岩手のおすすめツーリングスポット8選!【盛岡・八幡平】

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豊かな自然、歴史ある名所、そして魅力的な温泉地が点在する岩手県は、四季折々の美しい風景と共に、ライダーに新たな発見を与えてくれる地です。
今回はそんな岩手県の魅力的なツーリングスポットを8ヶ所ご紹介します!

八幡平アスピーテライン

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八幡平(はちまんたい)アスピーテラインは岩手県八幡平から秋田県を結ぶ全長約27kmの道で、冬季に積もった雪を除雪した際にできる雪の壁が名物となっています。
11月上旬~4月中旬頃まで全面通行止めであり、解除されると『雪の回廊』の中をドライブしようと多くの観光客が訪れます。
雪の回廊は例年ゴールデンウイーク明けまでまで見ることができますし、夏は深い緑に覆われ、また違った美しさを味わうことが出来ます。
また、頂上付近の標高は1613mほどあり、全体的に緩やかなワインディングが続く岩手でも随一の絶景爽快ルートなので、ツーリングの際は必ず走ってみてください。

厳美渓

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厳美渓(げんびけい)は、磐井川の浸食によって時間をかけて形成された美しい渓谷美を楽しめる景勝地で、国の名勝及び天然記念物にも指定されています。
約2kmに渡って続く渓谷沿いには散策道も設けられており、四季折々の自然の中を歩いて楽しめます。
特に紅葉が見頃となる10月下旬から11月上旬は、紅く染まった木々と渓谷の美しさを一目見ようと多くの観光客が訪れます。
また、渓谷沿いに建つ茶屋「郭公屋(かっこうや)」の空飛ぶだんごは名物になっており、かごに入った団子が渓谷の間をロープで運ぶ姿がユニークです。
一関ICからバイクで約8分と市街地からのアクセスも良好なので、ぜひ立ち寄って美しい景色と名物の空飛ぶ「かっこうだんご」を楽しんでください。

龍泉洞

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龍泉洞(りゅうせんどう)は日本三大鍾乳洞の一つで、国の天然記念物に指定されています。
内部は現在も調査が行われており、総延長は5km以上ではないかと推測されています。現在はそのうちの700mの区間が開放されており、発見されている8つの地底湖のうち3つも公開されています。
内部はLED照明でライトアップされており、幻想的な雰囲気の中散策を楽しむことが出来ます。
また、内部には5種類のコウモリが生息しており、冬期は天井にぶらさがって冬眠するコウモリがあちこちで見られます。
アクセスは盛岡市街から国道455号を走りバイクで約110分ほどで駐車場も完備されています。悠久の時が造り出した自然のダンジョンをぜひ楽しんでください。

浄土ヶ浜

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浄土ヶ浜(じょうどがはま)は岩手県宮古市の三陸復興国立公園にある景勝地で、「日本の水浴場88選」や「日本の快水浴場百選」にも選出されている人気の海水浴場でもあります。
4,400万年前にマグマの働きによりできた流紋岩という火山岩と、透明度の高いエメラルドグリーンの海、「ナンブアカマツ」などの常緑樹が織りなす景色は、さながら極楽浄土のようであると名付けられたのも納得です。
夏はもちろんですが、岩が雪化粧をした冬の景色もまた美しく、何度も訪れたくなるスポットです。
アクセスは三陸道の宮古北ICから10分ほど。4月1日~10月31日の期間は浄土ヶ浜園地内道路は一般車両通行止めとなるので、事前に確認のうえお出かけください。

北山崎

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北山崎(きたやまざき)は、荒々しい断崖や大小さまざまな海蝕洞窟などが約8kmに渡って続く海岸線で、そのダイナミックな景観は息を呑む素晴らしさです。
全国観光資源評価の「自然資源 海岸・岬の部」でも最高ランクの特A級に格付されており、四季折々様々な表情を見せるその絶景を見に毎年多くの観光客が訪れます。
展望台も3箇所あり、各デッキから迫力ある景色を眺めることが出来ますし、736段の階段を降りれば海面際まで降りることもできます。
駐車場やトイレも完備されているので、ツーリングの休憩にも絶好のポイントですよ。

奇跡の一本松

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岩手県陸前高田市にある奇跡の一本松は、約7万本の松林のなかで東日本大震災の津波に耐え残った唯一の木として、復興への「希望の象徴」となっています。
2012年5月に枯死が確認された後も、後世に受け継ぐために保存整備を行い、現在はモニュメントとして昔と同じ場所に立っています。
また、すぐそばにはかつてユースホステルだった鉄筋コンクリートの建物の残骸もそのまま残っており、その被害の爪痕を訪れる人に伝えています。
2011年の3月から13年経った今、あの未曾有の事態をもたらした震災を忘れないためにも訪れたい場所といえるでしょう。

猊鼻渓

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猊鼻渓(げいびけい)は、日本百景のひとつに数えられ、国の史蹟名勝天然記念物にも指定されている東北を代表する景勝地です。砂鉄川の浸食でできた高さ100メートルの絶壁が作り出す景色は、まるで山水画のような趣があります。
船頭が棹一本で操る「舟下り」が観光の名物になっており、時間が許せばバイクを降りて船の上からその絶景を味わうことをオススメします。
舟下りの所要時間は約90分ほどで、『恋・運・金』といった文字の刻まれた素焼きの玉を穴に投げ込む運試しも楽しむことが出来ます。
アクセスは東北自動車道の一関ICから約25分。先にご紹介した「厳美渓」も車で40分ほどの場所にあります。

岩山展望台

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岩山展望台(いわやまてんぼうだい)は、盛岡駅から車でわずか15分の場所にある標高340.5mの展望地です。
展望台からは盛岡のまち並みや周囲の山々を見渡すことができ、夜は「日本夜景遺産」「夜景100選」にも選定された美しい夜景を眺めることが出来ます。
盛岡の中心地からも近いので、あまり時間がないときなどにオススメのツーリングスポットです。

まとめ

岩手県の魅力的なツーリングスポットをご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
広大な自然、美しい景色、そして温かい地元の人々との触れ合いを楽しみながら、ぜひ安全運転で充実したツーリングをお楽しみください!