写真は原付ですが・・・

スクーターの特徴は便利性に特化していることです。
MT車はマニュアルトランスミッションのため、クラッチやエンジンの回転数を意識したシフト操作が必要であり、 慣れると楽しさを見出せますが、最初は戸惑いがあるかもしれません。

一方、スクーターはスロットルを回すのみで走り出すことができ、
アクセルとブレーキのみの操作で行うことができます。
そのため手元・足元の操作に気を取られることなく、運転に集中ができます。
スクーターが便利だと言われる大きな理由のひとつと言えるでしょう。

もうひとつの特徴が収納性。
スクーターはほとんどのモデルが車体に収納スペースを備えており、車体によって差はありますが、様々な物を収納することができます。
通勤においてはもちろん、買い物や細かい車載物を入れておくにも便利です。

ここまでスクーターの魅力を語ってきましたが、
やはりライダーの憧れはシャープでスタイリッシュなMT車に多いのが現実です。

確かにMT車はとてもかっこいいですが、スクーターにも様々なモデルがあり、
かっこよさもMT車に引けを取らないモデルもあります。

定番の人気モデルから個性的なスクーターなど、 いくつかのモデルをご紹介いたします。

日本ではもちろん、世界でも人気の高いHONDA(ホンダ) PCX。
操作性がとても高く、小型バイクのため街乗りはもちろん通勤や長距離走行もできる
高い走行性能があります。燃費もよく、カスタムパーツも豊富なため、様々な層のライダーから
愛されているスクーターです。

PCXと並んで人気の高い小型バイクです。
収納容量が他車と比べて多いのが特徴で、積載量が優秀ながら走りやすさも抜群です。
様々なシーンでの走行で活躍し、PCXと同じく様々な層のライダーから愛されているスクーターです。

同じく人気の小型バイクであるアドレスV125。
小さめの車体なので人を選ばず、様々な体格のライダーでもお手軽に乗ることができます。
メットインはフルフェイスにも対応の収納力。コンパクトで扱いやすい車体となっています。
他と比べ、価格が比較的安めなのも人気のひとつです。

出典：HONDA(ホンダ) ADV150

近年、発売された力強い外観が特徴の新型軽二輪モデルです。
PCXをベースにし、開発されたスタイリッシュなフォルムと造形、力強い操作性は
SUV車に通ずるものがある。

かつてないカタチ、かつてない走りとして売り出されている、※LMWならではの
安定感のある走りと、ハンドリングの良さが特徴です。細かい細部装飾にもこだわりがあり、
まさに次世代のバイクといった印象を受けるフォルムで人気が上がっている小型バイクです。

※Leaning Multi Wheel（リーニング・マルチ・ホイール）

出典：YAMAHA(ヤマハ)バイク・スクーター

ビッグスクーターの中で人気の高いのがマジェスティです。
洗練されたデザインと、高級感のあるカラーリングで高い人気を誇ったモデルです。
かつてのビッグスクーターブームにおいて大ヒットし、現在販売中のマジェスティSは
そんなマジェスティがパワーアップして登場したモデルとなります 。

出典：HONDA(ホンダ)FORZA

マジェスティと同じく、ビッグスクーターブームの際に高い人気を誇ったモデルです。
高い走行性能とスタイリッシュなフォルムが特徴です。
近年、フルモデルチェンジされており、根強い人気を誇っています。

スマートで独特なフォルムのビッグスクーター。
他のモデルとは異なる特徴を持つそのフォルムで人気が高いモデルです。
テールランプやフロントなど、強い個性を持ち様々な層のライダーに愛される見た目となっています。
収納スペースは多少小さいですが、その分乗り心地は快適で、タンデム走行の快適さは病みつきとなります。

※現在、生産終了車となります

※写真は「T-MAX500」の写真となります。

560CCという大排気量が特徴の大型車両であるT-MAX。非常に力強い加速を持ち、スポーツ感覚の
エキサイティングな走りが可能。高速走行も快適で、スクリーンの防風性やポジションの
安定感もあり、少ない疲労感で長時間走ることが可能。
法定速度を守る自制心を持ち、可能な範囲内で走りのパワフルさをぜひ体感してほしい車両だ。

ビッグスクーターの中でも他にはないフォルムで根強い人気を誇るモデル。
強いミリタリー感を持ち、ビッグスクーターとは思えない開放感のあるボディ。
メットインが無く、ビッグスクーターの特徴である収納性を取り払った斬新な仕様である。
シートはバックレストを起こして荷台を使って積載することも可能。同社の人気の原付である
「ズーマー」に非常に近いコンセプトを感じるモデルである。

※現在、生産終了車となります

出典：Bike Bros.(バイクブロス)

前述の「PS250」と同じく、非常に個性的なフォルムが特徴のモデル。
PS250がミリタリー感が強かったのに対し、こちらは曲線を主体とした街並みに溶け込むような
スタイリッシュなフォルムである。見た目の特徴に目がいくが、低重心で車高が低くとても乗りやすい。
アナログメーターもどこか高級感のある仕様となっている。

※現在、生産終了車となります

イタリアのオートバイメーカーの製造するスクーター。
初期はマニュアルエンジンであったが、のちにオートマエンジンを採用。
原付のような可愛らしいフォルムと、イタリアならではの洗練されたカラーリングや細部の装飾で
非常にスタイリッシュなスクーターとなっている。様々な排気量があるが、250CC以上の排気量で
このフォルムのスクーターは日本にてあまりない独創的なスタイルが特徴。

出典：SYGN HOUSE Lambretta

Vespa(ベスパ)と並び人気の高いスクーター。
現在は日本国内ではサインハウスにて取り扱いがあり、スタイリッシュかつ
クラシカルなデザインで人気を博している。

走ることにおいて、とても便利なスクーター。
もちろん、見栄えが良くシフト操作の醍醐味を堪能できるMT車も魅力的ですが
スクーターにもそこにしかない確かな魅力があることを紹介させていただきました。
通勤や街乗り、ツーリングにも使えるスクーター。ぜひご検討ください。