RZ-VOL83 電気式汎用タコメーターの交換!

RZ-VOL83
電気式汎用タコメーターの交換

ナップス「座間店」のRZ店長 フジブロス ですっ!

今回は
電気式汎用タコメーターの交換ですヨ!

フジブロス号はノーマルメーターを全て取っ払って、各メーターが社外品になっております。
今回は長らく使ってきた汎用電気式タコメーターが、とうとう動かなくなってしまいました。

じゃあどうするか?
違う物に交換だ~♪
もともとはこの辺りにこ~んな感じで付いていたワケなのです。
コンパクトでシンプル、かつアナログ表示と言う所がお気に入りだったのですが、、

取り外したキタコ製のミニタコメーター。50φぐらいかな?

配線の根元をイジると動く時もありますが、たぶん中の配線が断線したり、ハンダが取れかけてしまってるのでしょう。
そもそも設置方法の兼ね合いで、配線に無理がかかってしまっていた様です。

もう使い始めてから15年以上?走行距離にして10万キロを超えてますし、本体や文字盤の色もあせてしまってます。
直せない事もないとは思いますが、一つの区切りとして交換する事にします。

今まで良く働いてくれた!アリガトウ!

そして今回白羽の矢が立ったのがコチラ!
※画像はキタコさんのカタログより抜粋

◆キタコ製 80φ電気式タコメーター
752-0710110 税込15,180円

今回はコレを付けちゃいます!
なんと言っても今回のイチ推しは

ノーマルメーター並みにデカい!

この一言につきます。

さっそく取付方法を検証した結果、ちょっと厚めのステーを2種類チョイス。
汎用ステーと言ったら「エーモンステー」
メインはこの2つを組み合わせて固定する方向。

タコメーターの左右にデジタルメーターを設置したいので、こちらもエーモンステー♪
コレが良さそうだ!
1か所だけ長穴加工すればピッタリだ!

大元のステーを取り出す場所を探したのですが、ココしかありませんでした↓
キーBOX横、トップブリッジの右側に1か所だけネジ止めできる場所があった!
すでに先客のカウルステーが居ますが、、、

右側1本止めで、デカいタコメーターを真ん中に配置・・
う~ん、重量とか振動とか強度とか色々と無理がありそうだが

何とかなるでしょ!

図でざっくり説明するとこんな感じ
グハッ! 雑!
でもフジブロス、これでも一度下書きした。

で!
見ての通りステーを曲げたりねじったり、カラーを挟んだりしてこんな感じになりました!
画像のメーター右にバンド固定している裸電球(笑)は純正メーターの照明球で、現在はミニ時計を照らす照明になってます。

ミニ時計は近い将来にKOSOのデジタルメーター(電圧&時計)に交換する予定です。

意外と上手にくっ付いた♪

ついでにゴチャゴチャしていた配線まわりも整理してバンド固定。

今回は今までの失敗を糧に、配線に無理がかからないような取り回しと固定を意識しました。

配線のまとめ作業はタイラップではなく、フジブロスは細めのマジックテープを使っています。
細い配線に無理な負担もかからず微調整も出来るし、後々の作業時にも再利用出来て便利♪
ホームセンターなどに売ってますネ。

無事に設置完了!

レーサーっぽく中央に設置する所にはこだわりました!
今までも付いていたKOSOの水温系は右側に、ミニクロックは左側に設置しましたヨ。

まあ、デカい!とは言っても
ノーマルと同じぐらい!

振動と強度対策は、右下のスピードメーターにガチガチに接触(ゴム板を挟んだ)させて固定する事でとりあえずOK。
そのうち反対側からもステーを伸ばして補強しようかと・・そのうちネ・・そのうち・・

オドメーターが94,648kmのRZも少ないでしょ?
実走行ですよー
こちらのデイトナのメーターも、もうすぐ15年超えの10万キロ!

「キタコ製」も「デイトナ製」も丈夫な作りで信頼できる!

