初心者のバイクの選び方を徹底解説!注意したいポイントや役立つ裏技も!

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免許を取って初めてのバイクを選ぶときは一番ワクワクする時間ですよね!
今回はそんな最初の1台を選ぶときのポイントを詳しく解説しているので、愛車選びの参考にぜひ最後までお読みください。

免許取得の排気量区分とMT・ATを確認しよう!

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免許の種類によって乗れるバイクの種類や排気量は変わってくるので、まずは免許の種類を把握しましょう。
バイクの免許には下記の7種類があります。

①原動機付自転車免許(原付免許)
運転可能車両:MT・ATの排気量50ccまでのバイクに乗れます。
取得可能年齢:16歳
※学科試験のみで取得可能
※普通自動車免許があれば取得不要


小型限定普通二輪免許
運転可能車両:MT・ATの排気量125ccまでのバイクに乗れます。
取得可能年齢:16歳

③小型限定普通二輪免許(AT限定)
運転可能車両:ATの排気量125ccまでのバイクに乗れます。
取得可能年齢:16歳

④普通二輪免許
運転可能車両:MT・ATの排気量400ccまでのバイクに乗れます。
取得可能年齢:16歳

⑤普通二輪免許(AT限定)
運転可能車両:ATの排気量400ccまでのバイクに乗れます。
取得可能年齢:16歳

⑥大型二輪免許
運転可能車両:MT・AT・排気量の制限なく全てのバイクに乗れます。
取得可能年齢:18歳

⑦大型二輪免許(AT限定)
運転可能車両:排気量の制限はありませんが、ATのバイクに限ります。
取得可能年齢:18歳

【注釈】
MT=マニュアル・トランスミッション(手動変速)
AT=オートマチックトランスミッション(自動変速)

バイクのMT免許を楽々取得する裏技

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『バイクには乗りたいけど、シフト操作、一本橋、急制動……難しそうで自信ない……。』そんなあなたにオススメの方法が、まずは原付きのMT車をゲットすることです。
バイクの教習で一番ネックになるのがシフト操作です。慣れるまでは半クラッチの感覚が中々つかめず、エンスト→タチゴケを繰り返したり、クラッチ操作に気を取られてその他の操作が疎かになったりと、免許取得のハードルが高く感じる要因といえるでしょう。
原付きは普通自動車免許があれば運転可能ですし、原付免許も学科試験のみで取得可能です。あとはエイプ50などのMT原付をゲットすれば、自分のペースでシフト操作にゆっくり慣れることができます。
MT原付で公道をスムーズに走行出来るようになったら、その足で教習所へGO!最初は400ccの車格に戸惑うかもしれませんが、シフト操作でつまづくことはないはず。ストレートで合格も夢じゃありませんよ!

エンジンは2ストと4ストどっちが良い?

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バイクを選ぶ際のポイントその1が”エンジンのタイプ”です。
大きく分けて『2ストローク』と『4ストローク』の2種類のエンジンがあります。
各タイプのメリット、デメリットと、初心者にオススメはどちらかを解説します。

2ストロークエンジンのメリット・デメリット

2ストロークエンジンは”吸気・圧縮”と”爆発・排気”の2つの工程で1サイクルが完結するエンジンです。
メリットとしては同じ排気量であれば4ストよりもパワーを出せること、構造がシンプルなので部品点数を減らすことができ軽量なエンジンになる点です。
デメリットとしては、4ストに比べ燃費が悪く、ある回転数から急にパワーが盛り上がるピーキーな特性になりがちです。また、ガソリンと一緒にオイルを燃やすため排気ガスが汚れる点が挙げられます。

4ストロークエンジンのメリット・デメリット

4ストロークエンジンは吸入、圧縮、爆発、排気という4つの行程で、1サイクルが完結するエンジンです。
メリットとしてはエネルギー効率の良さ、燃費、滑らかなパワー特性、2ストに比べ排ガスがクリーンで耐久性があることが挙げられます。
デメリットとしては、複雑な構造になり重量が重くなることや、2ストに比べ加速力が劣ります。

初心者にオススメなのは4ストロークエンジン

以上をふまえて、初心者の方にオススメなのは4ストエンジンのバイクになります。
理由としては、近年市販化されたバイクの殆どが4ストエンジンであるため、ラインナップが豊富なこと。
また、パワー特性が滑らかなため運転がしやすく、耐久性があり、排ガス・騒音などの点でも現在の社会情勢に合っている点が挙げられます。
よほどのこだわりがなければ、まずは4ストのバイクで公道に慣れることをオススメします。

キャブレターとインジェクションどっちが良い?

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続いてのポイントは燃料供給装置のタイプです。
キャブレターとFI(フューエルインジェクション)の2つの方式があり、前者は機械的に燃料を噴射し、後者は電気制御で燃料を噴射します。
それぞれのメリット・デメリットを解説します。

キャブレターのメリット・デメリット

キャブレターはガソリンと空気を適切な比率に混合し噴射する装置です。
メリットとしては比較的単純な構造なのでメンテナンスがしやすく、素人でも知識があればジェット類を交換することでセッティングを変える事ができます。
また、FIと異なり電気を使用しないので、バッテリーが上がっても押しがけでエンジンをかけることもできます。
デメリットとしては、標高が高い山などに登って酸素が薄くなると、混合比が狂って調子が悪くなります。また、真冬の気温が低い季節はエンジンが掛かり辛くなるなど、アナログな機構ゆえ環境の変化にすぐに対応できない部分があります。また、FIほど細かい燃料制御ができないので、燃費の面でも不利といえるでしょう。

