。
バイクをクルマに積みたい! Part.1

今回は【バイクをクルマに乗せる!】に関してです。
少々記事が長くなるとは思いますので、何編かに分けてお送りしたいと思います。

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なんでこんな記事なのかというと・・私がモトクロスを始めた時、積載の仕方はバイク仲間に教えてもらったものの、トランポアイテムの選び方や、何ができていれば問題ないのかなどあまり基準などがわからず、試行錯誤した記憶があります。
よくわからず進めてしまい、車で移動中にバイクがずれ、落ちそうになったことも・・ また、積み込む最中に落っことしたこともあります。

まだ走ってもいないのにバイク破損で修理・・そんな悲しい出来事は私で最後にしたいものです(笑)

またモトクロスやサーキット走行を行う方に、コースまで自走ではなくトランポ移動を強くお勧めさせて頂きます!!
なぜかというとそれは・・バイクが壊れた時に帰宅が困難になるからです(笑)

私はナンバー付きの車両でモトクロスコースに走りに行っていた時、コースで電装系不良で全く走行できなくなった事があり、バイクをコースに置いてモトクロスフル装備のまま電車に乗った恥ずかしい過去がありますw

皆様には味わっていただきたくない? 出来事ですので改めて強くお勧めさせていただきます!
あくまで標準的な内容ですが、これからバイクをクルマに積んで、サーキット走行やモトクロスにチャレンジされる方へ参考になればと思います。

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自走では持っていけない快適グッズも持っていけるのも非常によい所ですね!

また、これからバイクを使ったレジャーをされるお客様をナップスは応援いたします! ぜひ不安な事はお気軽にご相談くださいね。


では早速解説をしていきますが・・まずはクルマの確認から! 軽トラやピックアップトラックであればバイクの高さの心配はありませんが、ワンBOXなどは必ずバイクが収まるかどうか、高さの確認をしましょう。

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画像はハイルーフですので心配はほとんどありませんね。横幅も十分です。

当然ラダーレール(バイクを積む時に使うスロープ)でバイクが斜めになるタイミングがありますので、入り口近くが重要です。クルマの中の高さのMAXとバイクの一番高い所がピッタリでは入り口で引っかかってしまうかもしれないという事は、計算に入れておかなければなりません。
また、全長、全幅も必ず計測しておき、バイクを斜めに積まないとリアハッチ、リアゲートが閉まらない場合もありますので、必ず収まるか計測をしましょう。斜めに積まなければならない場合は、切り返せる横幅の余裕も必要です。天井が低いクルマの場合、一部のバイクは、Fフォークを一時的に縮ませておける便利アイテムなどもありますので、後日紹介させていただきます。

頂上付近は高さが出ます。ミラーなどは事前に外しておくとぶつける心配もなく安心です。

ラダー頂点2.jpg

当然クルマの中、荷台は揺れてしまいます。バイクのサイドスタンドだけではクルマを普通に走らせるだけで倒れてしまいますので、バイクとクルマを固定する必要があります。
タイダウンベルトという固定ベルトを使うのが一般的ですが、ベルト先についているS字フックをクルマに掛けるポイントが必要になります。軽トラやピックアップトラックには標準でついている事がほとんどですが、ワンBOXではそうはいきませんので、タイダウンフックなどの設置が必要です。

後に詳しくお伝えしますがタイダウンベルト固定した時のイメージ図です。
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ピックアップトラックは4つ角に大体フックポイントがありますね。
荷台2.jpg

ハイエース荷台画像です。これはバイクを積むのに特化させたトランポ仕様です。
どのバイクでも都合の良い場所にフックポイントが移動できるように作っています。
ハイエース荷台2.jpg

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基本バイクを囲むように四角のかど4か所にフックポイントがあれば、まず問題ないでしょう。 床に設置するのが一般的ですが、難しい場合もありますので、クルマに合わせてタイダウンフックは選びましょう。かなりの力がかかりますので、クルマの内装部分などで代用しないよう注意が必要です。
バイクを保持しておく状態を車種によって決めていきますが、サイドスタンドを併用して保持するか、タイダウンとホイールチョック(前輪の輪留め)を使って直立させるかで必要なアイテムも変わってきます。タイダウンフックの種類は後の記事で商品紹介もさせていただきますね。

ホイールチョックです。あると非常に積み込みが楽になる便利なアイテムですよ。
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まずは上記の準備をしっかり行っておきましょう。軽トラなどは上記準備がほとんどカットできますので、積みやすい車種と言えますね。
レンタカーなどでもまず設定がある車種なので、利用しやすいと思います。 上記は執筆者目線ですので、もっと様々な方法があるのですが、一般的な内容となっておりますのでやり方・準備の1つのご紹介です。
結局今回の記事ではバイク側に触れられませんでしたが、次回はアイテムセレクトなどを予定しておりますので次回をお楽しみに!