スピードメーターも10万キロを超えたら、ひと区切りとして交換だな(もう3~4回目ぐらい・・)

【配線について】

汎用タコメーターの配線は、どのメーカーでもだいたい4本あります。
①回転数のパルスを拾う線
②タコメーター本体の+電源
③マイナスアース線
④メーター照明の+電源
 ※④は照明が無い場合はありません。

①今までは迷う事なく一番簡単なプラグコードにグルグル巻き方式だったのですが、今回よ~く考えてみたらRZ-R(1XG)は元々デジタルメーターなので、サービスマニュアルの配線図を確認の上で純正のパルス線(灰色)に直結してみたら問題無くパルスを拾ってくれました♪

なんで今まで20年以上考えなかったんだろ?フジブロス頭悪っ!

②は常時電源(キーをONにすると常に+電気が流れる線)が必要なので、今まで通りフロントブレーキスイッチの+線を分岐して結線。

③は今まで通り純正メーター照明-線の余りに結線。

④も今まで通り純正メーター照明+線の余りに結線。


これでエンジンがかかっている時は常にメーターが動き、ライトスイッチをONするとメーター照明が点灯するようになりました。

これは光らせたらカッコイイぞ~♪ たぶん。

スクリーン越しに見えるデカいタコメーターが
レーシー!

と、言う事で夜に光らせてみると!
ファビュラス!

フジブロス今回の仕事は満足だ。

裸電球のおかげでカウル内も明るい・・

仕事帰りにチェックしてみましたが、LED照明と言う事もあり夜間の明るさもくっきり鮮明です♪
ただし!デカいメーターの固定方法が甘かったようで振動でブレブレ・・

このままでは振動で壊れてしまいそうなので後日、固定方法を見直してバッチリ改善しました。

ただし1つ不満が、、、

こちらのタコメーター、見ての通りヤル気の18,000回転表示なのですが、私のようなストリート仕様のRZで使える回転数と言ったら、どんなに頑張っても10,000回転ぐらい。

普段、その辺を走っているぐらいなら6~7,000回転もあれば十分とすると

針が1/3ぐらいしか動かない、、

う~ん、、つまらない。実につまらない。
せっかくなので、もっとビュンビュン回って欲しい!
そこで~
メーター裏にある「1 2 3」の表示があるスイッチを動かします。

本来このスイッチは表示される回転数を「装着するバイクのエンジン形式や点火回数に合わせる為」にあるのですが、フジブロス号に取り付けたところ
「1」にすると回転数が約2倍
「2」にすると回転数が約1.5倍
「3」にすると回転数がほぼノーマル
と、表示される事が分かりました。

なので~悩んだ結果
「2」に決定!

「1」の約2倍・・本当はこれぐらい動く方が良いのですが、ブン回した時(ギア抜けなどでブン回ってしまった場合含む)に18,000回転を超えてしまう可能性があり、壊れてしまったら元も子もありません。

「2」なら常用域の6,000~7,000回転ぐらい回っていれば、表示は9,000~10,500回転。
まあまあ真上近くまで針が動くようになります!

そう、気分はいつでも
レッドゾーン!

う~ん、相変わらずアホだな俺。

ちなみにコチラのタコメーター
装着後にキタコさんに聞いてみたら「販売終了」との事・・・

うおっ!ギリギリセーフ!

10年後はどんなタコメーターが販売されているのやら。

さて今回はノーマルメーター推しのRZオーナーさんには「何の得も無い話」でしたが、いかがでしたでしょうか?

本来RZのノーマルメーターにはちゃんとタコメーターも付いていますし、壊れて全く手に入らない場合はともかく、取り付けにも手間がかかる社外品に無理に交換する必要は無いですからね。

でもですね、だからこそソコにはノーマルとは違う
喜びと楽しみがある!
ってモンです。それが
カスタム!!

他人とは違う「何か」
自分だけの「何か」

これを求めて今日も愛車を研究中のフジブロスでした!

次回はですね、前回の予告通り「RZレーサーのプラモデル」です。

たぶん・・

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