インジェクションのメリット・デメリット

FI(フューエルインジェクション)は、電気制御で最適な燃料を噴射する装置で、近年販売されるバイクの殆どがFIを採用しています。
メリットとしては外気温などの影響を受けないので、バッテリーが元気ならセル一発でエンジン始動できます。また、コンピュータや各種センサーが常に最適な量の燃料を判断し噴射するので、キャブよりも燃費が良い傾向にあります。
デメリットとしては、セッティングの変更が素人には困難なことや、故障した際も自分で修理するのは難しいでしょう。また、電気制御のためバッテリーが上がってしまうと押しがけでの始動はできません。

初心者にオススメはインジェクション

メリットとデメリットを考慮したうえで、初心者の方にオススメなのはインジェクション車です。
比較的新しい高年式のバイクはFI車がほとんどですし、メンテナンスフリーのFI車なら余計なトラブルに困ることも少ないでしょう。
もちろんキャブレターも長年使用されてきたパーツですし、キャブならではの魅力もあります。信頼できるショップであればキャブ車でもまったく問題ありませんが、初心者のよりベターな選択という意味ではFIに軍配が上がるでしょう。

新車と中古車どっちが良い?

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続いての選択肢は“新車と中古車”です。
この選択は簡単で、欲しい車種が新車で販売しており予算が許すなら新車。欲しい車種が絶版車なら中古車を選択することになるでしょう。また、車種が特に決まっていないなら高年式のFI車の中から選ぶと良いでしょう。
購入する際に気をつけるべきは信頼できるお店かどうか。最近ではgoogleマップなどでもお店の口コミを確認できますから、購入後もしっかり面倒を見てもらえるか見極めて購入しましょう。車両価格の安さだけで判断するのはオススメできません。

好みのカスタムが施されたバイクは買い?

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一見好みのカスタムを施してある中古車は、カスタム費も抑えられてお得に感じますよね。カスタム済み車を購入する際に注意したいのは、カスタム前の車両の状態が分かりにくい点です。
とくにオールペン済みの車両などガッツリカスタムしている車両は、悪質な場合にはサビや修復跡などを隠している可能性もあります。状態の見極めに自信がない場合は、信頼できるショップで素性がはっきりした車両を購入しましょう。

オークションやフリマアプリで見つけたお得なバイクの購入はあり?

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初心者の方に個人売買でのバイクの購入はオススメできません。オークションやフリマアプリを見ると、一見ショップよりもお買い得にみえる車両もありますが、隠れたどんな不良があっても購入後の保証などもありませんし、販売者の責任を追求するのも難しいでしょう。
個人売買はバイクの状態を見極められたり、トラブルが起きても対応できる経験値を身につけてからにしましょう。

『憧れのバイクを買いたい!』→気持ちは分かるけどちょっと待って……

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免許を取って初めてのバイクを選ぶときは『憧れのバイクを買うぞ!』となりますよね。その気持ちめちゃくちゃ分かります。でも、注意しないと『こんなはずじゃなかったのに……』と後悔する結果にもなりかねません。そこで、よくある後悔ポイントをご紹介します。

①最初からビッグバイク!
最初のバイクを選ぶときに気をつけたいのが車重です。運転や取り回しに慣れない最初のうちは、どうしてもタチゴケや転倒のリスクがつきものです。そんなとき車重が重い大型ネイキッドやメガツアラーだと立て直しはほぼ不可能。高いビッグバイクが傷だらけになんてことに……。

②最初からスーパースポーツ!
スーパースポーツなど前傾姿勢が強いライディングポジションのバイクも、最初の1台にはあまりオススメできません。セパレートハンドルのバイクはUターンや取り回しが難しく、公道走行に慣れないうちは転倒のリスクが高まります。また、ハイパワーなモデルは街乗りでは持て余します。ツーリングやサーキット走行がメインなのか、それとも街乗りがメインなのか、使用するシチュエーションもよく考えて選びましょう。

③最初から旧車や古い外国車!
絶版の旧車や古い外国車は今にない魅力的なモデルも多いですよね。とはいえ、古いモデルには故障のリスクが常にありますし、ABSのような安全装備もありません。また、古い外国車は壊れてもパーツの入手が困難な場合もあります。専門のショップであれば安心感はありますが、最初の1台としてはオススメはできません。

もちろん最初から憧れのビッグバイクやスーパースポーツを買うのもありですが、その際は有料のライディングスクールなどに参加すると、転倒のリスクや不安感を低減できるのでオススメです!

初心者の最初の1台にはどんなバイクがオススメ?

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初心者の方の最初の1台にオススメなのが、250cc~400ccクラスの単気筒バイクです。具体的な車名を一部挙げればホンダの『レブル250』『GB350』や、カワサキの『エストレヤ』『250TR』などが該当します。
理由としては、このクラスの単気筒エンジンのバイクは車重が軽く、ポジションもアップライトなため、Uターンや取り回しがしやすいので安心して運転できるでしょう。また、単気筒エンジンは構造もシンプルなのでメンテナンスがしやすく、費用も安く済むのもポイントです。
高速を使ったツーリングにも行きたいは、もう少しパワーのあるCB400SFなどのミドルサイズネイキッドや、NX400のようなハーフカウルモデルも良いでしょう。

ヘルメットやライディングジャケットの購入はナップスへ!

初めてのバイクを購入したら、ヘルメットやライディングジャケットなども必要ですよね。ナップスでは最新のライディングギアを常時在庫してるので、試着してからご購入いただけます。
また、ピットサービスでは部品の取り付けやオイル交換などの各種整備も承っておりますので、ご不明な点などはお気軽にスタッフへご相談ください。
長くなりましたが、お気に入りの1台を見つけて素敵なバイクライフをお過ごしください♪

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