電熱ジャケットの特集。気になる電気消費量とメーカーの選び方

ようやく冬らしい気温になってきました。 急に寒くなると やっぱり辛いですね。 しかし最近のウィンタージャケットは、高機能なモデルが多くなり年々進化を感じます。 2010年頃から出始めた電熱ジャケットも、今では熟成期。 熱線の処理や素材変更など断線しにくい構造になり、 電源スイッチもバイクの不安定な電圧に耐えれるようになってきております。 今回は、電熱ジャケットメーカー三社を独自に比較/検証してみます。

目次

まずは、バイクのバッテリーのコンディションを確認します。
車両は、NINJA H2!! 素敵♪

バッテリーサイズ TZ10S
充電完了電圧   13.12V
アイドリング電圧 14.13v~14.39

コミネ製品 袖有りタイプ 熱源5ヶ所

では、さっそく
アイドリング状態で測定。

まずは、中身をチェック
インナー素材は、遠赤アルミ?! 
腕下の寸法は、長めです。ロング丈タイプ
アウターウェアとの相性は、中々良い。

電源部

袖は、親指を出すこともできます。

弱モード 14.23V 1.7A~3.2A(トリクル式制御) 24w~45W

中モード 14.04V 2.7A~4.4A(トリクル式制御) 37W~61W

強モード 13.92V 4.4A 61W

ヒーテック製品 袖有りタイプ 熱源5ヶ所

インナー素材は、防風ナイロン。
腕下の寸法は、長め背中が長めのロング丈タイプ 45cm~50cm
アウターウェアとの相性は、中々良い。

電源部

電源部

弱モード 13.82V 0.9A~1.3A(トリクル式制御) 12W~17W

中モード 14.06V 1.6A~2.9A(トリクル式制御) 22W~40W

強モード 13.30V 3.8A 50W

RSタイチ製品 袖なしタイプ 熱源3ヶ所

インナー素材は、防風ナイロン/綿 起毛タイプ
全体的に質感が良い。
腕下の寸法は、短めのショート丈タイプ
アウターウエアとの相性は、ジャケットを選びますが…

弱モード 14.30V 0.5A 7W

中モード 14.29V 0.7A 10W

強モード 14.25V 1.25A 17W

検証結果の感想

3社とも良くできています。
電源部がよかったり、メーカーのアフターがしっかりしています!
コスパが優れていたり、コントロール性が良かったりと
選ぶ方も普段の使用用途を、キチンと把握してからご購入を!!

一般バイクのヘットライトがH4バルブだと、55W/60Wですから、
電熱ジャケットを使う場合は、何らかの対策をしていても良いかもしれません。

緊急バッテリーあがりを防ぐ手段と対策

・保険のレッカー契約
・ライトの低電力化
・バッテリー新品(信頼のあるブランド!!)
・充電系の点検/交換(最近よく交換依頼が増えてます。)

最後に

私が選ぶのは、コミネ製。 
コスパ・機能・アウタージャケットとの相性バツグン!!
(アウタージャケットは、ベルスタッフのロング丈タイプ)

これからが最も寒い時期です。 
体の冷えは、様々な事故/風邪の原因にもなりますから
対策して損はありません!! 

ぜひ、暖かくカッコよくライディングを!