ライディングの時の機能性と、オートバイを降りた時のカジュアルさを両立した新しいライディングウエアを目指すブランドが「RADARM」（＝ラダーム）。RADARMとは、すばらしい、サイコー、という気持ちを表すRadicalのスラング「Rad」に、武器や防具を意味する「Arms」を組み合わせた造語で、機能とデザインを融合させてライフスタイルに落とし込むオートバイウエアを提案するものだ。

その第一弾として発売されたのが、RADARMライディングジーンズ。オートバイに乗車している時の姿勢をジーンズのパターンに採用し、履きやすい動きやすい立体構造で仕上げている。
履き心地を実現するのは立体構造のストレッチデニム。厚手で安心感のある13ozのデニム生地を使って、全体のシルエットは軽くテーパードのかかるフィット感の高いもの。
すっきりしたスタイルと、走行風による裾のバタつきも抑える形状になっている。

さらにオートバイに乗っている姿勢に対応するために、腰回りやひざまわりに伸びがあり、裾も上がってこない理想の形状。ライディングポジションをよく研究しているな、と思うのは、ウエスト部分のフロントフライ側よりも腰側を深く成形していること。これならば、乗っている姿勢の時に腰回りがずり上がることで、肌着が露出してしまうことを防ぎます。
ライディングの機能として欠かせないものであるプロテクターも、ヒザ部分と両腰の部分にプロテクター用のインナーポケットがあって、ヒザにはCEレベル1のラバープロテクターを標準装備。CEレベル１とはヨーロッパの安全基準を満たしたCE規格のレベル1という意味で、自分のヒザ位置に合わせられるように、ポケットには位置調整用のステッチも備わっている。

RADARMの調査によると、長距離ツーリング時にライディング専用パンツを履くのは、調査した約300人のうち約62%だったそうだ。
RADARMが発売されると、この数字はもっと上がるに違いない。