バイク好きにはたまらない!有名バイクメーカーの博物館

国内の有名バイクメーカーが、自社の技術や歴史、歴代の製品、企業コンセプトなどを紹介するために作った企業博物館というものがあるのをご存知でしょうか?博物館といっても展示物が陳列されているだけでなく、体験を通じて楽しく学ぶことができます。今回は、国内で有名なメーカーの企業博物館を4つご紹介します。

目次

2017年3月までドイツ製バイクを展示「ホンダコレクションホール」-栃木県芳賀郡

ホンダが今まで、収集・復元を行ってきたバイクや車が、350台ほど展示されているは博物館です。本田技研工業の関連会社が運営しているのでホンダ製の車が多く展示されていますが、ホンダ製以外の車も展示されています。
2017年3月15日まで世界のオートバイ展を開催しています。モーターサイクルも発祥の地であるドイツのバイクが見られます。世界初のバイク「ライトラート」がダイムラー社で作られてから、様々なバイクがドイツで誕生しました。大型車からモペッドまで多種多様なドイツ製バイク17台が展示されます。
海外のメーカーが好きという方は、この機会にぜひ見に行ってみましょう。

ヤマハの歴史を体感できる展示場「コミュニケーションプラザ」-静岡県磐田市

「ヤマハのたどった軌跡(みち)と路(みち)」をコンセプトにして、映像・音響・情報端末を駆使して、見るだけでなく体感できる展示にリニューアルしました。
それに伴い、2階部分の再構成を行い、企業・レース・製品の3テーマの歴史を紹介。
企業の歴史を紹介するコーナーでは、ヤマハ創業期の高度経済成長期の雰囲気を醸し出した空間で、壁面を活用して新しい物を作る情熱と希望について表現。
レースの歴史を紹介するコーナーでは、本物のサーキット場を模した空間で、レースへ挑戦し続けたことがヤマハの発展につながったことを表現。
製品の歴史を紹介するコーナーでは、ヤマハの二輪車や四輪製品を、年代・カテゴリごとに閲覧することができます。
写真撮影がしやすいような配慮がなされているので、来場の際はカメラを持参すると楽しめますよ。
ヤマハのバイクに乗っている人なら、時間を忘れて楽しめそうですね。

スズキのものづくり精神を体験できる「スズキ歴史館」-静岡県浜松市

創業者である鈴木道雄氏は、「お客様の立場に立ったものづくり」を掲げて、お客さんの要望を満たす製品を製造・販売してきました。その創業者から受け継いだものづくり精神を感じられる施設です。
館内に入ると、1階は製品展示スペースで、現在製造・販売されているスズキの製品が展示されています。
2階は、新車の開発から生産までを体験できるフロアで、東側フロアに行くと、子供たちへ向けたメッセージが込めてあります。
3階は、創業から100年以上続くスズキの歴史を体験できるフロアになっています。各フロアを繋ぐ階段は、まるでタイムトンネルのような雰囲気を醸し出しています。
スズキのバイクに乗っている人は、ぜひ訪れてみて下さい。

見て触れてカワサキの技術を体験できる「カワサキワールド」-兵庫県神戸市

カワサキワールドは、100年以上続く川崎重工グループのテクノロジーを見たり、触れたりして体験できる博物館です。
モーターサイクルギャラリーでは、カワサキが製造した歴代のバイクなどが展示されています。その中の体験コーナーでは、実際に触れたりまたがったりできます。また、ライディングシュミレーターでは、サーキットの模擬走行ができます。
その他、陸・海・空をテーマにしたコーナーでは、事物台の新幹線やヘリコプターが展示してあり、運転席や客室に入れます。また、フライトシュミレーターの体験や、船舶が完成するまでの工程を紹介する動画を観賞できて、まる1日掛けて遊べる施設です。

まとめ

国内のバイクメーカーが運営している企業博物館をご紹介しました。
メーカーが過去に作ったバイクも多数展示されているので、バイク好きにはたまらない場所です。
生産が終了していて普段は中々見れないようなバイクも展示されているので、自分が好きなバイクの歴史をたどってみてはいかがでしょうか?