プラズマイオンの発生は、村田製作所が開発した「イオニシモ🄬」によるものです。これは、イオニシモが採用しているイオナイザ技術を使ったもので、プラズマ放電によりイオンとラジカル活性種を放出、カビ菌やアレル物質に付着して、酸化分解する効果があるのだそうです。
汗やよごれの成分であるアンモニア、硫化水素、カビ、アレル物質を低減させ、いま話題のウィルス感染価も低減させるのだそうです。
実際に使ってみると、とにかく簡単なのがびっくり。
イオンとかプラズマとかラジカル活性種とか、難しいことは置いといて。まずはスイッチを入れてヘルメットを置く「だけ」です！

本体には電源ボタンと風量スイッチ、タイマーがあるだけ。
電源を入れて、弱／中／強の３段階スイッチを選ぶだけ。タイマーは、１時間／３時間／６時間です。

今回は、普段使いのヘルメットを使用してテスト。ヘルメットは使用１年ほど、内装洗いをしたことはないけれど、特に匂いもなし。このヘルメットをセットして風量強／１時間タイマーでスイッチを入れてみると、当然だけれど何の変化もなし。スイッチのランプが光って風が起きるだけです。
タイマーがあるから放置していてもＯＫ。１時間たってのヘルメットは、内装がはっきりとサラッとして無臭、ちょうど新品ヘルメットを触って、においをかいでいるようです。

２度目は、まだ暑さの残る時期に使っていたジェットヘル。夏の使用直後のヘルメットらしく、内装しっとり。普段ならば風通しのいい、直射日光の当たらない場所に置いておくんですが、RE:MET＝リメットを使用。今回も１時間タイマーでスイッチを入れて放置しておいたら、やはり内装がサラッと無臭になって、これもバイク用品店のヘルメット売り場の手触りと匂い。普段の保管では、１日置いてもこうはなりませんね。

感触では、たとえば猛暑の時期にサーキット走行、15分で内装がしっとりと濡れるようなコンディションでも、次の走行時間まで乾燥セットしておけば、ぜんぜん不快でなく次の走行で被ることができますね。こういう時に助かるのは、このリメットがUSB電源を使用していることで、スマホ用のモバイルバッテリーでも使用できることです。
１日走ったら、自宅で完全乾燥と消臭にセットすればOK。その時は６時間タイマーで、ひと晩のあいだ使っておくのもいいと思います。