【初めてバイクの免許を取る人向け】教習所選びのポイントとは?

二輪免許を取得しようと決めたら、自分が通える範囲の場所から実際に通う教習所を選ばなければなりません。しかし、教習所なんてどこも一緒、免許をとれさえすればなんでもいいと適当に教習所を選んでしまうのはNG!免許を取るならいくつかの教習所を比較し、自分の希望に合ったコースを受講するようにしましょう。

目次

取得したい免許の教習コースの有無を確認しよう

自分が取得したい免許に対応する教習コースの有無を確認することは教習所選びの大前提!二輪免許には、原付免許、普通自動二輪免許(AT125限定)、普通自動二輪免許(125限定)、普通自動二輪免許(AT限定)、普通自動二輪免許、大型自動二輪免許、大型自動二輪免許(AT限定)の7種類があります。自分が乗りたいバイクの排気量を把握しておくことはもちろん、取る免許はAT(オートマティック)限定とMT(マニュアル)も運転できるもののどちらにするのか、教習所選びの前に決めておきましょう。ATとMTの講習にかかる費用の差は1万円ほどが相場です。

AT限定の免許の取得は、クラッチ操作などの教習がないためMTの教習より少ない時間で卒業できますが、将来的にMT二輪車に乗りたくなった場合は、あらためてAT限定ではない免許を取り直さなければなりません(MTの免許ならMTとATの両方が運転可能)。自分が目指すライダー像に合わせて取得する免許の種類を決め、それに対応する教習所を探しましょう。

最初に取る免許の定番は?

二輪免許には7つの種類があるとご紹介しましたが、初めて二輪免許を取るなら排気量400㏄以下の中型バイクに乗ることができる「普通自動二輪免許」に挑戦されてはいかがでしょうか。125cc以下の免許では短距離移動向けのスクーターなどしか運転できないのに対し、普通自動二輪免許を持っていれば、車体の大きい一般的なバイクに乗ることができ、ロングツーリングも楽しめます。

普通自動二輪免許を取得し中型バイクで腕を磨いた後なら、大型の免許も比較的簡単にとることができるでしょう。また、教習所によっては普通自動二輪免許を持っていないと大型自動二輪免許の講習が受けられない場合もあります。はじめから大型自動二輪免許に挑戦する場合には各教習所の受講条件をよく確認しましょう。普通自動二輪免許は満16歳以上、大型自動二輪免許は満18歳以上の方が取得できます。

各免許の取得については過去記事もご覧ください。

申し込みには何が必要?

教習の申し込みには、3か月以内に発行された本人のみ記載の住民票(本籍地記載・マイナンバー記載なし)が1通と、本人確認書類(健康保険証、パスポート、住民基本台帳カードなど)が必要です。すでに他の運転免許をお持ちの方は運転免許証が必要で、その代わりに本人確認書類は不要になります。外国籍の方は在留カードが必要なので忘れずに持参しましょう。

教習所にはそれぞれ個性がある

教習所選びで迷ったら、送迎の有無や教習の振替が無料などのオプションにも注目しましょう。またバイク専用の練習コースがある教習所なら、自動車を気にせず二輪の練習に専念できます。二輪と四輪の同時講習を受け付けているところもあり、別々で取得するよりは費用が格段に抑えられるので、自動車の免許を持っていない方は同時受講を検討されてはいかがでしょうか? 自分の希望を叶えられる教習所を見つけることはライダーデビューへの第一歩です!